『グッドドクター 名医の条件』シーズン1 第4話「眠れぬ夜に」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『グッドドクター 名医の条件』シーズン1 第4話「眠れぬ夜に」
  • The Good Doctor Season1 Episode4 "Pipes"
アメリカ版 海外ドラマ『グッドドクター 名医の条件』

※ネタバレしています。

あらすじ

胎児に大きな腫瘍があり、胎児が成長するには腫瘍の摘出が必要だと診断された妊娠22週のバーバラ。バーバラは抗リン脂質症候群で血栓ができやすく、オペはハイリスクなため、メレンデスは中絶をすすめる。

ショーンとクレアは血栓のリスクを下げるヘパリンの投与と、TEE(経食道心エコー)で心臓の異常を察知できるようにし、リスクを大幅に減らせる方法を提案。 しかし、手術中バーバラは心臓の動脈に血栓が詰まり、再手術は難しくなる。ジャレッドは心臓を止め、人工心肺に切り替える方法を提案。手術は無事成功し、赤ちゃんも母親のバーバラも助かる。

18歳の大学生でポルノ女優のオリビアには性器に膿瘍が見つかる。手術をするが、膿瘍の下には筋腫があり、神経を包み込んでいた。筋腫を取り除くには神経を切断しなければならないため、性器の感覚を失うことに。オリビアは神の罰だと感じ、両親を呼ぶことも拒否する。

ショーンは神経も水道のパイプと同じだと、太ももの神経を移植してつなぐことで、性器の感覚が取り戻せるように提案する。 オリビアの手術は成功し、オリビアは両親を呼んでほしいとクレアに頼む。

ショーンはアパートの管理人アーメンに修理してほしい箇所のリストを夜中に渡して怒られる。 ショーンはワイオミングのキャスパーに住んでいた時と同じテンポで蛇口から水がたれるように、調整していた。しかし、管理人アーメンが修理してほしい箇所のリストにはなかった蛇口の修理をしてしまい、ショーンは激怒する。

子どもの頃、ショーンは好きだとコリーンにからかわれ、ズボンを脱がされそうになる。そのとき、ショーンはみんなの笑い者にされたことで傷ついていた。

『グッドドクター 名医の条件』シーズン1 第3話「ひとつの命」前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

胎児の手術

バーバラの胎児の腫瘍を摘出するため、難しいオペをすることになるメレンデスたち。 バーバラが患っている抗リン脂質症候群は血栓ができやすくなる自己免疫疾患だそうで、流産も起こりやすい病気だそう。

3回も流産していたバーバラ。つらい思いをしてきたバーバラは手術を選択しますが、夫のマークは妻が死ぬかもしれないと反対。 法的にも、子どもの父親であるマークには治療の拒否権が。それでも、妻は中絶を拒否しており、胎児の手術をしなければ、子どももバーバラも死んでしまうことに…。 医療面だけでなく、法律や倫理的問題まで出てくるのが難しいですね。

ショーンとクレア、ジャレッドの知恵でバーバラのオペはリスクを大幅に減らすことができ、胎児の腫瘍摘出は成功。

腫瘍が思ったより大きくてびっくりですが、小さい赤ちゃんはかわいらしかったですね。メレンデスもつい胎児ではなく赤ん坊と呼ぶほど。 中絶しかないと言われていた命が無事に助かってよかった。

オペに反対していた夫のマークも、メレンデスの「奥さんと子どもがいても、いつも自分の気持ちが優先ですか?」という言葉で考えがかわり、妻を全面的に支えることに。 バーバラが言っていた「私に必要なのは守ってもらうより、支えてもらうことよ」がようやく身に染みたようです。

でも、愛する妻を失うかもしれないと、何が何でも守りたくなる気持ちも分かりますね。

婚約しているジェシカとメレンデスはバーバラについて意見が対立。ジェシカはいくら産みたいからって子どもを持つ方法は他にもあるのにと、バーバラが自分勝手だと非難。厳しい意見ですね…。

養子でも特別な関係は築けるというジェシカ。 養子でも特別な関係は築けるのは正しいと思いますが、自分のお腹でずっと育ってきた子どもを中絶するのはとてもできないはず。バーバラが妊娠したこと自体をジェシカは責めているのでしょうか…。

オリビアは性器に筋腫が

18歳の大学生オリビアは激痛を訴え、ERに。ただのおできかと思われましたが、バルトリン腺腫瘍が。ドレナージというのは膿などを排出することを言うそう。

「見た目以上に極端な痛みを伴う場合、壊死性の人食いバクテリアが疑われる」と言ってまた患者をビビらせるショーン!  やめてあげて…。

ポルノ女優だというオリビア。 クレアはボランティアの経験から、そういう子たちはみんな似たようなよろいを着てるとジャレッドに話すのでした。ジャレッドは心を開いてくれたと大喜び。本当に寝るだけの関係だったようですね。

筋腫を取り除くための手術で、神経が切断され、性器の感覚がなくなると宣告されてしまうオリビア。ポルノ女優になったのには、複雑な事情がありそうでしたね。ショーンは太ももの神経を移植してつなげば、性器の感覚を失わずにすむと提案。水道管のパイプから思いついたのが意外!

神経がつながったか確かめる検査を何回も繰り返すショーン。ショーンはやり始めると何回も繰り返してしまう癖が。ここでもその癖を発揮してしまうショーンにびっくり!

ショーンを利用して院長の座を狙う外科部長のアンドリュースは、ショーンについて知ろうと色々質問。 ショーンは握手もハグも苦手。身体的接触の多い欧米の挨拶はショーンにとってはハードルが高そうですね。

アンドリュースに女性と付き合ったことがあるか聞かれ、ショーンは「あなたをバカにしていいのはいつ?」という掛け合いが面白いですね。

「困ったことや話したいことがあればいつでも歓迎する」とクレアとショーンに言葉をかけたアンドリュース。言葉通りに受け取るショーンは管理人を夜中にたたき起こしたように、アンドリュースにもいつでも突撃することになるのでしょうか…。それとも、ショーンも管理人の時に学んで、どういう意味か理解したのでしょうか…。

オリビアのオペは成功。神経がつながっていても脳が認識するまで時間がかかるというのが不思議。人間の体は謎に満ちていますね。オリビアも両親と和解できそうで一安心。

水のたれるテンポを調整していたショーン

水がたれて修理するドライバーが見つからず、パニックになるショーン。水がたれる音で眠れないのかと思ったら、たれるテンポが違って眠れなかったことが判明!

まさか、たれるテンポが重要だったなんて。管理人さんもさすがに分からないよ…。 善意で蛇口も修理した管理人のアーメン。アーメンと言う名前はキリスト教のお祈りみたい。

バスを乗り過ごしてしまったショーンは通りかかった隣人のリアの車で送ってもらえることに。 汗臭いなど思ったことをそのまま言うショーンをいい感じと言ってくれるリア。お隣さんとは仲良くなれそうですね。

グラスマンは蛇口のこともあり、ショーンに生活をサポートするサービスをすすめますが、ショーンは頑なに拒否。 環境に慣れるのには時間がかかりそうです。

子ども時代、ショーンはコリーンという女の子にからかわれ、みんなに笑い者にされたことが。 ひどい…。こんなことされたら、一生のトラウマに…。

お祝いにクレアやジャレッドに誘われてバーに繰り出したショーン。女性に見つめられていましたが、コリーンにされたことを思い出してしまうことに。ショーンが誰かと付き合って幸せになり、ひどい過去を思い出さなくなるといいですね。

『グッドドクター 名医の条件』シーズン1の登場人物・キャスト

『グッドドクター 名医の条件』シーズン1の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • There's Nothing Holdin' Me Back - SHAWN MENDES
  • Down In the Valley - THE HEAD AND THE HEART

気になったセリフをPick Up

「私に必要なのは守ってもらうより、支えてもらうことよ」

"I don't need your protection. I need your support."

バーバラのセリフ

手術に反対する夫にバーバラが言ったセリフ。最後には夫も手術に賛成することに。

『グッドドクター 名医の条件』シーズン1のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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