- 『デビアスなメイドたち』ファイナル・シーズン シーズン4 第7話「知らなかった顔」
- Devious Maids Season4 Episode7 "Blood, Sweat and Smears"
※ネタバレしています。
あらすじ
エヴリンは離婚弁護士にエイドリアンとの離婚を相談。弁護士は離婚調停を有利にするためにも屋敷に戻った方がいいと助言。エヴリンはパウエル家のメイドのカルメンにゲートの暗証番号を聞き出し、恋人のジェームズ・ハミルトン牧師と屋敷に侵入。エイドリアンに屋敷に住むことを宣言する。
部屋を散らかしっぱなしで、今まで全部母親にやってもらっていたカイルにゾイラはイライラ。エイドリアンに愚痴をこぼし、ジャンヴィエーヴを許せないことも相談。
ひき逃げで息子を亡くしたことのあるエイドリアンはジャンヴィエーヴを早く許した方がいいとアドバイス。ゾイラはジャンヴィエーヴと再び友達に戻る。
カイルも部屋をきれいにするようになり、ゾイラとカイルはベッドへ。しかし、その時、エイドリアンの顔が浮かびゾイラは自分でもゾッとする。
マリソルは元カレのジェシーにフィットネスのトレーナ―のビジネスを始めたことを相談される。彼氏のピーターとケンカしてしまったマリソルはジェシーと距離を置こうとするが、結局、ベッドに行くことに。
カルメンは寝ているカフェの店員ダグがパソコンに大量のカルメンの隠し撮り写真を保存しているのを見つけ、別れようとする。 ダグはストーカーで危険なやつだと思ったカルメンは、ダグの方から別れを切り出させようとするが失敗。
写真はカルメンのアルバムのジャケットのためだと判明し、カルメンは遊びだったとダグをばっさりとフる。ダグはダニエラに連絡し、カルメンから聞いたダニエラの父親ルーカスについて教えてしまう。
タッカーはこの前の事故で心タンポナーデになっており、倒れてしまう。手術のため輸血が必要だと知ったスペンスはタッカーのために刺され、拘置所から病院に。しかし、スペンスはAB型で、タッカーの血液型はOマイナスで合わなかったという。スペンスはタッカーの父親ではなかったと判明する。
『デビアスなメイドたち』 シーズン4 第6話「浅はかな考え」 前回のあらすじと感想はこちら≫感想
エヴリンは屋敷に戻る
エヴリンは離婚調停を有利にするためにも屋敷に戻ることに。ビバリーヒルズじゃないからと散々バカにするエヴリン…。エヴリンにとっては、ビバリーヒルズ以外は全部「郊外」と言われそうですね。しかも、居候させてもらっているマリソルの家をみすぼらしいとまで…。エヴリンの毒舌は相変わらず。
屋敷に戻るため、まずはエイドリアンに謝るフリをしますが、失敗。「ウソを口にするたびにワインを一口すする」癖でウソがバレバレなエヴリン。エイドリアンとキスした後にワインで口をゆすぎ、うがいまでするエヴリンが面白いですね。
パウエル家のメイドであるカルメンにゲートの暗証番号教えてもらうことにしたエヴリン。カルメンはネックレスにブレスレットも要求。抜け目ないカルメンなのでした…。 エヴリンは恋人のジェームズ・ハミルトン牧師と屋敷に侵入。ガラスを割って侵入するなんて、悪い牧師さんですね。
屋敷にはハミルトン牧師も泊まるとエイドリアンに宣言するエヴリン。「毎晩はちょっとね」と言いながらワインを口に! 「ウソを口にするたびにワインを一口すする」癖があるということは、エヴリンは毎晩、ハミルトン牧師を泊める気ですね…。離婚調停は不利になりそうな気が。エイドリアンとは同じ屋敷で家庭内別居状態になりそうです。
ゾイラはジャンヴィエーヴと仲直り
カイルと暮らすことになったゾイラですが、カイルの母親フランシスは相当、過保護だったことが判明。 ベッドメイキングのやり方も知らず、着る服も母親が出し、パンの耳も切り落としてもらっていたのでした。完全に子ども…。さすがにひどいですね。
部屋も散らかしっぱなしで、どうしようもないかと思ったら、次には部屋をピカピカにしていたカイル。本当に自分で掃除したのか疑いたくなってしまいました。
カイルとベッドに向かったゾイラに浮かんだのはなんとエイドリアンの顔! ゾイラとエイドリアンはすっかり仲良くなったと思ったら、まさかゾイラはエイドリアンを好きになってしまったのでしょうか!? 友達だとばかり…。
エヴリンには「タコおやじ」「意地悪ダヌキ」と呼ばれているエイドリアンですが、ジャンヴィエーヴのことを早く許したほうがいいとゾイラにアドバイスしたときはいいことを言っていましたね。 そのおかげでゾイラもジャンヴィエーヴと仲直り。親友の2人が元に戻ってほっとしましたね。
それにしても、ジャンヴィエーヴがゾイラの気を引くためにゲイのファビアンと結婚すると言い出した時にはびっくり。ウエディングドレスまで着用!
赤ちゃんを亡くしたことを誰かのせいにしたかったゾイラ。エイドリアンの助言が心に響いたようですね。しかし、カイルとベッドにいるときにエイドリアンの顔を思い出すとは! ゾイラ自身も「シャワーを10年ぐらい浴びなきゃ」とゾッとする始末。 意外な展開ですね…。
マリソルとジェシーはベッドへ
マリソルは元カレのジェシーに新しいビジネスについて相談を受けることに。ジェシーの新しいビジネスはフィットネス・トレーナー。チラシには筋肉ムキムキのジェシーが。
そのチラシを見たエヴリンも「思わず手を出したくなるわね。こんなおいしそうなチョコじゃ」と言い、見とれるほど。よだれを垂らしそうでしたね…。
マリソルはジェシーを警戒し、エヴリンやハミルトン牧師も加えて4人で食事することに。しかし、結局2人きりに…。 なんとマリソルとジェシーはベッドへ!
お互いピーターとダニエラがいるのに…。一夜の過ちということになってしまうのでしょうか、それともジェシーとよりを戻すことになるのでしょうか…。
ダグはダニエラに実の父親について話す
実はダグと何度も寝ていたカルメン。意外にもダグはベッドじゃすごいと判明…。マッサージにカルメンもメロメロ。
オタクなダグは「ロード・オブ・ザ・リング」も「ロード・オブ・ザ・フライズ」も「ロード・オブ・ザ・ダンス」も好き。 映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズが好きかと思ったら、フライズやダンスが出てきてびっくり。 「ロード・オブ・ザ・フライズ」はカードゲームで、「ロード・オブ・ザ・ダンス」は賛美歌だそう。
そのダグのパソコンにはカルメンを隠し撮りしたと思われる大量の写真が。さらに首が切り落とされた加工がされた写真まで…。実はその写真はカルメンのアルバムのジャケットを作ろうと、編集していただけ。それでも、カルメンが知らない間に写真を撮っていたのはストーカーっぽくて怖い…。
ダグの方から別れるように仕向けようとしたカルメンでしたが、失敗。男にフラれるコツをマリソルに聞きに行ったのが失礼…。しかも、ちゃっかり自分は男を狂わす魔性の女だと自慢するカルメン。
カルメンはダグが危険人物ではないと判断し、ダグとは遊びだったとばっさりフるのでした。あまりにもひどい別れ話…。カルメンには人の気持ちも考えてあげてと言いたくなりますね。
ダグは腹いせとしてダニエラに実の父親の情報を提供。ダニエラの父親は、カルメンの高校時代の彼氏で子どもができたことも話していないルーカス。 ダニエラが傷つくことにならなければいいですね…。
タッカーはスペンスの子ではなかった
タッカーは車の激突事故のせいで、手術が必要に。ペリの妹シャノンはこんなときでも医者をナンパ…。 電話番号をゲットしたと喜んでしましたが、緊急用ということは絶対、プライベートな理由で渡したのではないですね。
ロージーはベンを捜すシャノンにベンからだと偽のメモを貼ったカルトの本を渡し、尾行。ロージーはカルトの拠点であるフランシスの家を突き止め、お隣に住むゾイラの家を訪問。 カイルは「ロージー」という名前にピンと来てしまったようです! カルト「サークル」の核心に迫ったことがバレてしまったロージーが心配ですね。
スペンスはタッカーに輸血できるようにキルフェイスにわざと刺されることに。歯ブラシで作ったナイフで刺されたスペンスの叫び声がおかしいですね。
しかし、スペンスとタッカーの血液型は合わず、スペンスはタッカーの父親ではないことが判明!
スペンスはAB型でタッカーはO型。AB型からO型の子どもは生まれませんからね…。 スペンスが知ったらショックを受けそう。ペリがカルトに話した秘密はタッカーの実の父親のことだったようです。 タッカーの実の父親は誰なのか気になりますね。
『デビアスなメイドたち』シーズン4の登場人物・キャスト
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「もう許します。奥様は悪くない。私がしょいきれなかっただけ。誰かのせいにしたかったんです。気付くのが遅くてごめんなさい」"I forgive you. It wasn't your fault. I needed someone to blame. I'm so sorry it took me so long to see that."
ジャンヴィエーヴと仲直りするゾイラのセリフ。赤ちゃんを亡くしてつらい思いをしていたゾイラ。やっとジャンヴィエーヴと友達に戻れてよかったですね。
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