- 『S.W.A.T.』シーズン4 第7話「復讐の炎」
- S.W.A.T. Season4 Episode7 "UNDER FIRE"
※ネタバレしています。
『S.W.A.T.』シーズン4 第7話「復讐の炎」のあらすじ
ロサンゼルス消防局127分署のハウザー隊長と消防士たちは、火災の通報を受け、出動。ゴミ箱が燃えているだけで、消火を始めようとするといきなり狙撃され、消防士のクーパーが撃たれてしまう。
装甲車で駆けつけたスワット。ディーコンは知り合いのクーパーの応急手当をし、手術の末、クーパーは命をとりとめる。
狙いはロサンゼルス消防局127分署で、通報は消防士をおびき出す罠だった。 2年前、プランスリーテラスのアパートの火事で127分署のハウザー隊長は崩れかけたアパートは危険だと判断し、部下の命を守るため消火を断念していた。 その火事で妻と子どもを亡くしたアダム・マックスは127分署の消防士を恨み、復讐しようとしていた。
127分署の消防士たちがスワットに保護され、アダムは他の署の消防士たちも狙い始める。責任を感じたハウザー隊長はアダムに直接会いに行ってしまう。
アダムは127分署のトレーラーにハウザー隊長を閉じ込め、焼き殺そうとしていた。 ハウザー隊長がトレーラーの中にあったGPSビーコンのスイッチを入れたため、スワットが急行。 スワットは燃え盛る炎を消しながら、ハウザー隊長を助け出す。 トレーラーの床下のドアから逃げたアダムも確保される。
タンはTLIコンペのため、無謀な行動をとったことを反省し、候補から下りることにする。
刑務所にいるストリートの母親カレンは肝臓を悪くしていた。母親を亡くしているモリーはストリートに母親と和解するようにすすめるが、ストリートは母親との複雑な過去から縁を切りたいと思っていた。すれ違うストリートとモリーだったが、クリスの助言もあり、話し合うことにするのだった。
『S.W.A.T.』シーズン4 第6話「偽りの神の声」前回のあらすじと感想はこちら≫『S.W.A.T.』シーズン4 第7話「復讐の炎」の感想
消防士が狙われる
2年前のプランスリーテラスの火事で妻子を亡くし、消防士を逆恨みするアダム。妻子の死を誰かのせいにして怒っていなければ、生きていられなかったのでしょうか…。
消防局のハウザー隊長は部下の命を守るため、プランスリーテラスの火災現場から撤退命令を出していました。 中で人の叫び声が聞こえている中、何もできないなんて…。消防士の人たちもやりきれなかったはず。 あろうことかアダムは妻子を奪った炎を武器にして、消防士たちを狙うのでした。
ずっとアダムに謝りたかったハウザー隊長。撤退命令を出すしかなかったとしても、助けられなかったことを悔やみ、一人でアダムに会いにいくという責任感の強さで、ハウザー隊長の人柄が分かりますね。
それにしても、消防士マニアの人には驚き。しかも、消防士のグッズで稼げるとは…。
警察と消防は普段、ライバルで犬猿の仲らしいですが、グアテマラ料理を食べたり、懸垂勝負をしたりとすっかり打ち解けていましたね。 撃たれたクーパー消防士はディーコンに消防士のヘルメットをプレゼント。命懸けで人の命を守る警察と消防の人には感謝ですね。
ストリートの母親が病気に
ストリートは母親のカレンの健康問題でモリーとすれ違うことに。 散々、振り回されてきたストリートは縁を切るつもりで、刑務所からの電話も無視。いままでのことを考えれば、縁を切りたくなるのも当然。
しかし、母親を亡くしているモリーはストリートに仲直りしてほしいと思い、母親のカレンもDV被害者だと説得しようとするのでした。 モリーとの仲も母親に壊されそうになりますが、クリスの助言でモリーと話し合うことに。
母親と縁を切るにしても、仲直りするにしても、ストリートが後悔しない方法が見つかるといいですね。