[終]『殺人を無罪にする方法』シーズン3の最終話 第15話「ウェス」あらすじと感想 ネタバレ注意!

How to Get Away with Murder
  • 『殺人を無罪にする方法』シーズン3第15話「ウェス」
  • How to Get Away with Murder Season3 Episode15 "Wes"

※ネタバレしています。

第15話「ウェス」のあらすじ

デンバー検事の執務室でウェスの遺体の隠蔽を指示したプリペイド携帯を見つけたコナー。コナーはデンバーに監禁され、アナリーズを売るようにしつこく迫る。

アナリーズはシルヴィア・マホーニーとニューヨークで直接、対面。シルヴィアはウェス(クリストフ)の父親はウォレス・マホーニーではなく、息子のチャールズ・マホーニーだと言う。ウェスは孫にあたり、殺したりしないと言うシルヴィア。

デンバーは火事の現場にもいた謎の男ドミニクからウェスの携帯を受け取り、ウェス殺害の容疑でコナーを逮捕すると脅す。

コナーはアナリーズの携帯のデータがあると、デンバーに打ち明ける。アナリーズの携帯のデータには火事の夜、ウェスがサムとレベッカ殺害を認めたととれる伝言が残っていた。 アナリーズはこのウェスの伝言を証拠に、アナリーズとフランクの訴追を取り消させる。

コナーも解放され、オリバーはコナーに結婚しようとプロポーズする。

チャールズ・マホーニーがウェスを殺害したに違いないと思ったローレルは復讐を計画。アッシャーやミカエラの協力でチャールズ・マホーニーに近づき、ウェス殺害を追及しようとする。

銃を持ったローレルがチャールズ・マホーニーに近づこうとすると、ローレルと家族ぐるみの友人だというドミニクが目の前に現れ、ローレルを引き止める。

ドミニクはウェスを殺害した張本人。ドミニクはローレルの父親ホルヘの指示でウェスを殺していたのだった。

アナリーズは息子同然だったウェスを亡くしたと依存者の会で涙を流す。

シーズン3第14話「謎の発信者」前回のあらすじと感想はこちら≫

感想

まさかウェスを殺害した黒幕がローレルの父親だったなんて!!  衝撃的。意外な人が黒幕でびっくりしましたね。

それにしても、なぜローレルの父親はウェスを殺害するように指示したのでしょうか?

コナーは監禁される

デンバー検事の執務室でプリペイド携帯を見つけたコナーは、手錠をかけられ監禁。正式なものではなく、拘留期限は無制限…。

まさか監禁までするなんて。ウェスの遺体を隠したり、コナーを監禁したり、違法行為ばかりで検事として大丈夫なのかと逆に心配になるレベルですね。

デンバー検事もローレルの父親に脅されたか、買収されたかで、いいように動かされていたのでしょうか?

ウェスはドミニクに薬物を注射されていた

アナリーズの家に潜んでいた謎の男はドミニクと判明。ウェスの口を塞ぎ、首に薬物を注射するドミニク。ウェスに反撃され、ドミニクは布をウェスの口に押し込み、鼻をつまんで窒息死させたことが判明。

ビンが割れた跡があったのは、ウェスが抵抗した跡だったんですね。 それにしても、ウェスを窒息死させる様子が、むごすぎる…。

最初の計画では、アナリーズの家を火事にする予定はなかった模様。ウェスに抵抗され、遺体ごと燃やして証拠隠滅を図ったようですね。

ウェスの父親はチャールズ・マホーニーだった

マホーニーがウェスを殺した黒幕だとにらんだアナリーズはシルヴィア・マホーニーと対面。

ウェスの父親はシルヴィアの夫ウォレス・マホーニーではなく、息子のチャールズ・マホーニーであることが判明。

ウェスの母親のローズを暴行したのは、息子のチャールズ・マホーニーの方だったとは…。ウォレス・マホーニーは息子の犯行を隠蔽していたようですね。

性犯罪者の息子チャールズ・マホーニーを守ってきた両親。親が金持ちで、かばっているせいで、犯した罪が裁かれないなんて許せませんね。

チャールズ・マホーニーの犯行はこのまま闇に葬られてしまいそう。性犯罪者が野放しのままなんて…。

アナリーズは全員を救うためウェスにすべての罪をなすりつける

アナリーズの携帯データに残っていたウェスの伝言が問題を解決するカギに。

ウェスがアナリーズの夫サムも、恋人のレベッカも殺害したことにして、全員が罪を免れることに。 「死人に口なし」。

死んでしまったウェスにすべての罪をなすりつけるなんて、顔に泥を塗るようで、心苦しいですね。

それでも、生きている自分たちのために、ウェスに罪をかぶってもらうことに。「ウェスも望んでいるはず」と、なんとか自分たちを納得させるアナリーズ。

ウェスはレベッカを襲ったサムをトロフィーで殴って殺害。レベッカはボニーが地下室でビニール袋をかぶせて、窒息死させていましたね。 アナリーズの家では殺人が起き過ぎて、怖い…。

そのアナリーズの家も火事で焼けて、ひどい状態に。死産だった息子と家族3人で撮った写真は燃えずに、残っていたのが救いですね。

オリバーはコナーにプロポーズ

ローレルはウェス殺害の真実を知ろうとチャールズ・マホーニーを追及することを計画。

アッシャーはこんな大変な時に、ミカエラに「愛してる」と告白。その時は茫然としていたミカエラでしたが、ローレルの作戦中に「愛してる」と返答。 えっ、こんな時に愛の告白タイム!?

コナーをずっと心配していたオリバーは、結婚しようとプロポーズ!  みんな、次の段階に進もうとしているようですね。

ウェスを殺害した黒幕はローレルの父親だった

ローレルはミカエラにチャールズ・マホーニー誘惑させ、ミカエラは家に誘われることに。

危険すぎるとアッシャーは止め、ローレルはひとりでチャールズ・マホーニーの元へ行こうと…。しかも、銃を持って! 銃まで持ち出すなんて、ローレルの怒りは深いですね。

そこに現れたのは、家族ぐるみの友だというドミニク。このドミニクこそ、ローレルの父親の指示でウェスを殺した張本人。

現れたタイミングからすると、チャールズ・マホーニーに銃を向けようとすることに気付いて止めに来たようですね。

ローレルが真実を知ったら、どうなってしまうのかが心配…。父親が愛するウェスを殺したなんて。

ローレルがウェスと付き合ったことが原因で、ローレルの父親はウェス殺害を指示したのでしょうか?

黒幕はわかりましたが、なぜかはまだわかりませんね。殺害を指示し、殺し屋と思われるドミニクを動かすローレルの父親。ただの通信会社の社長ではないようです…。

ウェスの死を悲しむアナリーズ

釈放されたフランクはアナリーズにひざまずき、真犯人を突き止めると約束。アナリーズの前にひざまずくフランクは、まるで女王にひざまずき、忠実に仕える召使のようですね。

依存者の会で罪悪感からずっと守ろうとしてきたウェスを亡くしたと話すアナリーズ。 もしも気にかけずに放って置いたら、まだウェスは生きていたかもしれないというのが、つらいですね。確かに、補欠だったウェスを入学させなければ、サムを殺害することもなかったはず…。

息子のようだったウェスにすべての罪をなすりつけ、火事を起こして自殺したことにするのは、身を切られる思いだったでしょうね。

「あの子は私の息子のようなものだった。ようなものじゃない。あの子は私の息子だった」と語り、涙を流すアナリーズ。アナリーズにとっては、死産だった息子とウェスは同じ大切な存在だった模様。 死産だった息子とウェスを同一視していたようですね。

アナリーズがウェスを殺した黒幕を知ったときに、どう出るのかも気になります。

『殺人を無罪にする方法』シーズン4は?

このエピソードは、『殺人を無罪にする方法』シーズン3の最終回。

アメリカではシーズン4も放送済みで、シーズン5への更新も決定しています。

『殺人を無罪にする方法』シーズン4では、ファイナルシーズンとなる『スキャンダル』シーズン7のエピソードとクロスオーバーした回が話題になったそう。

『殺人を無罪にする方法』シーズン4も早く見たいですね。

『殺人を無罪にする方法』の登場人物

『殺人を無罪にする方法』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

シーズン3第15話 「ウェス」で流れた曲

  • Look Outside - IAMX
  • The Host of Seraphim - DEAD CAN DANCE
  • The Other Side - WOODKID

気になったセリフをPick Up

「あの子は私の息子のようなものだった。ようなものじゃない。あの子は私の息子だった」
"He felt like my son... because he was. He was my son. He was my son."
アナリーズのセリフ

依存者の会で、ウェスの死を嘆くアナリーズのセリフ。 息子同然だったウェスも失ってしまったアナリーズの深い心の傷は癒えそうにないですね。

ウェスの死が衝撃的だった『殺人を無罪にする方法』シーズン3。シーズン4でもウェスの死の真相を追うことになるのでしょうか…。

『殺人を無罪にする方法』シーズン3のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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