『HOMELAND/ホームランド』ファイナルシーズン シーズン8 第2話「勝者なき戦い」あらすじと感想 ネタバレ注意 !

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  • 『HOMELAND/ホームランド』ファイナルシーズン シーズン8 第2話「勝者なき戦い」
  • HOMELAND Season8 Episode2 "Catch and Release"

※ネタバレしています。

『HOMELAND/ホームランド』ファイナルシーズン シーズン8 第2話「勝者なき戦い」のあらすじ

タリバン兵の捕虜の解放に反対する声明を出したアフガニスタンの副大統領グロム。キャリーは和平交渉を成立させるため、その声明を撤回させようとするが、グロムは応じない。

グロムに圧力をかけるための取引材料を探していたキャリーのデスクには匿名で「サミラ・ノーリ」と書かれた手紙が置かれていた。 サミラは汚職を調査する機関で働いていたが、調査がグロムに及ぶと関係者は全員クビに。サミラだけは調査を続けようとしていたが、サミラを狙った自動車爆弾で夫が殺されていた。

サミラがグロムの情報を握っていると確信したキャリーは、サミラを偽の求人の面接で釣って家を空けさせ、部屋を捜索。 ブルカに隠されていたUSBメモリを発見する。

偽の面接を任されたジェナだったが、失敗。サミラはジェナを不審に思い、立ち去ろうとする。ジェナはサミラに顔写真を撮られたため、サミラを強引に連れ去り、拘束させる。

キャリーはグロムから権力を奪うすべは和平だけだと、サミラに協力してほしいと説得。 サミラの調査で、グロムは架空の基地や幽霊部隊を作り、アメリカの軍事費を1億ドル以上横領していたことが分かる。 キャリーはグロムに横領の事実を突きつけ、声明を撤回するように圧力をかける。

一方、パキスタンの通信を傍受するマックスはタリバンのリーダー ハッカニの会話を傍受するのに成功。 ハッカニも18年間にも及ぶ戦争を終わらせたいと話していた。

ソールは和平交渉がうまくいくと確信。パキスタンに仲介を頼む必要はないと知る。 ソールはグアンタナモ収容所から移送されてきたタリバンの捕虜であるハッカニのいとこに手紙を届けるように頼む。

ソールはハッカニへの手紙で、パキスタンのペシャワールにあるカシミール・ホテルで待つと書いていた。 ハッカニはグロムが声明を撤回し、和平交渉を支援するというニュースを聞き、ソールが待つカシミール・ホテルへ向かう。

ソールはマックスからの情報で、パキスタンの情報機関ISIが自分の動きに感づいたと知る。 ソールはISIがハッカニの車列を攻撃するつもりだと気付き、引き返せと叫ぶが、車列にはロケットランチャーが撃ち込まれてしまう。 タリバンはアメリカの仕業だと思うはずだ。 ソールは混乱の中、タリバンに拉致されてしまう。

キャリーは地下のバーでロシアの諜報員エフゲニー・グロモフと顔をあわせる。「サミラ・ノーリ」の名前を教えたのはグロモフだった。 グロモフの方はキャリーに親し気に話しかけるが、キャリーには記憶がおぼろげで、グロモフが協力した理由が分からず、困惑する。

拉致されたソールはハッカニが生きていると知り、安心するが、ハッカニに殴られて気絶するのだった。

『HOMELAND/ホームランド』ファイナルシーズン シーズン8 前回のあらすじと感想はこちら≫

『HOMELAND/ホームランド』ファイナルシーズン シーズン8 第2話「勝者なき戦い」の感想

腐敗したアフガニスタンの政治家

アフガニスタンの副大統領グロムは汚職にまみれたとんでもない男でしたね。昔、キャリーと組んでいたというので、てっきりテロリストを解放させたくないだけかと思いきや、甘い汁を吸い続けるために和平交渉を邪魔する人物でした。

まさかアメリカの軍事費を横領し、私腹を肥やしていたとは…。 架空の基地、架空の部隊を作り、その給与まで横領。詐欺の規模が大きすぎて、開いた口が塞がらないですね。

しかも、その横領を突き止めたサミラを殺そうとしたグロム。ここまで腐りきっているとは…。

サミラの家を捜索するため、偽の面接で家を開けさせることに。サミラをだますための「サバ・プロジェクト」の「サバ」はパシュトゥー語で「未来」という意味だそうですが、魚のサバが頭に浮かんでしまいますね。

夫を殺され、グロムに復讐する機会をずっとうかがってきたサミラ。 せっかくサミラの面接を任されたジェナでしたが、うっかりサミラが監査だったと口にしてしまい不審がられることに。 キャリーのジェナへの不安は的中してしまいましたが、なんとか作戦はうまくいってよかったですね。

それにしても、汚職の規模が大きすぎて、驚くばかり。アメリカもそれに気付かなかったなんて。汚職で私腹を肥やす高官がいる一方で、市民は長引く戦争で疲弊し、治安の悪い街で暮らすしかないというのが、ひどいですね。

横領の事実を突きつけられても、手強いグロム。 「タリバンが合意を守ると思うか?」というグロムの言葉が重いですね。和平交渉がうまくいくかはお互いに信用できるかどうかにかかっているようです。

グロムは和平を信じておらず、1975年のベトナム戦争のサイゴン陥落のようになると思っているようです。

サイゴン陥落

サイゴン陥落(サイゴンかんらく、英語: Fall of Saigon)または4・30事件(ベトナム語: Sự kiện 30 tháng 4 năm 1975 / 事件30𣎃4𢆥1975)は、ベトナム戦争の最末期、1975年4月30日に北ベトナムによって南ベトナムの首都サイゴン(現在のホーチミン市)が接収された出来事である。

アメリカが撤退しても内戦になりそうなのが心配ですね。

拉致されてしまうソール

マックスはタリバンのリーダー ハッカニの通信を傍受するのに成功。 18年間も戦争が続き、さすがのハッカニもうんざりしている模様。改めて18年間も戦争が続いていると聞くと、そんなにも長い間、殺し合いが続けられ、犠牲者が増え続けているという事実がおそろしいですね。

ソールはグアンタナモから来たタリバンの捕虜でハッカニのいとこに手紙をたくすことに。

ハッカニへの手紙には「血と金をまき散らし18年が経ったが、誰も勝者になれない」と書いていたソール。 結局、戦争で得をしたのは国の平和などどうでもいいグロムのような奴だけだったようです。

「一時は同じ側で戦った」というのは、1979年、アフガニスタンに侵攻したソ連との戦いを指しているようですね。アメリカはこのとき、イスラム武装勢力に武器を提供し、ソ連と戦わせましたが、皮肉なことにその中から反米のイスラム過激派のタリバンやアルカイダが生まれ、テロが引き起こされるという流れに…。

ソールもハッカニも本気でもう戦争はやめようと話し合いをしようとしていましたが、そこに邪魔が。 パキスタンの情報機関ISIのタスニーム・クレイシがソールの作戦をつかみ、阻止しようと画策してきたようです。

第1話でタスニームとソールの会話ではタスニームの継父 ブンラン(バニー)・ラティーフは多発性硬化症だと言われていましたが、この継父はソールと長年の友人だったことが判明。 元将軍の継父ブンラン(バニー)・ラティーフはシーズン4にも登場しているようですが、全然覚えてない…。

アメリカを嫌う継父はアメリカに主導権を渡さないためにタスニームに徹底的にやれと指示。それぞれの思惑が絡まり合い、和平交渉は一筋縄ではいかないようです。

タスニームはタリバンに協力していましたが、タリバンを利用してパキスタンが優位な状況にしたかったようです。

パキスタンの諜報機関ISIはタリバンにアメリカの仕業だと思わせるため、ハッカニの車列を攻撃。 大混乱の中、ソールはまたしてもタリバンに拉致されてしまうことに。

シーズン4でもソールはタリバンに拉致されていましたね。 その悪夢がよみがえることに!

車列は攻撃されましたが、ハッカニは無事でした。 ハッカニは車列攻撃がパキスタンの仕業だと信じてくれるでしょうか…。

グロモフがキャリーに情報をくれたことが判明

パキスタンの通信を傍受するマックスは兵士たちの愛されキャラになった模様。最初は危険な任務に不満げだった兵士たちにも、すっかり気に入られたようです。

マックスは頭をなでられ、じゃがいもで作られたマックスそっくりの人形まで。しかも、そのジャガイモ人形がかわいいですね。

ハッカニと息子ジャラールの会話を傍受してハッカニの真意を知ることに成功し、ISIの動きも感知するなどマックスは大活躍。

キャリーはロシアの諜報員グロモフがサミラのことを教えてくれたと知り、困惑。 キャリーがロシアで拘束されている間、キャリーとグロモフの間には何があったのでしょうか…。

キャリーの記憶ではグロモフに「私を置いていくなんて許さない」と叫んでいた記憶が。 なぜグロモフはキャリーに協力するのか謎ですね。

7か月も拘束されていたキャリーは、本当にロシアに取り込まれてしまったのでしょうか…。

ドラマで流れた曲

  • By the River - PI JA MA

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