『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2第19話「紙幣+カバン」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2第19話「紙幣+カバン」
  • MACGYVER Season2 Episode19 "Benjamin Franklin + Grey Duffle "
マクガイバー

※ネタバレしています。

あらすじ

マクガイバーとジャック、ライリーは風船をつけたトランポリンで脱出するが、空高く上がり過ぎていた。無事生還したジャックが帰宅すると、そこには詐欺師だったドーンが。

ニューオーリンズの事件の司法取引で、ドーンはCIAのロサンゼルス支局で偽名作りを任されていた。しかし、上司の情報分析官ポール・カーターはCIA局内の誰かが偽造パスポートを悪用していることに気付き、殺されていた。 ドーンはジャックたちに助けを求める。

偽造パスポートで入国した人たちの家の壁には大量の偽100ドル札と本物の1ドル札が隠されていた。 本物の1ドル札をアメリカから持ち出して漂白し、その紙に100ドル札を印刷し、またアメリカに持ち込んでいたことが分かる。

マクガイバーは偽100ドル札についている菌を分析し、偽札工場があるのはペルーのリマだと突き止める。マクガイバーたちがお札の運び屋を追うが、黒幕のエコーに邪魔され見失う。しかし、マクガイバーたちは電力消費量から偽札工場を突き止め、偽札犯の電話に残された番号から黒幕エコーの電話にかける。すると、その電話の持ち主はCIAのジュリアンだった。

マティは拉致されるが、車のシガーライターをジュリアンに押し付け、車を横転させる。マティは病院に。ジュリアンは逮捕されることになる。 ドーンは100万ドル分の本物の1ドル札を盗み、バーベリー児童養護施設に寄付していた。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2 第18話「ライリー+飛行機」前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

敵を逃がしてしまうライリー

風船結び付けたトランポリンで上空3000メートルにいたマクガイバーたち。ファンタジックでアニメーション映画『カールじいさんの空飛ぶ家』のようでしたが、下りられなくなりそうに…。

風船だけであんなに高く飛ぶなんて! ジェット気流に乗る前に風船を割ろうと銃で風船を撃ちまくるジャックがまるでイかれたピエロみたいで怖い。 とにかく今回も無事生還できてよかったですね。

ドーンが助けを求めに

ジャックが帰宅するとそこにはシーズン2第14話「マルディグラ+椅子」でジャックの妻になりすましていたドーンが。

ジャックのテレビを盗んで、そのまま逃げたと思ったら、ちゃんとCIAで働いていたんですね!  しかも、ロサンゼルス支局にいたと知ってジャックも驚き。

ドーンの上司ポール・カーターが偽造パスポートの件をつかみ、事故に見せかけられて殺されたと訴えるドーン。 詐欺師だったドーンを信用できないマクガイバーたち。ポール・カーターのパソコンのパスワードも見て覚えていたドーンは根っからの詐欺師ですね。

偽造パスポートを悪用している黒幕のコードネームはエコー。 偽造パスポートで入国したのは、コロラド州 ローン・ツリーに住むグラント夫妻に、ネブラスカ州 リンカーンに住むロバート・ケンプ。その他にも大勢、偽造パスポートで入国。

コロラド州 ローン・ツリー、「木(ツリー)は1本(ローン)だけじゃない」はジャックが好きそうなダジャレですね…。

ネブラスカ州 リンカーンはルーベンサンドの発祥地。ルーベンサンドはライ麦パンにコンビーフやチーズなどを挟んで焼いたサンドイッチのことだそう。ニューヨークが発祥ともいわれているそうです。

ルーベンサンド - Wikipedia

アメリカ合衆国 ネブラスカ州 オマハの食料商ルーベン・クラコフスキー(Reuben Kulakofsky)が発明した。名はルービン(Reubin)と表記されたり、姓がケイ(Kay)と省略されることもある。ルーベンの参加するグループは1920年頃から1935年まで毎週で ポーカー を楽しんでいた。このホテルのオーナー、チャールズ・シンメル(Charles ...

グラント夫妻とも、ロバート・ケンプとも銃撃戦に。スピーカーの音でガラスを割ったマクガイバー。それにしても、銃撃の最中に飛び出して、ガス検知道具を投げつけるボーザーが危険すぎる!

なんと壁に隠されていたのは大量のお札。漂白剤で1ドル札のインクを落とし、100ドル札に刷り直すという大規模な偽札作りが行われていました。価値が100倍に!

まさか偽造パスポートが偽札作りに悪用されていたとは意外でした。

偽札についた菌で印刷場所を特定

偽札工場の場所を絞り込むため、偽札についた菌を分析。アメリカの通貨は地球上で最も汚いものの1つというのが、ゾッとしますね。 紙幣だとインフルエンザウイルスは17日間も生存!!

さらに、菌だけでなく、花粉や寄生虫までついていると聞いて、げんなり。お札を触ったあとは、ちゃんと手を洗った方がよさそうですね…。

マクガイバーやライリーは、ジャックと詐欺師のドーンが付き合うことを心配。すっかり忘れていましたが、ジャックはライリーのママとよりを戻す話も出ていましたね。

ドーンに厳しいライリーは、ジャックを傷つけたら、刑務所送りにした上に、この世にいた痕跡を抹消すると脅すのでした。ライリーなら本当にできるし、しそうなのが怖い…。

ライリーはシーズン2 第18話「ライリー+飛行機」で再び会った賞金稼ぎの一家ビリー・コルトンと付き合い出したようです。しぐさで全部見ぬいてしまうドーンはさすが詐欺師。

偽札についていた菌から、偽札工場の場所はペルーのリマにあることが判明。黒幕のエコーにも動きがバレ、ペルー警察に捕まってしまうマクガイバーたち。 逮捕されるのも早かったですが、釈放も早かったですね。さすがマティ。

偽札作りの黒幕はジュリアン

運び屋を見失っても、電力消費量で偽札工場の場所を特定。偽札工場は一見すると普通の家。 偽造犯にもエコーから連絡があり、データを消し、工場をたたんで逃げようとするところでした。

銃撃戦で弾切れだと思わせ、おびき出したところを札束を詰めたダッフルバッグをぶつけ、犯人を倒すことに成功。100ドルで作った100万分の札束の重さは9キロにもなると言っていましたね。札束が武器になるとは意外でした。

黒幕のエコーの正体はCIAのジュリアン。マティとも知り合いだったジュリアンは最初に登場したときから、怪しいかったですね。動機は金に、賢さの証明…。同じCIA局員で家族もいたポールまで殺すなんて、堕ちたものですね。

連れ去られたマティは車のシガーライターで攻撃。

シガーライター - Wikipedia

シガーライター (Cigar lighter) とは、 タバコ用 着火装置( ライター)のこと。現在では 自動車に代表される 乗り物に装備される 電熱式のタバコ着火装置 のことを指す。

即興だとマクガイバーもこれには感心していましたね。 ボーザーは本人の前で「破壊神」と呼んでしまい、入院中のマティを怒らせることに…。本人の前で言ってはいけない禁句だったことが判明。

CIAでも恐れられているマティ。マティがCIAを辞めた理由は、マクガイバーの父親のことと関係しているのでしょうか…。

偽札作りの黒幕ジュリアンも逮捕されることになり、一件落着かと思ったら、ドーンが100万ドルを盗んだことが発覚。本物の1ドル札100万ドル分は、ドーンが子ども時代に過ごした施設の1つバーベリー児童養護施設に寄付されていました。

詐欺師だけど、憎めないドーン。児童養護施設に寄付するなんて、ほっこり。またジャックの前に姿を現してくれるといいですね。

登場人物・キャスト

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Up-Up and Away - THE 5TH DIMENSION
  • Same Boat - ALBIN LEE MELDAU

気になったセリフをPick Up

「スパイの世界にいる人はみんなプロのうそつきだよ。マックもね」
"Mac, literally everyone we know is a professional liar. You included."
ボーザーのセリフ

ドーンはうそつきの詐欺師でジャックにはふさわしくないと言うマクガイバーに対し、ボーザーが返したセリフ。最初はボーザーにも自分の仕事がスパイだということは隠していたマクガイバー。ドーンがまたジャックのもとに現れる日は来るのでしょうか…。

今回のマクガイバーの主なDIY

  • 風船結び付けたトランポリンで脱出。
  • スピーカーで音楽を大音量で流し、ドアのガラスを割る。驚いた隙に犯人を確保。
  • 天井のパイプに札束の入った重いダッフルバッグをホースで結びつけ、ふりこにして犯人にぶつけて倒す。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン2のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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