- 『S.W.A.T.』シーズン3 第1話「空からの脅威」
- S.W.A.T. Season3 Episode1 "FIRE IN THE SKY"
※ネタバレしています。
『S.W.A.T.』シーズン3 第1話「空からの脅威」のあらすじ
ホンドーとダリルはオーストラリア旅行から戻り、ホンドーの父親ダニエルが勝手に自宅に住み始めたことを知る。 スワットのディーコンやルカたちは休暇から戻ったホンドーがする癖を1つずつ選び、やらなかったらパーティー代を払う賭けをする。
ホンドーが戻ったスワットのチームはセレブを狙う泥棒コルソンを捕まえにタワーマンションへ。 しかし、タワーマンションの近くを飛んで行ったドローンがビーチで爆発。ホンドーたちはコルソンの逮捕を中止し、ビーチへ。ドローンの爆発物が爆発し、死者が6人出ていた。
リンチ警部補が捜査に加わり、各方面の専門家に知り合いがいるリンチは人脈の広さを捜査に役立てる。
ストリートはDV被害者を救うヒックスの娘モリーの仕事を手伝う。 そんな中、再びドローンが爆発。
シリアルナンバーからドローンは4台まとめて購入されていたことが分かる。購入したのはホームレスのブリュースター。男に頼まれてドローンを購入していた。その途中で立ち寄ったスタバの防犯カメラには犯人のネイト・ウェスタリーが映っていた。
ウェスタリーは元陸軍の兵士で、イエメンの女性カリラをアメリカに呼び寄せ結婚する気だったが、カリラはアメリカのドローン攻撃の巻き添えになり、死んでいた。 ウェスタリーは恋人を殺された復讐をしていたのだった。
ダウンタウンで狙ったのは、そのドローンを操縦していたティム・ミラー。そして、ビーチで狙ったのは無人機のドローンを設計したエンジニアだった。 ドローン爆発による巻き添え被害も「アメリカ人の命は外国人より重いのか」というメッセージを含んでいたのだった。
ウェスタリーの次の狙いは恋人が巻き添えになった攻撃を命令したブラウニング大佐だった。 陸軍士官学校でスピーチするブラウニング大佐と600人の生徒をドローンで狙うウェスタリー。
電波でウェスタリーの位置を特定する間、ホンドーたちはドローンをひきつける作戦を実行。 ブラウニング大佐を車に乗せて、ドローンをひきつけて車を走らせる。そして、トンネルの中で遠隔操作できる無人の車にすり替え、ブラウニング大佐を保護。
ウェスタリーは車がすり替えられたことに気付かず、無人の車をドローンで追跡し、爆破する。 ドローンの電波でウェスタリーの位置を特定し、ホンドーたちは建物の中に逃げ込んだウェスタリーを追い詰める。
ウェスタリーは残っていたC4を爆破すると脅すが、ディーコンが猫の鳴き声を再生しておびき出して撃ち、無事に逮捕される。
ホンドーの癖を当てる「ホンドービンゴ」はディーコンが負け、ルカの家でのパーティー代を1人で払うことに。
ホンドーは気まぐれな父親のダニエルがダリルに悪影響を与えないかと心配する。 ダニエルはホンドーの母親シャリースと再会。険悪な空気が流れる。
咳き込むダニエルは血を吐いていたが、ホンドーたちには隠すのだった。
【終】『S.W.A.T.』シーズン2の最終話 第23話「人民裁判」前回のあらすじと感想はこちら≫『S.W.A.T.』シーズン3 第1話「空からの脅威」の感想
オーストラリア旅行から戻ったホンドー
ダリルとのオーストラリア旅行から帰ってきたホンドー。オーストラリアのフラットホワイトコーヒーがすっかり気に入ってしまったようですね。
フラットホワイトコーヒーとはオーストラリアやニュージーランドで人気のコーヒーの飲み方だそう。 エスプレッソにきめ細かく泡立てたスチームミルクを注いだもので、スターバックスのメニューになるなどアメリカでも人気になってきているそう。
オーストラリアを満喫できたようでよかったですね。 ダリルが見たがっていたカンガルーもきっと見たんでしょうね。
休暇から戻るホンドーを迎えるスワットの仲間たちは、ホンドーがよくする癖を当てる「ホンドービンゴ」に挑戦。 癖を覚えられているなんて、みんなに愛されてる!
最初に当てたのはルカ。「よーしよし」というホンドーの口癖を見事に言い当てました。 「いいか、みんな」「常に動け」を言い、ベストをつかむ癖はしたホンドーでしたが、ディーコンが予想したグータッチは最後まで出ず…。
みんな、本当に仲がいいですね。
ドローンで爆発
ホンドーが休暇から戻った最初の任務は泥棒のコルソンの逮捕のはずでしたが、ビーチで爆発が。 ドローンで運ばれた爆発物が爆発し、多数の死者が出てしまいました。
ドローンがこんな犯罪に使われてしまうのが最悪ですね。 無差別の爆発ではなく、イエメンの恋人を殺された復讐が目的だった犯人のウェスタリー。
アメリカによるドローン攻撃でイエメンの恋人を殺され、そのドローン攻撃にかかわった人々を標的にしていました。
ドローンは、ヘリコプターのようなマルチコプターや、軍が使用する無人航空機を意味する言葉。
マルチコプター
マルチコプター( 英語: multicopter)とは、 ヘリコプターの一種であり、3つ以上のローターを搭載した 回転翼機のことである。「マルチローターヘリコプター」や単に「 マルチローター 」とも言われる。今日では特に無人航空機を指すことが多い。 機体中央から 放射状に配置された複数の ローター(回転翼)を備えており、各ローターを同時にバランスよく回転させることによって 飛行する。
MQ-9 リーパー
MQ-9 リーパー MQ-9 MQ-9 リーパー(Reaper:英語で「刈り取るもの」や「 死神」などの意)は、 ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ社製の軍用 無人航空機 。 長い 航続距離と高い 監視能力および攻撃能力を持つハンターキラー無人機であり、原型となった MQ-1 プレデター よりも機体が大型化され、性能が大幅に向上している。 Predator
恋人がドローン攻撃の巻き添えで殺されたように、アメリカの市民をドローンの爆発物で巻き添えにして標的を殺していくウェスタリー。 ただの過激派ではなく、恋人の復讐のために人を殺すことを選んでしまったウェスタリーの動機は悲しいものでしたね。
イエメンで無実の女性が殺されても、訴えることすらできないのは、ひどい。 遠くの外国の地で巻き添え被害によって民間人が死んでも気にもかけない無関心さを突きつけられるようでしたね。
それでも、人殺しに走ってはいけないのは確か。
ウェスタリーはドローン攻撃を命じたブラウニング大佐を標的に。 ウェスタリーが操作するドローンをひきつけるため活躍したのが遠隔操作できる無人の車。
まるでカーレースゲームのように車を操作できるのにびっくり。 ドローンや車の遠隔操作の対決はまるでゲームの中の戦いのようでしたね。
最後、犯人のウェスタリーは猫の鳴き声におびき出され、逮捕されることに。 ディーコンが犯人に撃ったのは、体中に電流を流す銃弾だったようです。動けなくなった犯人はC4を爆破させることなく逮捕できましたね。
捜査協力をしてくれたリンチ警部補は、これからも登場するようです。 幅広い人脈が捜査に役立ちそう。
そして、ジェシカはFBIの潜入捜査を続けることに。ジェシカ役のステファニー・シグマンはシーズン2をもって降板が決定しています。 いつか、ゲスト出演してくれるとうれしいですね。
ヒックスの娘モリーはストリートと急接近。 DV被害者のシェルターで無料の法律相談をしているモリー。
真剣なつき合いを求めているストリートとくっつくことになるのでしょうか…。父親のヒックスはちょっと複雑な気持ちのようです…。
ホンドーの父親ダニエル
父親ダニエルが休暇中に自宅に住み始めたことを心配に思うホンドー。 妹のブリアナの家を出てきてしまったダニエル。ブリアナとホンドーは異母きょうだいでしたね。
ホンドーの母親シャリースとダニエルの間には確執が…。 シャリースとダニエルの再会時には空気が凍り付いた感じに!
「時間と後悔が人を変える」と今度は気まぐれでいなくなったりしないと約束するダニエル。 心を入れ替えたらしいダニエルですが、咳き込んで血が…。
病気が悪化し、死期が近いのでしょうか…。 体調が心配ですね。
『S.W.A.T.』シーズン4は?
『S.W.A.T.』はシーズン4への更新が決定しています。
『S.W.A.T.』シーズン3の登場人物
『S.W.A.T.』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマで流れた曲
- Put Your Two's Up - RIZZLE KICKS
- Hands Up - THE NEW RESPECTS