- 『エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY』シーズン7【ファイナルシーズン】 第4話「危険な青信号」
- Elementary Season7 Episode4 "Red Light, Green Light"
※ネタバレしています。
『エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY』シーズン7 第4話「危険な青信号」のあらすじ
撃たれたグレッグソン警部が意識を取り戻し、シャーロックとグレッグソン警部は和解する。
その夜、建築資材を運んでいたトラックにバンが衝突し、爆発する事故が起こる。 バンには大量のガソリンが積まれていたため、車爆弾によるテロが疑われる。目撃者によるとトラックの方の信号は青だったという。
死亡したバンの運転手は、ギャング マラ・トレスのメンバーだった。 以前の事件で知り合ったマラ・トレスのアルコン・ゼラヤの居場所を突き止めたシャーロックだったが、アルコンはギャングから足を洗っていた。
シャーロックはアルコンに協力させ、マラ・トレスの情報を聞き出させる。ガソリンを大量に積んでいたのは車爆弾ではなく、くすねたガソリンを転売するためだった。 死亡したバンの運転手ボスコ・ヒメネスは運転のプロで、爆発のとき、助手席に乗っていた男はトラックが赤信号を突っ切ったと証言していた。
シャーロックは信号がハッキングされ、トラックの方もバンの方も青信号だったと突き止める。
故意に衝突事故が起こされたことが判明し、数か月前に、銀行強盗がすばやく逃亡するため信号をハッキングしたハッカーを突き止めたシャーロック。 しかし、ハッカーのオーバーロードによると、自分が作ったウイルスは使われていないという。
さらに、ターゲットはバンではなく、トラックの方だったと判明。 トラックが走るルートの信号が次々と操作され、衝突事故を起こすように仕向けられていた。
トラックはビルの建設現場に世界最速のエレベーターを運んでいる途中だった。 衝突でエレベーターが壊れ、デワッシュ社が手掛けるビル建設の工期は遅れることに。そうなれば、デワッシュ社が入札した次のビル建設はマラネク建設がやることになる。
マラネク建設のオーナーであるキャメロン・マラネクの娘婿はハッカーのオーバーロードの資料をくれた運輸局員のソール・マラネク・ハレビーだった。ソールが信号を操作し、事故を引き起こしたのだった。
マラ・トレスにはソール・マラネク・ハレビーが事故を引き起こした犯人だという密告があり、マラ・トレスはソール・マラネク・ハレビーを射殺してしまう。
シャーロックは裏で糸を引いているキャメロンを逮捕するため、罠を仕掛け、見事、成功させる。
意識が戻ったグレッグソン警部により、ミアーズの証言はウソだったと判明。共犯者をかばっていた。
ミアーズは「ゾンビを殺せ」というシューティングゲームのチャット機能でルークレッドという人物と連絡を取り合っていたことをジョーンは突き止める。
ミアーズは面会に来た妻に、電話番号が書かれた「ジョーンは厄介だと彼らに伝えろ」というメモを渡すのだった。
『エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY』シーズン7 第3話「倉庫に眠る秘密」 前回のあらすじと感想はこちら≫『エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY』シーズン7 第4話「危険な青信号」の感想
グレッグソン警部の意識が戻る
シャーロックの夢でしたが、墓地のシーンではグレッグソン警部が死んでしまったのかとびっくりしましたね。 シャーロックの夢には殺人ピエロまで登場。怖い…。
実際には、グレッグソン警部は意識が戻り、順調に回復。 シャーロックとも和解できて一安心でしたね。
衝突事故は仕組まれていた
今回の事件は、以前のテロ計画と関係はありませんでしたが、トラックとバンが衝突し、爆発事故に。 運転手を助けようとして爆発の犠牲になった女性が気の毒。
車爆弾(VBIED)ではなく、くすねたガソリンを大量に積んでいただけだったバンでしたが、衝突事故で爆発したのでした。
テロではありませんでしたが、バンに乗っていたのは。ギャング マラ・トレスのメンバー。
さっそく、マラ・トレスのアルコンに話を聞くシャーロック。まさか顔のタトゥーまできれいに消して、子どもたちのサッカーのコーチをしていたとは驚きの転身!
マラ・トレスのアルコンはシーズン5の第2話と第24話に登場していました。
アルコン役を演じるのは、『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き (ミステリー作家のNY事件簿)』の刑事ハヴィエル・エスポジート役で知られるジョン・ウエルタスです。
信号が両方、青だったため衝突事故が起こったことを突き止めたシャーロック。
シャーロックが最初に疑ったのは、FBI DEA ICEなどの連邦機関。 マラ・トレスをテロ組織と認定できれば、予算も増え、ギャングを撲滅できるというメリットが。 連邦機関まで疑うという発想がすごいですね。
結局、連邦機関はシロ。 ですが、連邦機関の運輸局員が信号を操作していたことを考えると、あながち見当外れではなかったようです。
信号を操作できるウイルスを作ったハッカー オーバーロードを捜すシャーロックは、ハッカー集団のエブリワンに協力を要請。 その交換条件はまたしても奇妙なことでしたね。
「あらゆるタンクの水をゼリーにすること」というゼリー指令がエブリワンからシャーロックに出され、大量のゼリーの粉が…。
瞑想タンクの水が全部、ゼリーになるのはちょっと面白そうですが、トイレのタンクの水までゼリーになるのは、恐怖でしかない。
シャーロックはいつもエブリワンに遊ばれていますね。
信号を操作し、事故を発生させた目的は、トラックで運ばれていたエレベーターを破壊するためでした。 ビルの工期を遅らせ、ライバルの建設会社マラネク建設が次のビル建設の契約を手に入れようと画策。
以前から、建築資材を運ぶトラックを妨害し、ついには事故まで起こしたというのが、陰湿ですね。 それに加担していたのは、マラネク建設のオーナー キャメロンの娘婿で、運輸局員のソール。
娘婿を嫌っていたキャメロンは、証拠を消すため、ソールのことをギャングのマラ・トレスに密告し、消させるというあくどさ!
シャーロックはキャメロンを逮捕するため、罠を仕掛けることに。 エレベーターを製造している日本の会社に以前、仕事を依頼されたことがあるというシャーロックは、顔が広くてびっくり。
日本の会社に「代わりのエレベーターが届く」と電話してもらい、キャメロンのスパイ サンドラ・ベイが、キャメロンへ電話するように仕向けていたシャーロック。 これで、キャメロンは一巻の終わり。
テロではなく、ビル建設に絡んだあくどい計画だったとは、意外でしたね。
ジョーンに危険が?
ジョーンはグレッグソン警部を撃ったミアーズを引き続き捜査することに。 やはりミアーズには仲間がいるようです。
テロリストではないと言い張るミアーズ。 正義のためだと妄信しているのでしょうか…。
「ゾンビを殺せ」というゲームのチャット機能で話していた「ルークレッド」という人物が仲間のようです。 「ジョーンは厄介だと彼らに伝えろ」と妻に頼んだミアーズ。ジョーンの命が狙われそうで心配ですね。
ドラマの中で流れた曲
- Perfect People - THE WALLS GROUP
- Bad Feeling - REUBEN AND THE DARK, AG