『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第1話「親子の葛藤」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意!

  • 『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第1話「親子の葛藤」
  • 9-1-1 Season3 Episode1 "Kids Today"
海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』

※ネタバレしています。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第1話「親子の葛藤」あらすじ

高速道路でフェラーリのオープンカーが暴走。運転手はトニー・ブライソンという少年で、父親が大事にしていたフェラーリを勝手に運転していた。

トニーは父親が自分よりも車の方を大事にしていると言い、車を傷つけることを何よりもおそれていた。 マディはトニーの父親に息子の方が大事だと伝えてもらい、アシーナが考えた作戦を実行するようにトニーに指示。 ブレーキを踏み、サイドブレーキを引いて、消防車に衝突した車はようやく止まる。

トニーは無事に救出され、父親と再会できるのだった。

老人ホームからは父親のジャックが部屋に籠城していると通報が。チムニーははしご車で窓から部屋に入ることに成功。ジャックはドノバン症という肉食性の性病にかかっていた。 さらにジャックと寝た女性や、その女性と寝た男性が大勢おり、性病の検査が必要になるのだった。

妊婦のジルから刺されたと通報が入る。マディはジルの居場所を特定しようとジルの夫や友人に電話をする。 そんな中、アシーナは生まれたばかりの新生児を乗せた車をスピード違反で止める。運転手のナンシーの手には血がついており、ナンシーは妊娠していたジルのお腹を裂き、赤ちゃんを奪っていた。

ナンシーから赤ちゃんの服を買おうとしていたジルはグリフィスパークにおびき出され、汽笛の音がする汽車の乗り物の近くに隠された車のトランクの中にいた。 ジルと赤ちゃんは病院へ搬送され、無事助かる。

怪我で5か月休職していたバックは、テストに合格し、消防士として職場復帰が決まる。 結婚したボビーとアシーナは、バックの職場復帰をお祝いするサプライズパーティーを開く。 しかし、バックは吐血し、倒れてしまう。

バックは肺塞栓症で、血栓ができた原因は不明だった。バックは消防士に早く復帰したがるが、ボビーはデスクワークに就かせると言い、それならバックは辞めると宣言。 やりがいのある仕事をなくしたバックは部屋に引きこもるようになってしまう。

エディはバックを外に連れ出すためにも、息子のクリストファーを遊びに連れていくように頼む。 バックとクリストファーは遊園地のパシフィック・パークへ。 バックとクリストファーは遊園地で楽しむが、海の方を見ると大きな津波が目前に迫っていた。

【終】『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2の最終話 第18話「自ら選んだこの人生」前回のあらすじと感想はこちら≫

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3 第1話「親子の葛藤」の感想

フェラーリの暴走

シーズン3の最初の事件は、車の暴走。 パトカーと逃亡犯とのカーチェイスかと思いきや、車の暴走でした。

運転手はまだ子供のトニー。 父親が大事に観賞用にしていたビンテージのフェラーリを持ち出し、とんでもないことに…。 目の前にフェラーリがあったら、ちょっと運転してみたくなる気持ちも分かりますね。

しかし、観賞用だったということで整備がちゃんとされていなかった模様。シフトレバーが壊れ、アクセルが戻らなくなったのが暴走の原因でした。

自分よりも車の方が大事にされていると思い込んでいたトニー。自分の子供に車の方が大事だと思われてしまうなんて、残念すぎる…。しかも、やさしくするのは自分が死ぬからだとまで思ったトニー。 父親は今まで息子にちゃんと向き合ってこなかったようです。

それでも、車の暴走で親子の絆を取り戻せたようでよかったですね。 今度は一緒に競売のテスタロッサを落札し、息子と共通の趣味ができそうですね。

フェラーリ・テスタロッサ

テスタロッサ( Testarossa )は、 フェラーリが製造していた スポーツカーである。テスタロッサはイタリア語で「赤い頭」を意味する。これはかつての名車 250TR、 500TR と同様エンジンのカムカバーが赤く塗られているところから名付けられた。 フェラーリは車名にそれまでの数字と アルファベット ...

それにしても、消防車に衝突しても、回転し続け、火を噴くタイヤがおそろしかった…。

老人ホームでは性病が蔓延

次に通報があったのは老人ホームから。部屋に閉じこもっていた82歳のジャック。隠したかったのは性病でした…。

ドノバン症という肉食性の性病にかかっていたジャック。 肉食性というのが怖い…。

しかも、入居者のほとんどに性病が蔓延している可能性が!  思春期の高校生よりも乱れた性生活を送っていたようです…。お盛んすぎて驚くばかり。 お年寄りでもちゃんと性病の予防はするべきでしたね…。

赤ちゃんが奪われる

女性に刺されたとジルから通報が。まさかお腹を裂かれて、赤ちゃんを奪われていたとは…。

妊婦になりすまして、赤ちゃんの服を売ると言ってグリフィスパークにおびき出し、ジルに襲い掛かったナンシー。 お腹から赤ちゃんを取り出して奪うなんて、猟奇的で怖すぎる!

グリフィスパークはHOLLYWOODサインやグリフィス天文台があることで有名な全米最大級の公園だそう。 奪った子供を自分の子供だと言い張るナンシーには、恐怖を覚えますね。赤ちゃんが欲しいあまり正気を失ってしまったようです…。

母親のジルも赤ちゃんも無事に助かったのが、救いですね。

消防士に復帰できないバック

テストに合格したバックは消防士に復帰できると思いきや、血を吐いて倒れてしまいました。

シーズン2の最終話 第18話「自ら選んだこの人生」では、バックは消防車に脚が挟まれて怪我を負っていましたね。 そのリハビリも終わり、消防士に復帰できると意気込んでいたのに、倒れてしまうなんて…。

しかも、血栓ができた原因がわからないというのがさらに不安…。 吐血したことも覚えていないのが心配ですね。 それでも、血栓で死ななかったのは奇跡的だったようです。

消防士として人助けをすることは難しくなってしまったバック。 落ち込むバックですが、支えてくれる仲間たちがいるのが心強いですね。

エディの息子クリストファーと遊園地パシフィック・パークへ気晴らしに行くバック。 パシフィック・パークはサンタモニカ・ピアという埠頭にある遊園地で海が目の前にあるのが特徴だそう。

ちなみにクリストファーの子守りを担当するカーラが行ったというモロンゴはロサンゼルス近郊にあるカジノ・リゾート・スパのことだそうです。

遊園地を楽しむクリストファーとバック。 綿あめの色がブルーとピンクでカラフル。 消防士として働けないと挫折を感じているバックがクリストファーに「なりたいものになれなくても大好きで上手なものを見つけるんだぞ」と語るシーンはまるでバックが自分自身に言い聞かせているようにも聞こえましたね。

クリストファーのおかげで前向きになれたバックでしたが、目の前には津波が! 

楽しい日常も一瞬で津波に奪われてしまうと思うと、ショック。 クリストファーとバック、遊園地にいる人々には早く逃げて、助かってほしいと願うばかり…。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3には、シーズン1で降板したアビー役コニー・ブリットンがカムバックするそう。恋人だったバックと再会したときにどうなるのか気になりますね。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン4は?

『9-1-1:LA救命最前線』はシーズン4の製作が決定しています。

さらに、テキサスを舞台にしたスピンオフ『9-1-1:Lone Star(原題)』も製作され、シーズン2への更新が決定しています。

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の登場人物・キャスト

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • In the Air Tonight - PHIL COLLINS
  • Come and Get Your Love - REDBONE
  • 54-46 Was My Number - TOOTS & THE MAYTALS
  • White Horse - LAID BACK
  • Doors of Your Heart - THE ENGLISH BEAT
  • Lonely as I Am - CREATURE CANYON
  • Won't Fall In Line - GREAT SCOTT
  • This Is the Day - THE THE

『9-1-1:LA救命最前線』シーズン3のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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