『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 第1話「爆発+灰+遺産=フェニックス」あらすじと感想 ネタバレ注意 !

海外ドラマ『MACGYVER/マクガイバー』
  • 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 第1話「爆発+灰+遺産=フェニックス」
  • MACGYVER Season4 Episode1 "Fire + Ashes + Legacy = Phoenix"

※ネタバレしています。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 第1話「爆発+灰+遺産=フェニックス」のあらすじ

1年半後。元FBIに侵入されたことで、フェニックス財団は閉鎖に追い込まれ、マクガイバーは大学の教授になっていた。

そんなマクガイバーのもとに、軍事会社スピアヘッド社を経営するラス・テイラーという男がやって来る。ラスは元MI6で、軍事会社スピアヘッド社には悪い評判があった。

ラスは諜報員としての仕事があるとマクガイバーをスカウトしに来たが、マクガイバーは断る。 しかし、次世代のボツリヌス毒素を使った生物兵器「ハデス」が武器商人のカーバーに売られ、大勢の命が危険だと聞き、協力することに。

バラバラになっていたライリーやボーザー、デジィを集め、生物兵器の買い手を突き止めるためにカーバーの武器のオークションに潜入。 マクガイバーはカーバーの台帳を複写し、ライリーが暗号を解読。実は生物兵器「ハデス」を作ったのは、ラスのスピアヘッド社だった。

ラスはたった1グラムで大都市の人口を一掃できる生物兵器「ハデス」を生み出したことを後悔し、回収しようとしていた。

「ハデス」の買い手は、フェニックス財団の前身機関だったDXS時代に諜報員だったマーティン・ビショップだった。 マティのコネで機密情報となっていたビショップのファイルを見ると、死亡となっていた。 ビショップは死を偽装していた。

マクガイバーは生物兵器「ハデス」を使うためにビショップはロケットを作ると推測。ロケットの材料が運ばれた作業場を絞り込み、ビショップを追い詰める。

マクガイバーは麻酔としても使われる亜酸化窒素を吸わせて、ロケットのある場所を自白させようとするが、ビショップは腕時計に仕掛けてあった毒で自殺してしまう。 ビショップはロケットではなく、魚雷で「ハデス」をばらまこうとしていた。

送水管の直径と弾頭の直径を比較して標的の給水所を絞り込むマクガイバー。 給水所で水の流れを止め、ポリアクリル酸ナトリウムを送水管に投入し、水を吸収させ、ゲル状の膜を作ることで衝撃を吸収させ、魚雷の進行と爆発を防ごうとする。

しかし、ポリアクリル酸ナトリウムはだまになり、かき混ぜる必要が。マクガイバーは自ら飛び込んでかき混ぜるが、ゲルから抜け出せなくなってしまう。 ラスとデジィは間一髪でヘリからのロープでマクガイバーを引き上げることに成功する。

ラスはフェニックス財団を買っていて、ビショップの他にもいるという同志や、世界の危機を救おうとマクガイバーたちのチームを誘う。 マクガイバー、ボーザー、ライリー、デジィ、マティは、参加することを決めるのだった。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3の最終話 第22話「メイソン+ケーブル+選択」 前回のあらすじと感想はこちら≫

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4 第1話「爆発+灰+遺産=フェニックス」 の感想

フェニックス財団は閉鎖されていた

いきなり1年半後になっていたシーズン4。

シーズン3の最終話シーズン3の最終話 第22話「メイソン+ケーブル+選択」で、元FBIのエリオット・メイソンに侵入されたことで、フェニックス財団は閉鎖に追い込まれていたことが発覚…。 まさか、フェニックス財団が閉鎖になっていたとは驚きですね。

マクガイバーは大学の教授になっていましたが、学生はやる気ゼロ。 カリウムを水に投入して、爆発を起こし、寝ている学生を起こすのでした…。

マクガイバーのスキルを求めてやって来たのは、悪名高い軍事会社スピアヘッド社のラス・テイラー。 ラスはイギリスの諜報機関MI6の元スパイ。なんとMI6の心理作戦部にいたという過去も。

世界で起きている裏の動きを読み、怪しい動きを察知したというラス。 マクガイバーはパレイドリアでただの錯覚だと指摘。 パレイドリアは壁の染みが顔に見えたりする現象のことだそう。

フェニックス財団が閉鎖され、ライリーはパソコン修理の仕事を。ボーザーは「愛+銃+死」という映画を製作。 デジィはクラブの用心棒をしていました。

1年半の間に、付き合って別れていたマクガイバーとデジィ…。かなりひどい別れ方をしたようです。

マティはローマ帝国の衰退を招いたとされるフン族の王アッティラが開拓者だと講演。破壊神と呼ばれていたマティが、破壊神アッティラの話をしているとは…。マティは自己啓発セミナーを開いていたようですね。

生物兵器を追うマクガイバーたち

生物兵器「ハデス」が使われるのを止めるために再び集まったマクガイバーたち。 「ハデス」は次世代のボツリヌス毒素が使用され、たった1グラムで大都市の人口を一掃できる恐ろしい生物兵器。

ギリシャ神話でハデスは、冥界の神のこと。

周囲を破壊することなく人間を消せるという生物兵器が恐ろしい。 しかも、その恐怖の生物兵器を開発したのは、ラスでした。 しかし、生み出したことを後悔し、回収しようとしていたラス。

「ハデス」で大勢の命を奪おうとしているのは、ビショップという男だと判明。

紙に書かれた情報をコピーする方法にはびっくり。インクは文字として読める形で紙の上に残される化学物質という認識が新しいですね。 ビショップもかつてはマクガイバーのような諜報員でしたが、闇の組織に落ちてしまったようです。

「ハデス」を拡散させるロケットの場所を吐かせようと、亜酸化窒素を吸わせるマクガイバー。 亜酸化窒素は笑気ガスとも呼ばれ、歯科医で麻酔として使われることもあるそうです。

ビショップは世界中に同志がいると言って自殺。気候変動を危惧し、過激な行動を起こして地球を救おうとする組織があるようですね。

知識は応用しなければ、意欲は行動に移さなければ」というマクガイバーも引用していたダ・ヴィンチの言葉を口にしていたビショップ。 腕時計に仕掛けてあった毒で自殺までするとは…。

ゲルで魚雷を止める

「ハデス」は魚雷に取り付けられ、発射。 ポリアクリル酸ナトリウムを水に混ぜ、ゲル状の膜を作り、魚雷を止める作戦を思いついたマクガイバー。

爆破まで防げてしまうゲルがすごいですね。 ポリアクリル酸ナトリウムはコンクリート強度を上げたり、赤ちゃんのおむつにも使われるポリマー。 やっぱり、おむつ工場で調達したのでしょうか…。

ゲルに飲み込まれてしまったマクガイバーでしたが、間一髪で引き上げられることに。

チームは再結成されることに。元MI6のラスが加わり、どうなっていくのか楽しみですね。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン4はアメリカで2020年2月から放送が開始され、新型コロナウイルスの影響でエピソード数が減少し、全13話となっています。

2020年7月には『MACGYVER マクガイバー』『HAWAII FIVE-0』『私立探偵マグナム』などアメリカの人気ドラマのリメイクを手がけるショーランナーのピーター・M・レンコフが差別やいじめなどをして「有毒な労働環境」を築いたとして解雇に。

主人公のマクガイバーを演じるルーカス・ティルはピーター・M・レンコフのせいで「自殺を考えた」と告白しています。

『MACGYVER/マクガイバー』はシーズン5は?

『MACGYVER/マクガイバー』はシーズン5の製作も決定しています。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3の登場人物・キャスト

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

今回の『MACGYVER/マクガイバー』の主なDIYなど

  • ニュートンの慣性の法則によると外力が働かなければ物体は同じ動きを続ける。 つまり順調に進む人生は外力が働くと劇的に変わることがある。
  • カリウムを水に入れ、爆発させる。
  • インクに熱を与え、複写する。
  • ホースや空き缶、ペットボトルで、麻酔の亜酸化窒素を吸うわせる装置を作る。
  • ポリアクリル酸ナトリウムを送水管に混ぜ、ゲル状にして魚雷を止める。
  • リュックをハーネスにして、ゲルからヘリで引き上げてもらう。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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