『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2 第3話「私怨」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2 第3話「私怨」
  • Shades of Blue Season2 Episode3 "Ghost Hunt"
海外ドラマ『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』

※ネタバレしています。

あらすじ

ドニーとの浮気をスタールにバラされ、ウォズの妻リンダは家を出ていく。息子のネイトが母リンダの荷物を取りに来る。息子の「どんなに見通しが利かない状況でも必ず道を見つける」という言葉でウォズはFBIのスタールから自由になる策を考える。

一方、監察官のトム・ヴェルコは行方不明の監察官ドニー失踪を正式に調査。ウォズのチーム一人一人の弱いところを突き、仲間を裏切らせ、情報を聞き出そうとしていた。

スタールは法律事務所の職員を装い、ミゲルの母親の家に。そこにはハーリーには内緒で祖母やいとこのモニカと会っているクリスティーナの姿も。 クリスティーナはモニカにビールの万引きに加担させられ、万引きがばれた時には、モニカはクリスティーナを置いて逃げ出す。

ウォズは信用できるトゥフォに手伝いを頼み、パシリの男カルから麻薬取締局の押収金強奪の首謀者リンクレーターをおびき出す。 リンクレーターはパシリだと思ったトゥフォを狙撃しようとしていたが、ウォズが止め、リンクレーターを倉庫で監禁。

ウォズはジュリアを売る代わりに、押収金強奪の首謀者リンクレーターをFBIのスタールに引き渡し、ハーリーや自分たちのチームが罪に問われないようにしようと考えていた。 しかし、スタールはジュリアに相棒を殺されたといい、取引材料だったリンクレーターを射殺してしまう。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2 シーズン2 第2話「暴露」前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

ウォズはリンクレーターをおびき出す

仲間だったジュリアをFBIに売る気のないウォズは息子ネイトの言葉をきっかけに、他の策を練ることに。ウォズとリンダには自殺した娘しかいないと思っていたら、息子もいたんですね。

しかし、息子のネイトとはうまくいっていなかったよう…。 ネイトが子供のころ、野球の試合に出られるように、レフトの子に「うせろ」と言ったというウォズ。考えただけで、怖い…。漏らしそうになっていたのも納得ですね。

ウォズは信用できるトゥフォとリンクレーターのパシリに会いに。シーズン1で行われた麻薬取締局の押収金強奪。FBIとの取引を何も知らないトゥフォは、リンクレーターが金を全部持って行ったと思っているようですね。

リンクレーターのパシリの男を拷問し、連絡方法を吐かせたウォズとトゥフォ。パシリの男を監禁したバー マーフィーズは以前からウォズのチームの裏の仕事の会合に使われていた場所。「冷蔵庫ミーティング」というのネーミングがなかなか。オーナーとも協力関係にあるようです。

リンクレーターをおびき出すのに成功しましたが、パシリの男カルはトゥフォの特徴をリンクレーターに。手をつぶされ、拷問されても機転が利くずる賢い男でしたね。しかし、ハーリーのメモの「スタール」を「ステール」だと読んだのはまぬけ。賢いのか、おバカなのかよくわからない…。

ウォズのチームの内務調査をするヴェルコ

ドニーの失踪を調べに来た監察官のトム・ヴェルコ。 まずはドニーを殺してしまったローマンの弱点を突いてくることに。

ウォズのチームのそれぞれの役割は、ハーリー:娘の代わり、テス:犯人のなだめ役、エスパーダ:力仕事、トゥフォ:忠実な歩兵。ローマンは責任を擦り付けるカモに見えると指摘。

ハーリーはウォズにとって、自殺した娘の代わりだったんですね。裏切られてショックだったのは、ハーリーが娘の代わりだったことも影響してそう。 42分署の半数を収賄で処罰に追い込んだというやり手の監察官のトム・ヴェルコ。半数が汚職にかかわっていたのが、残念過ぎる…。

次に、取り調べをうけたのはトゥフォ。トゥフォにはウォーレス・トゥフォという刑務所にいる兄が。兄の仮釈放に口添えすると言って、トゥフォを揺さぶるヴェルコ。

子供のころ、弟のトゥフォをかばい、少年院送りになっていた兄。 兄の夢は第二のアーサー・アッシュ。アーサー・アッシュは黒人テニス選手の先駆者だそう。

兄のことを思い出し、「俺たちはいい気になってるだけで、今にその報いを受けさせられる気がしてならないんだ」と不安になるトゥフォ。 FBIとの取引が失敗すれば、ウォズのチームは刑務所行き。取引のことは何も知らないトゥフォですが、刑事の勘で薄々危機を感じているようですね。

押収金強奪のときに撃たれたテスは鎮痛剤を服用。ヴェルコはテスの尿の薬物検査で弱みをつかもうと計画。

「弱い箇所を探すコツは気長にコンコンたたく」と言った通り、次々とウォズのチームの弱いところをついて、情報を聞き出そうとするヴェルコ。なかなか引き下がりそうにありませんね。

ミゲルのことを調べるスタール

スタールは姿を消したミゲルの居場所を知ろうとミゲルの母親の家を訪問。FBIではなく、法律事務所の職員を装ったスタール。そこにはクリスティーナも。ハーリーには内緒で祖母やいとこのモニカと会っていたクリスティーナ!

クリスティーナに父親のミゲルと連絡が取れたら、メールしてほしいと連絡先を渡されたスタール。名刺を渡すとき、手を握り、「君に会えてほんとによかった」というスタールが不気味…。ハーリーだけに飽き足らず、娘のクリスティーナまで毒牙にかける気なのでしょうか。クリスティーナが心配ですね。

クリスティーナはいとこのモニカにビールの万引きに加担させられ、逮捕されそうに。モニカは万引きが見つかると自分だけ逃走!  ひどい いとこですね…。これじゃハーリーが会ってほしくないと思うのも当然。

リンクレーターを引き渡す作戦は失敗

パシリのカルが連絡し、リンクレーターと会う約束を取り付け、おびき出すことに成功。しかし、リンクレーターはパシリだと思ったトゥフォを狙撃して、殺そうと狙っていました!  ウォズはそれに気付き、リンクレーターを確保。

トゥフォは危なかったですね。しかし、公園のベンチに座るトゥフォは不審者として、白い目で見られることに…。

ハーリーにも黙ったまま、リンクレーターを倉庫に監禁したウォズ。陸軍レンジャーだったというリンクレーターですが、リンクレーターにとって押収金強奪の1200万ドルははした金。1200万ドル(約12億円)もの大金をはした金と言えるなんて、一体何者なんでしょうね…。やはり裏社会の人間!?

リンクレーターをスタールに渡し、取引を終わらせようとするウォズ。ウォズの携帯のスタールの登録名は「OPIE オーピー」(坊や)。 60年代に放送されていた「The Andy Griffith Show」の主人公の息子 Opie Taylor というキャラクターから取ったようです。

リンクレーターを引き渡し、自由になれると思ったら、スタールはリンクレーターを射殺。 「監視していて、どんな不利な状況に立たされようと毅然と立ち向かう姿に感服した。 互いに礼節を保つようにしよう」とハーリーに殊勝なことを言っていたスタール…。

スタールの相棒はジュリアに殺されていたことが判明。ジュリアを追い詰めるため、殺人まで犯したのには驚きですね。 ジュリアとスタールには思ったより深い因縁がありそうです。 これでまた、ウォズとハーリーはジュリアの汚職を暴く潜入捜査を続けさせられそうですね…。

あっさり殺されてしまったリンクレーター役を演じているのは、ドラマ『Terra Nova 〜未来創世記』に出演し、映画『ドント・ブリーズ』で盲目の老人を演じたスティーヴン・ラング(Stephen Lang)。

スティーヴン・ラング - Wikipedia

スティーヴン・ラング(Stephen Lang、1952年7月11日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。ニューヨーク出身。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2の登場人物・キャスト

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Listen - CLAIRE GUERRESO
  • Never Be Like You (feat. Kai) - FLUME

気になったセリフをPick Up

「父さんはどんなに見通しが利かない状況でも必ず道を見つける」

"You know, when there's not a straight line to something, you always find another way."

ウォズの息子ネイトのセリフ

ウォズの息子ネイトのセリフ。この言葉でリンクレーターを引き渡すことを思いついたウォズでしたが、再び道は閉ざされることに…。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン2のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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