
- 『S.W.A.T.』シーズン4 第6話「偽りの神の声」
- S.W.A.T. Season4 Episode6 "HOPELESS SINNERS"
※ネタバレしています。
『S.W.A.T.』シーズン4 第6話「偽りの神の声」のあらすじ
解雇を宣告されたウォルターは2人を殺し、職場に立てこもる。ウォルターはスワットに撃ち殺されることを望むが、ホンドーは生きたまま逮捕する。
クリスは恋人同士のゾーイとディランが口論しているところに出くわす。ゾーイはミラー司教のカルト教会に洗脳され、教会のため物乞いをしてお金を集めさせられていた。 ディランはゾーイをカルトから抜け出させようとしていたのだった。
クリスはゾーイを助け出そうとするが、ゾーイはイエローハウスに送られるとミラー司教を怖がっていた。 ディランはクリスの前でミラー司教の手下に連れ去られてしまうが、ミラー司教を追い詰める証拠は出てこない。
物乞いとして働かされているカルト教会の少女ジェンはイエローハウスという自己改善施設が実際にあると話す。 手下の車の走行ルートからイエローハウスの場所が判明。スワットが突入すると、ディランはケージに閉じ込められ、死んでいた。
ゾーイはミラー司教と強制的に結婚させられそうになっていた。スワットが礼拝堂に突入すると、ミラー司教はゾーイを人質にして逃亡。ミラー司教は駐車場でゾーイと心中しようとするが、クリスがミラー司教を狙撃して阻止する。 信者の女性は目が覚め、少女たちを家に引き取ることを申し出る。
リロイはギャングの一員として警察が監視。父親のリロイと会っていたダリルも要注意人物となってしまう。 ホンドーはダリルにリロイとは家の中で会うほうがいいと忠告するが、ダリルは自分がリロイを更生させられると信じ、外へ食事に向かうのだった。
『S.W.A.T.』シーズン4 第6話「偽りの神の声」の感想
立てこもり事件
タイヤ倉庫での立てこもり事件はクビにされた従業員が起こしたものでした。 上司に冷酷にクビを言い渡され、2人を殺してしまったウォルター。根っからの悪人ではなかったのが、切ない…。
人を殺すのは許されることではないですが、上司は厄介者みたいにウォルターを扱い、ウォルターはそれでキレてしまった模様。 人を殺してしまい、死にたがっていたウォルターでしたが、ホンドーは生きたまま確保。
どんな犯人でも生きたまま確保することがスワットの目標なのでした。
金を巻き上げるカルト教団
クリスはカルト教団にとらわれているゾーイを助け出そうと奮闘。
事情があって家出するしかなかった少女たちを物乞いとして働かせ、その金を全部、搾り取るミラー司教。弱い人を利用し、金を巻き上げるなんて最低ですね。
ディランはミラー司教のことをヒトラーだと言っていましたが、本当に最悪で気持ち悪いカルト教団のリーダーでした。
「祝福の御国」と名付けられた礼拝堂の中にはATMが。金、金、金で信者から金を巻き上げるミラー司教。 洗脳されて、おかしいことに気付かない信者も怖い…。
ミラー司教はイエローハウスと呼ばれる自己改善施設に少しでも反抗した若者を監禁。 物乞いのお金で口紅を買っただけで、狭いケージに監禁するミラー司教。
そして、連れ去られたゾーイの恋人ディランは殺されてしまう結果に。ゾーイとディランが2人とも助かればよかったのに…。
ミラー司教はゾーイと無理やり結婚しようとしていました。スワットに追い詰められると、ゾーイと無理心中しようとする始末。 神のことを利用し、散々、金もうけしたミラー司教は狙撃され、死亡。きっと地獄行き。
ゾーイと強制結婚しようとしたことで、信者たちの目も覚めたよう。信者の女性は少女たちの居場所を世話してくれることに。 「やさしさは奇跡」という言葉が印象的でした。 ひどい目に遭った少女や若者たちが、人々のやさしさで立ち直れるといいですね。
ゾーイの恋人、ディラン役を演じているのは、『メジャークライムス』のラスティ役で知られるグレアム・パトリック・マーティンです。
仮出所したリロイはギャングの一員として警察の監視リストに。接触していたダリルもファイルが作られてしまうのでした。 父親のリロイを更生させられると信じるダリルが危うい…。