- 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 第8話「父+息子+父+女リーダー」
- MACGYVER Season4 Episode8 "Father + Son + Father + Matriarch"
※ネタバレしています。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 第8話「父+息子+父+女リーダー」のあらすじ
連邦政府ビルで爆弾が爆発。以前、マクガイバーの父ジェームズがマクガイバーを救うための作戦で息子を失ったメイソンが犯人かと思われた。
マクガイバーとジェームズはメイソンの隠れ家を突き止めるが、ビルの爆破は「コーデックス」の仕業で、マクガイバーたちをおびき寄せるための罠だった。
フェニックス財団にはCIAのバークが乗り込んできて、マティを尋問。「ファイル47」について話せと言う。 実はバークは暗殺を専門にし、フェニックス財団の前身DXSが考案した「ファイル47」の関係者を抹殺していた。
しかし、DXSの職員で「ファイル47」の考案者の1人だった主任物理学者グウェンドリー(グウェン)・ヘイズを、バークは「コーデックス」から金をもらい、見逃していた。 そのグウェンこそ「コーデックス」のリーダー タイタンだった。
マクガイバーとジェームズ、メイソンは拉致され、グウェンの屋敷に連れてこられる。 グウェンはマクガイバーの母親と姉妹で、マクガイバーのおばだった。
「ファイル47」は一連の自然災害を引き起こして世界を混乱に陥れ、エネルギーの枯渇 人口増加 食料不足 難民問題 政情不安などをリセットボタンを押すことで解決しようとする計画だった。 グウェンはマクガイバーをひきいれようと、私たちは神で、マクガイバーの母親もDXSの職員で計画の発案者だったと話す。
ジェームズとメイソンは敵同士だったが、「コーデックス」を前にし、お互いに協力することに。 ジェームズとメイソンはガソリンで爆弾を作っている途中、敵に見つかり、ジェームズはメイソンをかばって撃たれてしまう。 メイソンはそのことに感銘し、マクガイバーを助けに向かう。
マクガイバーは見張りを倒し、メイソンと合流。 爆弾を爆破して逃げようとするが、ジェームズが撃たれたとき、点火装置が壊れていた。
がんが再発し、余命わずかのジェームズは、グウェンを止めるように言い残し、マクガイバーを逃がすため、手動で爆弾を爆破させ、亡くなる。
グウェンは屋敷を爆破し、証拠隠滅をして撤収。 父親を失ったマクガイバーは、「コーデックス」を止めることを固く決意する。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 第7話「マック+デジィ+ライリー+オーブリー」 前回のあらすじと感想はこちら≫『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 第8話「父+息子+父+女リーダー」の感想
「コーデックス」のリーダーはマクガイバーのおばだった
ついに「コーデックス」のリーダーの正体が判明! なんとマクガイバーのおばでした。 まさか家族だったとは…。
連邦政府ビルでは爆発が。それは、マクガイバー親子に恨みを持つ、メイソンの仕業かと思われましたが、「コーデックス」の罠。
メイソンは『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3の最終話 第22話「メイソン+ケーブル+選択」で、フェニックス財団に侵入した犯人でしたね。
「コーデックス」はマクガイバーとジェームズをおびき寄せるため、連邦政府ビルを爆発するというとんでもない組織。
メイソンの家に向かったマクガイバーとジェームズは、メイソンの仕掛けたトラップにかかることに。 まさか上から地雷が落ちてくるとはびっくりしました。
「ファイル47」
一方、フェニックス財団にはCIAのバークが乗り込んできました。
「ファイル47」についてマティに尋問するバークでしたが、最後には形勢が逆転。マティがバークを尋問し、逃がしたグウェンの情報を手に入れることに成功。 さすがマティでしたね。
テロ集団「コーデックス」のトップはマクガイバーのおば グウェン。 おばもDXSの職員だったというのも驚きですが、マクガイバーの母親までDXSの職員だったという意外な事実が明らかに。
マクガイバーは科学者一家に生まれたようですが、まさか家族がこんなに関わっていたとは…。
しかも、グウェンは世界を救うためなら、犠牲者が出ても構わないという過激な考えの持ち主でした。 一緒に神になろうとマクガイバーも「ファイル47」の計画に誘うグウェン。自分を神だと思っている時点で、ヤバいですね。
メイソンが「地獄のプレゼンだ」と言ったのが印象的。
「コーデックス」はかなり巨大で組織化されている模様。メイソンの山小屋を襲ってきたときも、武装した兵士たちが大勢いました。
グウェンはトラスドブソニアン望遠鏡で見える観測史上最も遠い星「イカロス」のことをマクガイバーに話すのでした。 「イカロス」は90億光年もかなたにある星だそう。
ギリシャ神話ではダイダロスが蝋で翼を作り、息子イカロスがその翼で飛び、太陽に近づいて墜落死したという物語で有名です。 イカロスの物語は人間の傲慢さやテクノロジーを批判するものですが、グウェンは神になって世界の問題を終わらせようという話をするのでした。
CIAがDXSの職員を暗殺したという話も怖いですが、バタフライエフェクトの話をして、マクガイバーを仲間にしようとするグウェンも怖い…。
マクガイバーを逃がすため、ジェームズが犠牲に。 がんが再発し、余命わずかだったとはいえ、悲しい最期でした。
敵同士だったメイソンとジェームズがお互いに協力しあう姿はいいものでしたね。 メイソンとジェームズは息子を愛していたという点では、同じ父親として分かり合えたようです。
父親を亡くしたマクガイバーは「コーデックス」を止めることを決意。 マクガイバーはおばのグウェンとの戦うことになりそうですね。家族同士で争うことになるとは、悲しい…。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4の登場人物・キャスト
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 登場人物・キャストの紹介はこちら≫
今回の『MACGYVER/マクガイバー』の主なDIYなど
- 磁石でボンネットにくっついたリモコン式の対人地雷をホッケースティックに巻き付けたスピーカーケーブルでショートさせる。
- 懐中電灯の銅線をアーミーナイフに巻き付けて電磁石にし、腹に刺さった地雷の破片を取り出す。
- 望遠鏡の鏡で月の光を反射させ、見張りの目をくらませる。