『エクソシスト シーズン2 孤島の悪魔』第1話「悲劇の幕開け」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『エクソシスト 孤島の悪魔』シーズン2 第1話「悲劇の幕開け」
  • The Exorcist Season1 Episode1 "Janus"

※ネタバレしています。

あらすじ

シカゴでアンジェラの悪魔祓いに成功してから半年後、トマス神父とマーカスはモンタナ州でシンディの悪霊祓いをしていた。

トマス神父とマーカスはシンディを救おうとするが、保安官の夫は妻をさらわれたと思い、トマス神父とマーカスを追いかけてくる。

トマス神父の脳内には悪霊が入り込み、別の場所の教会にいるところを見せられる。トマス神父は悪霊の内側へ入り込むことで、シンディの魂を見つけ出し助けようとするが、マーカスは危険すぎると警告する。 トマスは警告を無視して悪霊とつながり、教会でシンディを見つけるが、トマスはシンディの口から出てきた手に首を絞められてしまう。

トマス神父とマーカスは保安官の夫に見つかり、悪魔祓いが終わる前にシンディは連れていかれてしまう。

一方、シアトル沖の孤島 ワシントン州ナックバーン島にある身寄りのない子どもたちを預かる家ファミリーホームでは、アンディがケイレブやヴェリティなどの子どもたちを世話していた。その家にはソーシャルワーカーのローズが視察にやって来る。ローズは過去にアンディと何かがあった様子。

島の魔女の伝説では「毒を飲まされ、殺された子どもたちは井戸に捨てられた。そして、井戸のふたの上に10秒立っていられたら、子どもたちのうめき声が聞こえる」と子どもたちは怪談話をする。 その夜、目の見えないケイレブが行方不明に。ケイレブは井戸のふたの上に乗り、井戸の中へ落ちそうになる。

ファミリーホームの壁にはトマスが教会の壁で見たものと同じ手形のスタンプがあるのだった。

『エクソシスト』シーズン1【最終話】第10話「3つの部屋」前回のあらすじと感想はこちら≫

『エクソシスト』シーズン2の舞台は絶海の孤島

『エクソシスト』のシーズン2となる『エクソシスト 孤島の悪魔』。 シーズン1とは舞台がかわり、シアトル沖の孤島がドラマの舞台となっています。

Amazonプライムビデオでは『エクソシスト』 (吹替版)『エクソシスト』 (字幕版)シーズン1が見放題の対象に。シーズン2の『エクソシスト 孤島の悪魔』はレンタルか購入することで視聴可能になっています。

『エクソシスト 孤島の悪魔』はHuluでは期間限定で見逃し配信されています。

(※本作品の配信情報は2018年12月10日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各配信サービスのホームページもしくはアプリをご確認ください。)

『エクソシスト』シーズン3は?

評価の高かったドラマ版の『エクソシスト』ですが、視聴率はふるわなかったようで残念ながらシーズン2の『エクソシスト 孤島の悪魔』で打ち切りに。

『エクソシスト』はシーズンごとのアンソロジー形式。ストーリー的には完結しているそうなので安心ですね。

感想

トマス神父がエクソシスト(悪魔祓い師)になるべく、マーカスに弟子入りして半年後。 意識が飛んだトマス神父が見ていたのは、シンディに取り憑いている悪霊がトマスの脳内に入り込んで見せたもののようですね。

子どものパーティーで、お菓子が入っているはずのピニャータからは黒い液体が。その黒い液体から出てきたのは悪霊だったのでしょうか…。地獄の底から這い出てきたようでおどろおどろしい…。

シンディの夫から逃げながら、悪魔祓いをするトマス神父とマーカス。 しかも、シンディの夫は保安官! 銃まで撃ってくるのでした。シンディは子どもを亡くしたことにつけこまれ、悪霊に取り憑かれてしまったようです。心が傷ついている人を狙うなんて、悪霊だけあってさすがにやり方が汚いですね。

トマス神父は悪霊とつながってしまう

悪霊はマーカスの痛いところも攻撃。もう神父じゃないマーカスが独り身でいる言い訳は無くなり、トマスのほうがエクソシストの才能があると指摘。 シンディ本人と話しているはずが、急に悪霊が取って代わるのが怖い。

エクソシストの才能があるとうぬぼれているトマス神父はシンディを助けるために、悪霊とつながり、自分の中に悪霊を入れてしまいました。 悪霊と直接つながれるトマス神父もすごいですが、危険すぎる!  悪霊祓いを外側から行うのには、ちゃんとわけがあったのでした。

マーカスが止めたにもかかわらず、悪霊を頭の中に入れてしまったトマス。 意識が飛び、また同じ教会に。うごめく黒い液体が不気味…。そして、告解室にはシンディが。口を開けたシンディの様子がおかしいと思ったら、いきなり口から手が! まさに「喉から手が出る」状態に!

首を絞められるトマス。妻のシンディを取り戻しにきた夫に引き離されなければ、危なかったかもしれませんね。

悪霊がトマスの中に入っているときには、トマスの目も灰色に。 悪魔祓いが終わらないうちにシンディは夫に連れ戻され、悪霊はにんまり。シンディに取り憑いた悪霊はなかなか手ごわいようです。

シアトル沖の孤島でも怪奇現象が

一方、ワシントン州ナックバーン島でも不気味なことが。シアトル沖にある設定の孤島ナックバーン島は架空の島のようです。 絶海の孤島なんてホラーにぴったり。

でも、最初のシーンは自然が美しい、のどかな島という印象。 身寄りのない子が暮らすファミリーホームもきれいで、悪霊も出そうにない雰囲気。 子どもたちの世話をするアンディもやさしい人のようで、イメージしていた絶海の孤島の不気味な屋敷とは全然違いました。

恥ずかしがり屋のグレースは枕カバーに顔を書いた仮面をかぶっているよう。いきなり現れたら怖い…。 アンディがグレースに渡したエルビスサンドは歌手のエルビス・プレスリーが好きだったというサンドイッチ。ピーナッツバターとバナナ、焼いたベーコンを挟んでフライパンで焼いたものだそう。意外な組み合わせですね。

そのファミリーホームにはソーシャルワーカーのローズが視察に。アンディとローズの間には何かあったようですね。アンディにはニコールという妻もいたようです。ニコールは亡くなったのでしょうか…。

夢遊病のトラック。悪霊に取り憑かれてしまったのかと驚きましたね。しかし、取りつかれたのは目の見えないケイレブのほうだったようです。 島の魔女の伝説では井戸に殺された子どもが投げ込まれ、井戸のふたの上に10秒立てばうめき声が聞こえるという怪談が。 古い井戸が映画『リング』で貞子が出てくる井戸のようで怖い…。

森にも虫がうじゃうじゃ…。繭のような気持ち悪いものもありましたね。悪霊や悪魔の予兆!?

井戸の上に立っていたケイレブはトランス状態だったよう。しかも、ケイレブの目もシンディやトマスと同じように灰色に。ケイレブは悪霊に取り憑かれてしまったのでしょうか…。 そして、ファミリーホームの壁にはトマス神父が見たものと同じ手形が。シンディに取り憑いている悪霊と関係がありそうですね。

最後の「W・P・ブラッティに捧ぐ」のW・P・ブラッティは、映画『エクソシスト』原作の小説を書いた作家。 2017年1月12日に89歳で亡くなっています。

『エクソシスト』原作者W・P・ブラッティ氏死去 89歳

【1月14日 AFP】映画『エクソシスト(The Exorcist)』の原作者で、映画の脚本も担当しアカデミー賞(Academy Awards)を受賞した作家のウィリアム・ピーター・ブラッティ(William Peter Blatty)氏が12日、死去した。

『エクソシスト 孤島の悪魔』の登場人物・キャスト

『エクソシスト シーズン2 孤島の悪魔』の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Walkin’ After Midnight - PATSY CLINE
  • Tubular Bells - MIKE OLDFIELD
  • Too late for tears - GERONIMO AND THE APACHES

気になったセリフをPick Up

「高慢には軽蔑が伴い、謙遜には知恵が伴う」

"With pride comes disgrace. But with humility comes wisdom"

マーカスのセリフ

聖書の箴言11章2節を引用して、トマス神父に警告するマーカスのセリフ。エクソシストの才能があると自負するトマス神父は悪霊を頭の中に入らせるという危険な行為に。でも、教会が出てくるということは、神からのメッセージでもあるのでしょうか…。

『エクソシスト シーズン2 孤島の悪魔』のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

海外ドラマの動画配信サービス
スポンサーリンク

 
この記事をシェアする