- 『殺人を無罪にする方法』シーズン3第6話 「女性兵士の罪」
- How to Get Away with Murder Season3 Episode6 "Is Someone Really Dead?"
※ネタバレしています。
シーズン3第6話 「女性兵士の罪」のあらすじ
匿名のタレコミがあり、5か月前のウォレス・マホーニー殺害の犯人としてウェスをニューヨーク市警が捜していた。アナリーズはウェスを匿い、守ろうとする。
今回の依頼人はバーでジェイス・ストーンの喉を切り、加重暴行の罪に問われているダニ・アルボダール。 アフガニスタン遠征に2度参加した元陸軍兵士のダニは内勤の仕事をしていたが、資料で死傷者や負傷時の詳しい報告書をまとめるうちにPTSDになっていた。
アナリーズは検察側のアトウッドと対決することになり、苦戦。アナリーズはまずダニに襲撃事件でPTSDになったとウソの証言させ、後からダニの証言は偽証だったと裁判長に報告。審理無効に持ち込むことに成功する。 検察との取引で、ダニは罪を認め、アルコール依存症として週1回 判事に面会して様子を見てもらうことになる。
ボニーはフランクがウォレス・マホーニー殺害を自白したのを録音していた。ウェスはコナーにすべてはウェスがサムを殺したことから始まったと責められ、警察には何も言うなと脅される。ウェスはアナリーズを守ろうとフランクの自白が録音されたレコーダーを破壊。メギーと別れたウェスはローレルと深い関係になる。
フランクはウォレス・マホーニーの息子チャールズ・マホーニーの車に凶器を仕込み、ウォレス・マホーニー殺害の罪を着せ、フィラデルフィアに戻ろうとしていた。
3週間後、ミカエラはアッシャーが無事なことを確認。アッシャーによると電話で全員アナリーズに事務所に呼ばれたという。
シーズン3第5話 「フランクの過去」前回のあらすじと感想はこちら≫感想
アナリーズは復帰
アナリーズは条件付きで弁護士の免許も取り戻し、大学にも復帰。しかし、懲罰委員会に見張られ、強引ないつものやり方は通用しなくなってしまいアナリーズは苦戦することに。
ネイトと付き合っているアトウッドは容赦なくアナリーズの反対尋問に異議を唱え、攻撃。こんなにやられっぱなしのアナリーズは見たことないですね。トイレではスナック菓子をむしゃむしゃ。しかも、袋ごとトイレに流した!?
依頼人のダニは実際にはアフガニスタンで襲撃されていなかったことが判明。PTSDになったのは、死傷や負傷した状況記録をまとめる立場だったからでした。生々しい記録をずっと読んでいれば、精神的にもきつそうですね。実際に体験していなくても、記録を読むことで事件を追体験し、トラウマになったと主張しても、誰も信じてくれなさそう。
厳しい中でもアナリーズは審理無効に持ち込むことに成功。規則に縛られている状況でも、有利な立場に持っていくとはさすが敏腕弁護士ですね。 ダニは治療裁判所に通うことに。治療裁判所というものがあると始めて知りました。刑務所行きにならずに済んだダニ。最初は同性愛者への嫌がらせが争点になるのかと思いきや、戦場でのPTSDが原因の事件でした。
回復を望むダニにはチャンスが与えられることに。実際に戦闘に参加していなくてもPTSDになってしまうのは怖いですね…。アナリーズにとっても、懲罰委員会が課した条件は回復するためのチャンスとなるのでしょうか。
ウェスは警察に追われる
ウェスはウォレス・マホーニー殺害で逮捕されそうに。 ボニーがフランクの自白を録音していたのにはびっくり! またしてもアナリーズにきつく当たられるボニーでしたが、アナリーズを支え続けるのでした。
オリバーは出会い系で出会った鍼師のトーマスとデートし、いい感じに。オリバーが読み方を間違えたという「マンチェゴ」はスペインを代表するひつじのミルクから作られたチーズの名前だそう。コナーは嫉妬しまくり…。
一方、アッシャーはミカエラの遊び道具から彼氏に昇格しようと奮闘し、ついにアッシャーとミカエラは恋人同士に。前の彼氏はゲイだったり、殺人犯だったことが判明したりと男運がないミカエラ…。お調子者のアッシャーとは上手くいくのでしょうか?
そして、ウェスとローレルも深い仲に。火事から救出されたローレルが妊娠していた子どもはウェスの子!? あんなにフランクに留守電を残していたローレルがすでにフランクのことを好きではなかったことに驚きました。好きだから、必死で捜しているとばかり…。
ボニーやコナーにすべての責任があると責められるウェス。警察に自首したと思ったら、警察に身柄を拘束されたのはウォレス・マホーニーの息子チャールズ・マホーニーのほう。 ニュースが流れた時には、ウェスが逮捕されたのかと思い、ドキドキしましたね。
シーズン2でアナリーズは婚約者殺害の罪で起訴されたチャールズ・マホーニーの弁護をしていました。チャールズ・マホーニーは結局、無罪になっていたことが判明。 チャールズ・マホーニーが逮捕されるように画策したのはフランク。フランクにとって、もはや証拠の捏造はお手の物ですね。
フランクが警察にウェスが犯人だとタレコミ、ローレルの留守電のメッセージで思い直したフランクはチャールズに罪をなすりつけることにした模様。 フィラデルフィアに戻ってくるフランク。アナリーズの前に現れるのでしょうか?
3週間後
アッシャーも無事なことが明らかに。コナーの安否は不明のまま。どうやら、事務所に来るようにアナリーズに電話で呼び出されたらしい学生たち。ウェスが警察に逮捕されるかもしれない状況を切り抜けたアナリーズたちには、また問題が発生したようです…。
登場人物
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ドラマの中で流れた曲
- Cotton Eye Joe - REDNEX
- Take Me with You (feat. Cat Dowling) - PETER VOGELAAR
- Eyes in the Shadows - ALEXI VON GUGGENBERG
- Bum Ticker - GRAPHITE MAN
- Bye Felicia - MATT MCGORRY
気になったセリフをPick Up
「私がいつも守ってあげてるじゃない。言ったでしょ。私たちは今や善人。切り抜けられるわ。絶対に」"Since when have I not protected you? Even when I hated you? Tell me. Remember what I said. We're good people now. We'll get through this. We'll get through it."
キーティング5の学生たちを落ち着かせようとするアナリーズのセリフ。今回はフランクのおかげでウェス逮捕の危機は切り抜けられましたが、3週間後には火事が発生。またとんでもない事件が起こりそうですね。
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