- 『S.W.A.T.』シーズン4 第3話「非情なる組織」
- S.W.A.T. Season4 Episode3 "THE BLACK HAND MAN"
※ネタバレしています。
『S.W.A.T.』シーズン4 第3話「非情なる組織」のあらすじ
マフィア ベヌーティ・ファミリーの幹部のロッコはFBIに寝返り、証言するはずだったが、隠れ家がバレ、ボスのピーター・ベヌーティに命を狙われる。
ロッコは撃たれたが、逃亡。ロッコは元妻のジーナに会いにやってきたところを保護される。
ロッコはマフィアに入らないように弟のトニーを守っていたが、ピーターがトニーをマフィアの兵隊にしたため、FBIに寝返っていた。 トニーは兄のロッコを殺すように命じされたが、できなかった。
ピーターは高飛びする資金回収のため、出資したワイナリーに現れる。 ピーターに脅されたトニーの「ボビーおじさん」という言葉から、ピーターが次に狙うのが、選挙資金集めパーティーだと判明。
トニーはプールに沈められて殺されそうになるが、ホンドーが救い出し、兄のロッコと再会する。
逃亡しようとしたボスのピーターはクリスによって確保される。
スワットの中では、TLI(戦術リーダー講習)の候補者にクリス、ストリート、タンが選ばれ、クリスは他の2人をライバル視。 クリスは女性隊員であることの重圧を同じスワット隊員のエリカに愚痴る。
ホンドーは、親友でダリルの父親リロイから仮釈放審査の口添えを頼まれるが、リロイの更生を信じられないホンドーは断るのだった。
『S.W.A.T.』シーズン4 第2話「監視」前回のあらすじと感想はこちら≫『S.W.A.T.』シーズン4 第3話「非情なる組織」の感想
マフィアが寝返った幹部の命を狙う
FBI捜査官が殺され、証言するはずのマフィア幹部ロッコも殺されそうに。いまやマフィアもジリ貧…。 それでも、一つのマフィアが潰れても、また次の犯罪組織が作られるというのが最悪ですね。
それでも、地道に捜査を続ける捜査官は粘り強い。
FBIに寝返り、証言をするはずだったロッコ。マフィアの幹部ということで極悪人かと思いきや、実は弟思いで、弟のトニーだけはマフィアにかかわらせないようにしていたのでした。
しかし、ボスのピーターはトニーをマフィアの兵隊に。しかも、兄のロッコを殺すように命令するなんて、鬼畜…。 そんなことをするボスなら、幹部のロッコに裏切られて当然。
弟のトニーは「ボビーおじさん」という言葉で次に狙われるのが、選挙資金集めパーティーだとヒントを。 兄弟だけで分かる言葉があるというのが、絆ですね。それでも、「ボビーおじさん」という言葉から選挙資金集めパーティーに結びつけるのはちょっと無理がある気も…。
最後はロッコとトニーが生きて再会できて、よかったです。
クリス、ストリート、タンはライバルに
クリスはTLI(戦術リーダー講習)に応募。ストリートとタンも応募していたことから、クリスはイライラ。 クリスがイラついていたのは、女性隊員である重圧や、他の2人には負けたくないというライバル心から。
男社会のスワットでやっていくのは大変そうですが、クリスなら男や女ということ関係なく、活躍できるはず。 それでも、クリス、ストリート、タンの3人がライバルになることで、ギスギスするのは嫌ですね。
リロイの仮釈放の口添えを断るホンドー
ホンドーはリロイの仮釈放の口添えを断ることに。
リロイの息子ダリルのためには、父親が刑務所に入っていた方が安全ですが、ダリルの気持ちを思うと複雑ですね。
黒人であるということだけで危険と隣合わせで、ホンドーの母親が大人になる前に死なないかホンドーのことを心配しなければいけない社会。 自分の子どもが死ぬかもしれないといつも心配しなきゃいけないなんて、想像しただけで恐ろしい…。
仮釈放の口添えを断るとホンドーを脅してくるリロイ。やはりリロイは心を入れ替える気はなさそうです。