- 『殺人を無罪にする方法』シーズン3第14話 「謎の発信者」
- How to Get Away with Murder Season3 Episode14 "He Made a Terrible Mistake"
※ネタバレしています。
第14話 「謎の発信者」のあらすじ
アトウッドはウェスの遺体を紛失、焼却したとして検察局をクビに。アナリーズとフランクへの訴追が棄却されるように、アトウッドの証拠隠滅を追及する。
コナーは火事の前、アナリーズの家に行き、地下室でウェスが倒れているのを発見。助けようと心臓マッサージをするが、ウェスの肋骨を折ってしまう。 しかし、検視官は死ぬ前の外傷はなく、ウェスの死因は火事の煙による窒息死だと証言する。
矛盾をつくためローレルが心臓マッサージをしてウェスの肋骨を折ったと証言するが、ローレルが過去に偽証したことが暴かれてしまう。
アトウッドによるウェスの遺体紛失やローレルの証言もアナリーズの疑いを晴らすには十分ではないと判断され、アナリーズとフランクへの訴追が棄却されることはなかった。
コナーは心臓マッサージをしたのは自分だとデンバー検事に真実を言おうとする。しかし、アトウッドにウェスの遺体を始末するように指示したと思われる謎のプリペイド携帯はデンバーのものだと判明する。
火事の前、ガス管が切られていることに気付き、逃げ出したコナー。ガスが爆発するアナリーズの家近くでは謎の男が問題が起こったと電話で誰かに報告していた。
シーズン3第13話 「仲間たちの疑惑」前回のあらすじと感想はこちら≫感想
まさかウェスの遺体を始末させた黒幕が検事のデンバーだったとは! ウェスを殺させたのもデンバーなのでしょうか!?
コナーは自殺しそうに
罪悪感で追い詰められたコナーはバスに飛び込み自殺しそうに…。自分の中でずっと言えずにきた秘密と罪悪感が心をむしばんでいるようですね。
クビになったアトウッドは証言台に立ち、ボニーが尋問。隣に座るアナリーズはメモを見せ、逐一助言。自分で直接、尋問できないのはイライラしそう…。ボニーが操り人形みたいでしたね。
アトウッドはマホーニー一家に大金で買収されたと推理するアッシャー。 大金のためなら、ジイさんとも寝ると認めたアッシャーはミカエラにあきれられる始末…。アッシャーはピンチでも相変わらずマイペースですね。
チャールズ・マホーニーは自由の身に
父親ウォレス・マホーニー殺しで訴追されていたチャールズ・マホーニーは嫌疑が晴れて釈放。
真犯人を突き止めるというチャールズの母親シルヴィア。ウェスの父親がウォレス・マホーニーだと気付いていたようですし、フランクがウォレス・マホーニーを殺したことを突き止めるのも時間の問題!?
アナリーズの復讐だと思いそうですね。
謎の電話番号が浮上
ネイトもアナリーズに協力。アナリーズの言う通り、ネイトとひどいケンカをしたり、ネイトをハメたり、ひどいことをしてきたにも関わらず、アナリーズを助けてくれるネイト。裏はないようでよかった…。
ネイトが教えてくれたアトウッドの通信用パスワードのおかげで、アトウッドが連絡を受けていた謎の電話番号が浮上。
みんなが何度止めても、電話をかけて相手を知ろうとするアッシャーがしつこい! でも、そのしつこさのおかげで意外な事実が明らかに…。
コナーはウェスに心臓マッサージをしたと告白
コナーはオリバーに続いてミカエラにも、ウェスを見つけて心臓マッサージをしたことを告白。
みんなにも隠しきれなくなり、真相を打ち明けることに。ミカエラがみんなに「コナーがウェスを殺したのかも」という言葉には一瞬驚きましたね。
でも、それはコナーの心臓マッサージであばら骨が折れ、内臓に突き刺さったせいで死んだのかもしれないと思っていたからでした。
コナーが見つけたときにはすでにウェスは死んでいたようですね。真実を知ったローレルは今すぐ自殺すべきよとコナーを責め、全員が動揺。 ローレルが目撃した逃げていく姿はコナーだったんですね。
コナーはアナリーズと直接対決。お互いに信じあうしかないと言うアナリーズに、コナーはいままで たまっていた不満が爆発。
ウェスとアナリーズの親子ごっこに巻き込まれたと責任を転嫁しようとするコナーを戒めるアナリーズに対して、「あなたの息子たちは死んだ。息子たちの代わりにしないでくれ」と言うコナー。 2人の言い合いは迫力がありましたね。
コナーがサムの殺人事件に巻き込まれたのは確かでも、協力したのは自分のためでもあったはず。
コナーの「あなたの息子たちは死んだ」という言葉も辛辣でしたね。お腹の赤ちゃんも、息子同然のウェスも亡くしたアナリーズ。 腹の底から言いたいことを言い合った2人が最後には歩み寄るのがいいですね。
ローレルには偽証した過去が
ローレルは妊婦健診に。中絶するか産むか、難しい選択を迫られるローレル。赤ちゃんの心音を聞いたら、中絶するのは難しくなりそう。
ペンシルベニア州で中絶するときにはカウンセリングが義務。しっかりしたサポート体制が整っているようですね。
ウェスの元恋人メギーとも和解できたローレル。しかし、証言台では過去にした偽証を責められることに。
コナーが心臓マッサージをしたという事実を、ローレルがしたことにして偽証。 ローレルの過去も調べていたデンバー検事補はローレルの証言に信憑性がないことを証明してしまいました。
上手くいきそうな計画でしたが、デンバーのほうが一枚うわてでしたね。
ローレルに誘拐された過去があったのがびっくり。誘拐があったのは本当で、父親を守るために誘拐されてはいないと証言していたローレル。ややこしい…。
ローレルを守ろうと、「異議あり!」と立ち上がるフランク。フランクの弱点はローレルですね。
黒幕は検事のデンバーだった
訴追は棄却されず、ついに裁判へ。ウェスは免責を受けようとしていた、ウェスを事務所に呼び出した、匿名の情報源、ケータイのデータがないなど アナリーズにとっては不利な証拠ばかりですね。
匿名の情報源は誰なのかも気になります。
人に責任をなすりつけるわけにはいかないと気付いたコナーはデンバーに真実を告白しようと決断。アナリーズの言葉が響いたようです。
コナーが「免責を受けたい」と言ったときには、罪悪感ですべてを暴露する気なのかとヒヤッとしましたね。
我慢できなくなったアッシャーが謎の電話番号にかけると、なんとデンバーの引き出しのプリペイド携帯が鳴り出しました!
アナリーズもデンバーがアトウッドの裏にいる黒幕だという考えに行きつきましたね。デンバーは、シーズン2のハプストール兄妹の事件、検事補シンクレアが死んだ事件をアナリーズが強引に解決したことを根に持っていたようですね。 マホーニーが黒幕だと思ったら、ウェスの遺体を焼却までさせていたのは検事のデンバーだったのが意外!
検視結果を捏造させたのも、デンバー検事の仕業のようですね。
火事になったアナリーズの家には謎の男が
ガスが爆発しそうで地下室から逃げ出したコナー。アナリーズの家のそばに止まっていた車には謎の男が!
この男が誰かの指示でウェスを殺したようですね。デンバーの指示なのか、それとも他の誰か!? この謎の男は何者なんでしょう…。
証拠を捏造しても、検事のデンバーが殺害まで指示するとは思えない…。 やはり殺害を指示したのはマホーニーなのか!?
誰がどうやってウェスを殺したのか、匿名の情報源とは誰なのかが気になりますね。 匿名の情報源というのも怪しい…。匿名の情報源がウェスを殺した可能性もあるんじゃ…。
ついに次回はシーズン3の最終回。ウェス殺害の謎がついに明らかになりそうですね。
『殺人を無罪にする方法』の登場人物
『殺人を無罪にする方法』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫
シーズン3第14話 「謎の発信者」で流れた曲
- Run Boy Run - WOODKID
- The Great Unnamed - PATIENTS
- Longpig - PERFUME GENIUS
気になったセリフをPick Up
「許してやって。とんでもない過ちを犯したけど、それは誰にでもあるはず。それに謝ってる」"Forgive him. He made a terrible mistake, just like we all have at one point, but he apologized."
ウェスに心臓マッサージをしていたことを告白したコナーを許すように言うアナリーズのセリフ。"He Made a Terrible Mistake"は今回のエピソードの英題にもなっています。
『殺人を無罪にする方法』シーズン3のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫