『LUCIFER/ルシファー』シーズン1 第3話「偽ルシファーと美女殺人事件」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『LUCIFER/ルシファー』シーズン1 第3話「偽ルシファーと美女殺人事件」
  • LUCIFER Season1 Episode3 "The Would-Be Prince of Darkness"
海外ドラマ『LUCIFER/ルシファー』

※ネタバレしています。

あらすじ

アメフトのスター選手タイ・ハントリーはエージェントに言われ、盛大なパーティーを開いていた。ルシファーはまだ童貞のタイに欲望のままアリ・ソーントンと寝るようにすすめる。

翌朝、アリは死体となって、プールに浮かんでいた。タイのベッドにはアリのはがれたつけ爪が。タイはアリ殺害容疑で逮捕されてしまう。 タイが犯人ではないと信じるルシファーは、クロエに捜査から締め出されながらも、結局、捜査に協力することに。

アリと電話で話していたタイのエージェント ジョー・ハンセンによると、タイのイカれた元カノ デブラ・マッコールが怪しいという。 デブラはフィクサーのロニー・ヒルマンによって車に爆弾を仕掛けられていた。

ルシファーはクロエたちのおとり捜査に協力し、ロニー・ヒルマンを雇い、自分になりすました人物を捕まえるのに利用。

アリはロニーのもとで、フィクサーとして働いていたことが判明。エージェントのジョーはタイがアリと寝るところを盗撮し、タイをゆすって、他のエージェントへ移らないように弱みを握りたかったのだった。

アリはタイが善人だと気付き、盗撮した映像を渡すのを拒否。 ジョーは映像を渡そうとしないアリから携帯を奪おうと絞め殺していたが、ロニーにアリ殺害犯はデブラだと吹き込んでいた。

ジョーはデブラを犯人だと主張するあまり、自分がパーティー会場にいたことを認め、自分の犯行も認めるのだった。 激怒したルシファーは真犯人のジョーを吹き飛ばし、ガラスを粉々にする。

セラピストのリンダは、ルシファーがロサンゼルスに来たのは生まれ変わるためで、今はいい人のために正義を行いたいと思い始めているのではないかと指摘する。

クロエはルシファーが催眠術か何かを使っているのではと思うが、 監視カメラでルシファーがジョーを吹き飛ばしたシーンを見直し、困惑する。

『LUCIFER/ルシファー』シーズン1 第2話「パパラッチの償い」前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

パーティーで殺人が発生

女性に「早く飛べ」とささやくルシファー。飛び降り自殺をそそのかしているのかと思ったら、プールへの飛び込みで一安心。悪魔なので、てっきり自殺をそそのかしているのかとドキドキしました。

アメフトのスター選手タイ主催のパーティーに出席するルシファー。いまだ童貞という真面目なタイに、アリと寝ろとルシファーがすすめたことから、殺人事件が発生。

めずらしいタイを「四つ葉のクローバーとユニコーンの間に生まれた子どもみたいだ」というルシファー。ファンシーな例えですね。

しかも、ルシファーの力で聞き出したタイの欲望は、トレーニングをサボりたいとか、1日中好きなテレビを見たいとか、ささいなことばかりなのも、かわいいですね。 しかし、翌朝、アリの死体がプールに。逮捕されたタイ…。ルシファーがアリと寝るように言わなければ、事件は起こらなかったとルシファーも罪悪感を感じたようです。

タイのエージェント ジョー・ハンセン、タイの元カノ デブラ、フィクサーのロニーが容疑者に浮上。

真犯人はエージェントのジョー・ハンセン。タイが他のエージェントに移らないように弱みを握りたかったジョー。タイはエージェントを移る気などなかったのに、盗撮までしてゆすろうとし、挙句の果てに殺人まで犯したというのが皮肉。

アリは女優を目指していたものの売れず、フィクサーの仕事をしていたことが判明。凄腕フィクサーのロニーのもとで働いていたというのが、意外でした。 デブラがアリ殺害犯だとジョーに吹き込まれ、デブラの車に爆弾まで仕掛けたロニー。 フィクサーが爆弾にも、くわしいのがおそろしい…。

タイの元カノ デブラは、異常なファン。アイスクリーム店で、何時間もアイスを食べ、泣き続けるデブラが怖い…。 イカれたファンの元カノで、タイも困っていたのかと思いきや、元のさやになったのがびっくり!  ストーカーのデブラとこのまま結ばれそうなタイなのでした…。

ルシファーになりすます人物が

ルシファーには偽者が登場。 ルシファーの名をかたり、ラップバトルに、ゲイバー、安ホテルなどでやりたい放題。 「ゲイの翼 (zany wings) 」で踏み倒したと聞いたメイズは大爆笑。 悪魔もなりすまし被害に遭っているのが面白いですね。

ヘンなイメージが定着したら親父に怒られると、ルシファーの名が傷つくのをおそれるルシファー。 ルシファーの親父である神が姿を現すことは、あるのでしょうか…。

偽者に激怒するルシファーに、セラピストのリンダは過剰反応だと指摘。フィクサーのロニーに偽者を捕まえてもらい、拷問しようとするも、やめたルシファー。

偽者ルシファーの小物感が。ベッドのほうの評判まで落とされて、ご立腹だったルシファーですが、お灸を据えただけで偽者ルシファーのジャスティンを解放。

ルシファーが自分を罰してるみたいだと興奮していたメイズはがっかり。それで興奮するなんて、変質的!  串刺しや関節外しなど、地獄仕込みの拷問方法もエグいですね…。

フィクサーのロニーに偽者ルシファーを連れてくるように依頼し、ロニーは偽者ルシファー誘拐と暴行の罪で逮捕されることに。 まさに一石二鳥でしたね。

逮捕するときの合言葉「サルのケツ monkey bottoms」を提案するルシファー。どこからそんな言葉を思いついたのか謎…。 おバカな合言葉を使う日は来るのでしょうか…。

真犯人のジョーを吹き飛ばしたルシファー

セラピストのリンダは、アリ殺害犯が捕まっていない怒りや不満を偽者ルシファーに置き換えていると指摘。 その怒りは、アリ殺害の真犯人だったジョーに一気に向けられたようです。

ガラスを突き抜け、吹き飛ばされたジョー。 ルシファーの欲望を聞き出す力も、催眠術か何かだと考えていたクロエもさすがに驚いたようです。

ルシファーが魔術師だと言うクロエの娘トリクシーがかわいいですね。 異常な出来事にクロエもルシファーが悪魔だと信じ始めた模様ですが、受け入れるのには時間がかかりそう。

悪いヤツを罰して楽しむだけでなく、正義を行いたいと思い始めているルシファー。地獄の支配者もクロエに出会って、正義に目覚めたのでしょうか…。

タイのイカれた元カノ デブラを演じるのは、犯罪捜査ドラマ『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』で長女アリエル・デュボア役を演じたソフィア・ヴァジリーヴァ(Sofia Vassilieva)です。

ソフィア・ヴァジリーヴァ - Wikipedia

ソフィア・ヴァジリーヴァ( Sofia Vassilieva、本名:Sofia Vladimirovna Vassilieva、 1992年 10月22日 - )は、 アメリカ合衆国の 女優 。

『LUCIFER/ルシファー』シーズン1の登場人物・キャスト

『LUCIFER/ルシファー』シーズン1の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Beat of My Drum - POWERS
  • Monster - COLOURS
  • Delta Rice - OIL BOOM
  • Back to the Way I Was - EMILY BELL
  • Where the Devil Don't Go - ELLE KING
  • Too Little Too Late - PINS

気になったセリフをPick Up

「あなたは悪い人を罰して楽しんでるだけじゃないと思うわ。きっと いい人のために正義を行いたいと思い始めてる」

"Yeah, well, I think you don't just enjoy punishing the bad guys. I think you're starting to like seeking justice for the good ones."
リンダのセリフ

ルシファーの変化について指摘したリンダのセリフ。 「ロサンゼルスはウソの上に成り立っている偽者だらけの街」だというルシファー。悪魔のルシファーは天使の街ロサンゼルスで生まれ変わることになるのでしょうか…。

『LUCIFER/ルシファー』シーズン1のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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