- 『S.W.A.T.』シーズン4 第11話「ポジティブ・シンキング」
- S.W.A.T. Season4 Episode11 "POSITIVE THINKING"
※ネタバレしています。
『S.W.A.T.』シーズン4 第11話「ポジティブ・シンキング」のあらすじ
スワットを引退したマムフォードはヒックスと共にトレイ・ミッチェルという男を見張っていた。
15年前、マムフォードの名付け子である19歳のトーニャは薬物依存症と闘いながら、ドラッグの売人を逮捕するための情報屋だったが、ヘロインとバッテリー液を注射器で打たれて殺されていた。
マムフォードはヒックスとトーニャを殺した犯人を追い続けていた。 注射器に残っていたDNAからトレイ・ミッチェルに行きつき、照合の結果、トーニャを殺したのはトレイだと判明。 トレイはフェンタニルをもとに偽のオキシコドンを製造し、致死率の高い薬を街で売ろうとしていた。
マムフォードはトレイの海辺のコンドミニアムで撮ったというトーニャの写真を手がかりに、トレイがペーパーカンパニー名義で所有している他の物件を割り出すことに成功。 ヒックスはドラッグの製造工場にいた男から偽のオキシコドンの場所を聞き出し、スワットが突入。 トレイは逮捕される。
引退して仲間が恋しかったマムフォードはボランティアで新人の訓練を助けることが決まる。
クリスはエリカの死から立ち直れず、タンはそんなクリスを助けようとするが、クリスは酒におぼれていく。
ホンドーはダリルとその父親リロイが車の修理工場を起業すると知り、心配するが、自ら開業資金を出すことを決め、ビジネスパートナーになることを決めるのだった。
『S.W.A.T.』シーズン4 第10話「執着」前回のあらすじと感想はこちら≫『S.W.A.T.』シーズン4 第11話「ポジティブ・シンキング」の感想
引退したマムフォードが捜査に協力
スワットを引退したマムフォードとヒックスは15年前に起こった殺人事件を解決するため、張り込みをしていました。
マムフォードは4回目の結婚がうまくいっているようですが、スワットを引退してさみしくなっていたようです。
ネット上の先祖探しサイトから凶器の注射器に残っていたDNAの遠縁の人物から絞り込み、ついに犯人のトレイに行きついたのでした。 遺伝子検査で祖先(ルーツ)が分かるサービスからのDNAデータで実際に未解決だった性犯罪事件や殺人事件が解決したケースもあるそう。DNAデータで犯罪者が逮捕されるのはいいことですが、DNAデータが国に収集されることには批判的な意見もあるようです。
15年前に殺されたのは情報屋のトーニャ。まだ19歳だったトーニャは薬物依存と闘いながら、危険な情報屋の仕事をし、それがバレて殺されてしまったようです。 しかも、トーニャはマムフォードの名付け子…。 トーニャを薬漬けにしたのは、デート相手のトレイでした。若く、未来のある子を薬漬けにして、挙句の果てに殺すなんて、ひどすぎる。
15年も捕まらずにドラッグを売った金で「ポジティブ・シンキング」と言いながら派手な生活をしているトレイは致死率50パーセント以上の偽オキシコドンを製造し、さらに死人を増やそうとしていることが判明。
フェンタニルは麻薬に指定されている強い鎮痛薬で、モルヒネの約292倍の鎮痛効果があるそう。
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フェンタニルをもとに致死率50パーセント以上の偽オキシコドンを作って、売りさばこうとするトレイ。トーニャも殺したやつが15年も逮捕されずにのうのうと生きていたとは…。
それにしても、トレイがマネーロンダリングに使っていた屋内遊園地の「ジャブジャブファンファクトリー」という名前が印象的でした。 ジャブジャブというのはちょっと日本語っぽいですね。
トレイはついに逮捕され、殺されたトーニャの両親もようやくひと区切りをつけることができそう。 マムフォードはボランティアとしてスワットの新人の訓練を手伝うことに。さみしさを感じていたマムフォードに生きがいができてよかったですね。
エリカの死から立ち直れないクリス
エリカの死で、クリスはボロボロに。酔ってバーでけんかをし、スワットの仕事にも支障が…。心配したタンがクリスを支えようとしますが、クリスはお酒におぼれていくことに。クリスはどうなってしまうのでしょう…。
ダリルとリロイに開業資金を用意し、ビジネスパートナーになるホンドー。これでリロイの行動を見張れそうですが、まだまだホンドーの心配は尽きなさそうです…。