- 『エレメンタリー ホームズ ＆ ワトソン in NY』シーズン7【ファイナルシーズン】 第2話「凶弾」
- Elementary Season7 Episode2 "Gutshot"
※ネタバレしています。
『エレメンタリー ホームズ ＆ ワトソン in NY』シーズン7 第2話「凶弾」のあらすじ
グレッグソン警部が何者かに撃たれ、瀕死の重傷を負ったという連絡がベル刑事から入り、ジョーンはニューヨークへ。
ベル刑事と銃撃事件の捜査をするが、シャーロックも逮捕される危険をおかし、偽名でニューヨークに来ていた。 グレッグソン警部はどこかで銃撃戦となって撃たれ、車に乗り込んで逃げている途中で、衝突事故を起こしていた。
シャーロックはグレッグソン警部が署からの帰宅途中ではなく、どこか別の場所へ行っていたことをタイヤ痕から突き止める。 グレッグソン警部の着ていた服には、赤い粘土と土の混合物が付着しており、銃撃戦の現場は近くの野球場だと判明。 野球場の売店に残っていた弾痕からにおいがし、売店の壁を引き剥がすとミイラ化した死体が隠されていた。
死体は8か月前に失踪したコミュニティカレッジの学生ティム・ブレッドソンだと判明。グレッグソン警部はティムの母親に頼まれ、ティムの行方をさがしていた。
問題児のティムは数多くの犯罪をおかしていたが、父親が警官で罪をもみ消し、被害者たちから恨まれていた。 ティムは悪友のディラン・ハラランからも車を盗んでいた。
放置され、警察に押収されていたその車のトランクからは、肥料爆弾の痕跡が見つかる。 ティムは車爆弾でフェリーを爆破し、乗客ごとフェリーを沈めるテロ計画を実行する前日に殺されたことが明らかになる。
爆弾の材料はティムの母親のカードで購入されており、カードの履歴から、ティムはユースホステルに偽名で滞在していたことが判明。 近くの防犯カメラには、以前、バーでケンカを売られて、殴られたというティムの被害者の1人である元軍人のパトリック・ミアーズがティムを銃で脅し、連れ去る姿が映っていた。
パトリックはティムを殺したことや、ティムの死体を隠した野球場の売店をグレッグソン警部に突き止められることを阻止しようと銃撃したことは認める。 しかし、ティムのフェリー爆破計画は知らなかったと言い張る。
シャーロックとジョーンはパトリックもテロ組織の一味で、問題のあったティムを始末したのではないかと疑う。
シャーロックはジョーンに他にもテロ計画があるかもしれないとニューヨークに残るように言う。 シャーロックはロンドンへ戻ると言うが、FBIに自らマイケル・ローワン殺しの容疑者として出頭するのだった。
『エレメンタリー ホームズ ＆ ワトソン in NY』シーズン7【ファイナルシーズン】 第1話「ホームズ＆ワトソン in ロンドン」 前回のあらすじと感想はこちら≫『エレメンタリー ホームズ ＆ ワトソン in NY』シーズン7 第2話「凶弾」の感想
グレッグソン警部が撃たれた事件を捜査
グレッグソン警部が撃たれ、ニューヨークに戻ってきたシャーロックとジョーン。
アメリカに戻れば、逮捕されるという危険をおかしてニューヨークに戻ったシャーロック。 偽造パスポートで入国し、捜査中の偽名は「ハーラン・エンプル」に。
ハーラン・エンプルはたびたびシャーロックの捜査に協力してくれる数学者でしたね。
グレッグソン警部が撃たれた現場が野球場だと探し当てたシャーロックたち。 まさか野球場の売店の壁の中に死体が隠されていたとは驚き！ しかも、遺体はミイラ化…。
ミイラ化していた遺体の身元は学生のティムでした。 8か月前に失踪し、心配した母親がグレッグソン警部に捜索を頼んでいたことも判明。
母親の話でははっきりわかりませんでしたが、ティムは相当なワルでした。しかも、父親が警官で罪をもみ消していたというのが、最悪ですね。
そのせいで、大勢から恨まれていたティム。 ケンカを売り、人をすぐに殴り、それでも、逮捕されないティムは、なんと爆弾まで作り、テロを起こそうとしていたことまで明らかに。
まさかグレッグソン警部の銃撃がテロ計画にまでつながっていたとは驚きですね。
車のトランクには肥料爆弾の痕跡が。 元軍人のティモシー・マクベイが起こした「オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件」でも、硝酸アンモニウム肥料を使った爆弾が使われたそう。
たった932ドルで爆弾を作れてしまうのも、ゾッとしますね。
フェリーの中で爆破し、乗客ごと沈めるテロ計画に関わっていたティム…。実行前日に殺されたというのは偶然ではないはずですが、犯人のパトリックはフェリーについては知らないと言い張るのでした。
元軍人で、家族もいるパトリックが、バーでケンカをしただけのティムを恨んで殺すのは、確かに変ですね。ティムがひとりで爆弾を作ったとも思えない。
グレッグソン警部にティムの死体を見つけられては困ると、銃撃までしたパトリック。 やはり裏にはテロ組織が絡んでいるのでしょうか…。
グレッグソン警部を撃った犯人は見つかりましたが、すっきりしない結末でしたね。
シャーロックはFBIに出頭する
意識が戻らないグレッグソン警部に話しかけるシャーロック。 グレッグソン警部が回復して、また前のように話せるといいですね。
グレッグソン警部を撃った犯人が捕まり、ロンドンへ戻ろうとするジョーン。しかし、シャーロックはジョーンに残って、テロ計画について調べるように言うと、自分はFBIに出頭してしまいました。
FBIに何か取引を持ちかけて、アメリカに住めるように交渉するつもりなのでしょうか…。
ドラマの中で流れた曲
- 99 - ELLIOT MOSS
