『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第16話「逃してしまった人」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意!

  • 『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第16話「逃してしまった人」
  • 9-1-1 Season3 Episode16 "The One That Got Away"
海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』

※ネタバレしています。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第16話「逃してしまった人」のあらすじ

ビルの火災で耳の不自由なグラディスが逃げ遅れ、バックは屋上からロープで降下し、なんとか救助する。

グラディスを心配していたアントンには甲状腺の病気がある可能性が。ヘンは甲状腺の病気が疑われ、高カルシウム血症による不整脈かもと看護師に伝えるが、その後、アントンは亡くなったことが判明。 ヘンは怒りを覚える。

料理対決のテレビ番組では、シェフのモーリスが高圧ガスの容器でクリームを泡立てようとして、容器が爆発。モーリスの胸に部品が突き刺さる。

アントンが亡くなったことでヘンはモーリスの命を救いたいと、救急車の中で開胸術をし、傷ついた動脈をつまみ、出血を止める。 病院に到着し、看護師はヘンの処置に批判的だったが、ロイス医師はヘンの判断は正しかったと褒める。

1人で飲みに出かけたバックは孤独な元消防士のレッドと出会い、意気投合。 レッドは消防士の仕事で忙しく、昔、婚約者のシンディと別れていた。

バックはシンディが数年前に夫を亡くしたことを突き止め、レッドとシンディをくっつけようとする。しかし、シンディは認知症で、レッドを覚えていなかった。

バックはレッドと自分を重ね、自分も将来、孤独になることを不安に感じていた。

レッドは中皮腫で、余命わずかだった。バックは消防士の仕事に人生を捧げたレッドに感謝を伝えようと、消防士の仲間を集めて敬礼で見送り、消防車で家まで送るのだった。

レッドは亡くなり、葬儀費用は消防局が出すことに。 マディはレッドと自分を重ねるバックに1人にしないと約束する。

ある親子は電動のキックボードで道路を走っていたが、ドローンが墜落してきて、激しく転倒。アシーナはドローンを操縦していた男ジェフリー・ハドソンに違和感を覚え、逮捕する。

ドローンで撮影された映像から女性を盗撮していたこと判明するが、FBIが釈放してしまい、ジェフリーは逃亡。 ジェフリーの家の車庫に残された映像には女性を暴行する動画が。ジェフリーは連続レイプ犯だった。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第15話「エディの過去」前回のあらすじと感想はこちら≫

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第16話「逃してしまった人」の感想

火災現場で救助された人が病院で亡くなる

テキストで通報できるシステムで助けを求めてきた耳の不自由なグラディス。日本でも、音声通話が困難な人のためにスマホのアプリで文字や画像で警察へ通報できる「110番アプリシステム」というのがあるそうです。

最初、グラディスはねこちゃんかと思われていましたが、女性でした。グラディスを心配していたアントン。 屋上から降下し、グラディスを救助するバック。体当たりして窓ガラスを割って、部屋の中に飛び込んだり、かっこよかったですね。

屋上が崩れ落ちそうになり、ロープに火が燃え移ったりと、ドキドキする展開に。エアバッグで助かり、一安心しました。

しかし、アントンは病院に搬送されたにもかかわらず、亡くなったという悲しいニュースが。 アントンは甲状腺の病気で、高カルシウム血症による不整脈かもと看護師に伝えていたヘン。その情報は無視されてしまったようです。

病院に搬送され、助かると思っていたのに、亡くなってしまうなんて…。

病院が信用できなくなったヘンは、シェフの命を救うため、救急車の中で開胸術を強行。

生クリームを泡立てるため高圧ガスを使おうとしたシェフのモーリス。 亜酸化窒素ガスで空気のように軽い泡を作る調理法はエスプーマというそう。

実際に死亡事故も発生しており、エスプーマの爆発事故で胸に部品が当たったケースも。その他にも、歯が折れたり、骨折や、失明したケースもあるそうで、フランスの消費者団体は警告を発しています。

日本では禁止されている亜酸化窒素の代わりに二酸化炭素が使われており、二酸化炭素を使ったものでは食感が変わるそうですが、事故が起きる可能性は低いといわれているそうです。

エスプーマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 亜酸化窒素を使い、あらゆる食材を ムースのような泡状にすることができる画期的な調理法として、注目を浴びている。 なお"espuma"とは スペイン語で「 泡 」を意味する。 専用の器具に材料を入れ密封し、亜酸化窒素ガスの ボンベでガスを封入し、器具全体を振る。 ノズル を操作すると、食材が泡状になって出てくる。 ...

まさか調理器具が命を奪う凶器になってしまうとは…。

ヘンは開胸術でシェフの命を救いますが、看護師は規則を破ったと批判的。 ヘンをにらみつける顔が怖い…。

孤独な元消防士のレッド

1人で飲みに出かけたバックは元消防士のレッドと意気投合。 レッドの本名はジョン・デラクロイ。レッドはというあだ名は、頭に血が上りやすいと呼ばれた「コードレッド」からでした。

孤独なレッドに自分を重ね、何とか助けになろうとするバック。 婚約者だったシンディとくっつけようとしますが、シンディは認知症でレッドのことも認識できなくなっていました。

「愛する人が自分を見てるけど認識してないのが分かるのはつらい」というバック。 シンディと再会して、孤独な生活も変わるかと思っていましたが、残酷な結果に。

去っていった元恋人のアビーのことを思い出すバック。アビーのことが忘れられないようですね。

消防士の仕事に人生を捧げたレッドは中皮腫で余命わずかでした。中皮腫はアスベストが原因と言われ、アスベストを吸ってから中皮腫が発生するまでの期間は40年ほどとされているそう。 消火活動でアスベストを吸い込んだせいで中皮腫というがんを患うことになってしまったようです。

まさに消防士として命を懸けて、多くの人々の命を救ってきたレッド。最後にバックに出会えてよかったですね。

ドローンを操縦していた男は性犯罪者だった

ドローンが道路に墜落し、電動キックボードに乗っていた親子が転倒する事故が発生。父親が生け垣に突っ込んで、足しか見えないのは、まるでマンガみたいでしたね。

さいわい、親子はケガで済んだようですが、ドローンを操縦していたジェフリー・ハドソンは、連続レイプ犯でした。

ジェフリーを逮捕したアシーナの直感は当たりましたが、ジェフリーはFBIの指示で釈放され、逃亡。

ただドローンで盗撮していただけでなく、女性を暴行していたジェフリー。 卑劣な凶悪犯を取り逃がすことになってしまいました。 一刻も早くアシーナに逮捕してほしいですね。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の登場人物・キャスト

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Come Back Bird - THE CHEVELLE V
  • Hard Road - BABY
  • Yesterdays - BILLIE HOLIDAY
  • Scorpion - THE CARNATIONS
  • Hold the Line - TOTO
  • Keep Me in Your Heart - WARREN ZEVON

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