『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第17話「種子+永久凍土+羽根」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意 !

海外ドラマ『MACGYVER/マクガイバー』
  • 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第17話「種子+永久凍土+羽根」
  • MACGYVER Season3 Episode17 "Seeds + Permafrost + Feather"

※ネタバレしています。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第17話「種子+永久凍土+羽根」のあらすじ

グリーンランドにある国際種子貯蔵庫で職員のカールが行方不明になる。世界中の作物の種子を保存している種子庫はマクガイバーの父親ジェームズが設計した厳重な警備だった。 現地に飛んだマクガイバーは、種子庫の壁の永久凍土に抜け穴が掘られているのを発見。 職員のカールの遺体もそこで発見される。

カールのスマホの情報から、マクガイバーたちはカールが犯人に襲われた場所を特定。犯人が盗んだのが北朝鮮のエンドウ豆の珍種の種子だったことが分かる。 そのエンドウ豆からは神経毒が抽出でき、兵器化され、テロ集団に悪用される危険のあるもの。

犯人は9か月もかけて、種子庫の永久凍土を掘って、抜け穴を掘削していた。 抜け穴の出口の小屋からされた犯人のネットの記録から、ベルギーのブリュッセルの生花店に毎月送金していることが判明。その生花店に送金されたお金は墓地に供える白百合のためだった。

種子を盗んだ犯人はジュールス・スティーヴンスという男で、妻子を殺されていた。 ジュールスの妻だったエリースの弟オリバーによると、ジュールスは家族が殺されてから、悪事に手を染めるようになったという。

ジュールスは中央ヨーロッパで犯罪組織を仕切る男ルデック・パッサーとチェコのプラハで会うことが分かる。 マクガイバーたちはジュールスがパッサーに毒の抽出ができる種子を売る気だと考えるが、ジュールスの目的はパッサーを殺して、妻子を奪われた復讐をすることだった。

ジュールスは5年前、裁判の重要証人として証言し、パッサーの手下を刑務所送りにしていた。 パッサーは報復のため、車両強盗に見せかけ、ジュールスたちに殺し屋を送り込んでいた。 生き残ったジュールスはパッサーに復讐するため、悪事に手を染め、パッサーと直に会えるように北朝鮮の種子も盗んだのだった。

マクガイバーはパッサーに銃を向けるジュールスを説得。 ジュールスは確保され、パッサーは手下のアーサーの証言で刑務所送りに。

マクガイバーは父親のジェームズの様子がおかしいことに気付く。ボーザーはジェームズを尾行し、ダイナーの店員からジェームズが隠していることを聞き出す。 その結果、ジェームズはガンで抗がん剤治療を受けていることが判明する。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第16話「ライダー+裏切り者+任務」 前回のあらすじと感想はこちら≫

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第17話「種子+永久凍土+羽根」の感想

いびきを録音されていたライリー

フランスのパリで任務中のマクガイバーとデジィ。2人でベッドに入っているのを見たときにはびっくりしましたね。 しかし、それは恋人のふりをして敵をだますためでした。

一方、ライリーはダークウェブにチームの情報が漏れた件で徹夜続きのようです。 ロボットのスパーキーにいびきまで録音されていたライリー!

スパーキーにソフト更新の邪魔とまで言われてしまったいびきはさすがに強烈でしたね…。

国際種子貯蔵庫で事件が

今回の任務は、グリーンランドにある国際種子貯蔵庫で起きた行方不明事件を捜査すること。 ノルウェーの島にあるスヴァールバル世界種子貯蔵庫をモデルにしたようですね。

スヴァールバル世界種子貯蔵庫

スヴァールバル世界種子貯蔵庫(スヴァールバルせかいしゅしちょぞうこ、Svalbard Global Seed Vault)は、 ノルウェー領 スヴァールバル諸島最大の 島である スピッツベルゲン島に位置する 種子銀行である。「 スヴァールバル・グローバル・シード・ボルト」現代版「 ノアの箱舟 」とも称する。なお正式名称は「あらゆる危機に耐えうるように設計された終末の日に備える北極種子貯蔵庫」。

グリーンランドにある国際種子貯蔵庫を設計したのはマクガイバーの父親ジェームズ。そんな仕事までしていたとはさすがですね。

その警備システムでは、行方不明になったカールは種子庫に入ったきり、退出記録なし。 永久凍土が壁になっているというのがすごいですね。 しかし、頑丈なはずの永久凍土が掘られ、抜け穴が。カールは殺されていました…。

犯人が盗んだ種子を知るため、カールのスマホの動きの情報を再現していくマクガイバーとデジィ。 何だか楽しそうで、イチャイチャしているようにも見えましたね。それにしても、スマホに記録されていた情報でここまで動きを再現できてしまうのも怖いですね。

盗まれていたのは、北朝鮮の種子。その種子が狙われたのは、神経毒が抽出できるからでした。よりにもよって北朝鮮の種子が狙われてしまうとは…。

犯人がベルギーの生花店に送金していたのは、エンドウ豆を育てる設備を整えるためかと思いきや、お墓に供える白百合のため。 娘の名前がリリー(百合)だったことからも、白百合を墓地に供えていたようです。

妻子を殺されたジュールスの真の目的は種子ではなく、復讐。 種子を盗むために9か月もかけて、永久凍土を掘削し、抜け穴を掘っていたのは、復讐のためでした。 執念がすさまじい…。

悪事に手を染めたのも、種子を盗んだのもすべては妻子を奪ったルデック・パッサーと直に会い、殺すため。

ジュールスはパッサーの手下の裁判で証言をし、その報復でパッサーは殺し屋を送り込み、ジュールスたち家族を車両強盗に見せかけて殺害するように命じていたのでした。 妻や子どもまでも殺させたのがひどいですね。

ついにパッサーに近づくことに成功したジュールスですが、マクガイバーの説得で銃を下ろすことに。パッサーの手下もスタンガンで気絶させるだけで、殺さなかったジュールス。種子庫でもカールを殺す気はなかったのでした。 復讐に燃えていたジュールスでしたが、まだ良心は失っていませんでしたね。

パッサーの手下アーサーが取引で証言することになり、パッサーも逮捕されることに。 パッサーも裁かれることになって、一安心。これで、復讐に人生をかけてきたジュールスも報われましたね。

マクガイバーの父親ジェームズはガンだった

マクガイバーは父親ジェームズの様子がおかしいと、ボーザーにさぐってもらうことに。 しかし、監査のジェームズはすぐに尾行を見破り、バレてしまうボーザー。 車での尾行のダメ出しまでされてしまいましたね。

それでも、ボーザーはジェームズの隠し事をダイナーの店員から聞き出すことに成功。 まさかジェームズがガンだったというのが驚きでしたね。他の任務や企みで忙しいだけかと…。

マクガイバーは父親とやり直し、今は良好な関係に。 さすがのマクガイバーにもガンをぶっつけで治療するのは無理。 それでも、治療が成功し、何とかガンが治ってくれるといいですね。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3の登場人物・キャスト

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Woke Up Late (feat. Hailee Steinfeld) - DRAX PROJECT

今回の『MACGYVER/マクガイバー』の主なDIY

  • ダウンジャケットの羽の揺れで外から風が入ってきているのを見つける。
  • スマホ搭載チップのジャイロスコープ、加速度、コンパスの機能によって記録された情報でカールがもみ合った動きを再現し、犯人がいた場所を特定する。
  • 金属製のバケツをアンテナに、ドリルビットを受信器、銅線をケーブルにして衛星塔に向け、ネットにつながるようにする。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

海外ドラマの動画配信サービス
スポンサーリンク

 
この記事をシェアする