- 『S.W.A.T.』シーズン4 第8話「聖戦」
- S.W.A.T. Season4 Episode8 "CRUSADE"
※ネタバレしています。
『S.W.A.T.』シーズン4 第8話「聖戦」のあらすじ
白人至上主義グループ「インペリアル・デュークス」がマイノリティの店を狙った強盗放火事件を次々と引き起こす。
ディーコンは娘のライラが私立学校に通うことに気乗りしなかったが、銃撃の影響で情緒不安定になっているライラのためには私立学校が合っていると感じ、私立学校の事務局長に自分なら学校の警備プランを見直せると売り込む。
ディーコンが休みを取っている間、エリカがホンドーのチームに入る。
白人至上主義グループ「インペリアル・デュークス」のメンバーにアイアンクロスのタトゥーを入れたのはジェド・バーストというタトゥーショップの男だった。 そのタトゥーショップの隠し部屋は集会所になっており、日曜に礼拝が行われていた。
日曜の礼拝に来ていた人物の携帯の位置情報から、「インペリアル・デュークス」のメンバーが浮上。 メンバーの元軍人ジュリアン・マシューズはライブ配信しながら、ワイスユダヤコミュニティセンターで人を殺そうとしていた。 スワットはマシューズが人を殺す前に逮捕。
コンビニを襲ったマッコネルは民家に逃げ込み、屋根裏に潜んでいた。突入したスワットは銃撃され、タンが負傷。マッコネルは銃撃のため屋根裏で死亡する。 エリカは胸を撃たれており、急に倒れると息を引き取るのだった。
『S.W.A.T.』シーズン4 第7話「復讐の炎」前回のあらすじと感想はこちら≫『S.W.A.T.』シーズン4 第8話「聖戦」の感想
エリカが死亡
まさかエリカが突然、死んでしまうとは!
ストリートやタンにデート相手が警官の制服が好きなだけの追っかけギャル男かもしれないとからかわれていたエリカ…。 クリスと新しい部屋に引っ越して、シェフの彼氏とデートもするはずが、いきなりあんなことに。
しかも、少し前まで普通に歩いていたのに、突然、倒れて、そのまま逝ってしまうなんて。 上からの銃撃で防弾ベストでも防ぎきれなかったようです…。
強盗放火事件を繰り返していたのは、白人至上主義グループ「インペリアル・デュークス」。 ナチスのシンボルであるアイアンクロスのタトゥーをし、星条旗のバンダナで顔を隠して、犯行に及んでいました。
白人至上主義のスローガンだという「14ワード」は"We must secure the existence of our people and a future for white children."(日本語訳:「我々は、我々の種族の存続と白人の子どもたちの未来を確かなものにしなくてはならない」)の隠語または略語のことだそう。
14 Words(Fourteen Words)とは、デイヴィッド・レーン(英語版)が考え出したスローガン
白人以外は全部、敵だと思い、人種戦争を起こして、白人が支配する国にしようとする「インペリアル・デュークス」。 タンが言っていたように「憎む相手を作って、不満のはけ口にしているだけ」としか思えませんね。
ユダヤ人のコミュニティセンターに、ライブ配信しながら襲撃するジュリアン・マシューズ。楽しみながら、おびえる人たちを追い詰めていくのが最悪。
「インペリアル・デュークス」のような白人至上主義には、黒人を挑発して手を出してくるのを待ち、白人の攻撃を正当化するというやり方が。
やり方が陰湿かつ卑怯。何度も挑発されても、じっと耐えるしかないというのは精神的にきつそう。 それでも、辛い思いをさせられても、店を立て直すマイノリティの人々の強さが印象的でした。
ディーコンは私立学校の見学に。お高くとまった私立学校に初めは批判的だったディーコンでしたが、娘のライラには合っていると考えを変え、入学できるように学校の警備プランを売り込むのでした。
多額の寄付はできなくても、経営する警備会社と警官としてのスキルを武器にするディーコン。私立学校に入学するにも、親の財力やスキルが必要になるとは…。
家が銃撃されてから情緒不安定のライラがよくなるといいですね。