『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1第8話「善悪」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1第8話「善悪」
  • Shades of Blue Season1 Episode8 "Good Cop, Bad Cop"

※ネタバレしています。

あらすじと感想

爆弾騒ぎの間にウォズはサップを殺害。サップを殺さないと誓った約束をウォズが破ったことにハーリーは激怒する。

ハーリーの娘クリスティーナの彼氏であるマニーは警官2人に暴行される。クリスティーナはまずウォズに相談。警官が悪いことを信じないウォズたちに自分が撮った動画を見せる。 警官のトレストマンとホリスターは理由もないのにマニーを殴っていた。ウォズたちは警官のトレストマンとホリスターを殴り、制裁を加える。

一方、スタールはウォズが10年前に殺人犯に仕立ててハメたミゲル・ゼペダについて調査。 ハーリーはミゲルはクリスティーナの父親で日常的に暴行を受けていたことをスタールに打ち明ける。スタールはウォズの逮捕に協力すれば、ミゲル・ゼペダの件は追及しないと約束。 ハーリーはサップの死で、ウォズの逮捕に協力することを決意。スタールにウォズがサップを殺したと打ち明ける。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1第7話「激高」前回のあらすじと感想はこちら≫

サップの死は自分のせいだと思い詰めるハーリー

いままではFBIに協力しながらもウォズをかばってきたハーリー。ですが、サップの死もあり、ついにウォズをFBIに売り渡すことにしたようです。仲間のサップはFBIのスパイで裏切り者だと思われて、ウォズが2度殺害。 チームのメンバーたちも複雑な思いでサップの死を悼むことに。

特にウォズがサップを殺したと知っているハーリーは感情的に。サップが死んでしまったのは、間接的に自分のせいだと自分自身を責めるハーリー。もし、ハーリーがFBIのモグラだと特定されていたら、サップと同じ目に遭っていたのかと考えると怖い…。

クリスティーナの彼氏マニーが暴行を受ける

第5話「妄想」に登場したクリスティーナの彼氏が再登場。警官にボコボコにされて血だらけ。クリスティーナはそこにいなかったと思ったら、スマホでマニーが暴行されている様子を撮影していました。

弱い者いじめをして楽しむ警官2人はひどすぎ…。こんな人たちが警官だと思うと、マニーが警察が信用できなくなるのもわかりますね。

マニーに殴る蹴るの暴行を加えた警官2人はクリスティーナにも卑猥な発言。市民を守るはずの警官がこんなことを口にするなんて警官失格。そこらのチンピラとかわらないレベル…。

しかも、身内に甘い警察は動こうとせず、このままでは警官のトレストマンとホリスターは何の罰も受けないことに。 ウォズたちは警官のトレストマンとホリスターをバーの外におびき出し、ボコボコにして制裁。 悪い警官をボコボコにして制裁を加えたことは決して正しいとは言えないことですが、自業自得というか、しょうがないことだと思えますね。悪い警官と言い警官の違いは何なのかはあいまいに。

「不当な目に遭っている者たちに正義をもたらすこと」を理由に警官に制裁を加えたウォズ。 最初は正義のためだったとしても、汚職に手を染め、だんだんその境界線が分からなくなってしまったようですね。

「ニューヨーク市警の警官なら、正しいことをしなさい 。街にこれ以上汚職警官はいらない。」 というハーリー。この言葉は暴力警官の2人だけでなく、ローマンに対しての忠告でもあったようです。 警官のトレストマンとホリスターを殴るローマン。その姿はすっかり汚職警官…。ハーリーは異動をすすめ、ローマンを泥沼から救おうとしていましたが、ダメだったようですね。 ドラマの中では汚職警官だらけ…。

クリスティーナはマニーと付き合うことを認められる

クリスティーナは動画の中でマリファナを吸っていることが発覚し、ハーリーは激怒。 アメリカのドラマや映画ではマリファナがタバコのように登場することがあって、びっくりしますね。

アメリカではカリフォルニア州など州によってはマリファナは合法化されていますが、連邦法では違法だそう。 マリファナに寛容そうなアメリカでも、やはり進学や就職には響くようですね。

彼氏のマニーはクリスティーナを身を挺して守ったことが認められ、2度目のチャンスが与えられることに。マニーとクリスティーナはちょっと羽目を外しただけのよう。「また同じことをしたら、牢屋にぶち込みますからね!」とハーリーにお灸をすえられたマニーとクリスティーナですが、付き合うことは認められて一件落着。仲のいい2人がほほえましい。

ハーリーはウォズの逮捕に協力することを決意

スタールはミゲル・ゼペダの事件を調べ、ハーリーと付き合っているジェームズ・ナヴァ検事補が事件を担当していることに気付きました。

倫理委員会のデヴィッド・シムキンス という偽名でジェームズ・ナヴァに接触したスタールは、ミゲル・ゼペダの捜査を担当したウォズの部下ハーリーと性的関係を持っているのは不適切だと追及。 ジェームズ・ナヴァはハーリーが自分と寝たのは、ミゲル・ゼペダの件で自分を操るためだと疑念を抱くことに。

スタールがデヴィッド・シムキンスになりすましてジェームズ・ナヴァに会ったことに気付いたハーリー。ミゲルの事件で便宜を図ってもらおうとしたのは、ジェームズ・ナヴァと寝たあとか? 前か? と言われてハーリーはスタールを平手打ち。 スタールが言うと個人的な嫉妬なのか、仕事なのかよく分からないことに…。

ハーリーはミゲルがクリスティーナの父親で、DVをうけていたことをスタールに告白。クリスティーナを守るためにミゲルを殺人犯に仕立て上げた理由を打ち明けました。以前、ミゲルは父親ではないとクリスティーナにした話は娘を守るためのウソだったようです。

冷淡なスタールも同情し、ウォズニアックの逮捕に協力すれば、ミゲルの件は追及しないと約束。

ウォズは10年前にリタ・マーティンが刺されるのを目撃したマキシーン・ダーデンに毎月1000ドルを渡し、ミゲルが無実だということがバレないように口止め。1000ドル(約10万円)を毎月 10年にも渡って支払ってきたということは、合計で約1200万円も渡したということに。かなりの大金!

「沈黙の値段」は安くはありませんでした。口止め料も汚職で稼いだ汚いお金で払っているんでしょうね…。 お金で口止めされているだけで、まだ目撃者のマキシーン・ダーデンは殺されていないのが、救いかも…。いざとなったら、ウォズはマキシーンも殺しそうです。

テスはサップが裏切り者だったと思い、嫌悪していましたが、サップは生前 テスに誕生日プレゼントを用意。夫婦仲がこじれているテスに夫と行けるようにメッツのチケットを2枚プレゼント。 テスに宛てた手紙がまるでサップの遺言みたいで、悲しいですね。

ハーリーはサップの遺体にこのままにはしないと約束。ハーリーはついにウォズを逮捕するため本格的にFBIに協力することを決意。ウォズにサップを殺したことを自白させ、ハーリーのペンダントに仕掛けたカメラと盗聴器で記録する計画のようです。 計画は上手くいくのでしょうか? 

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』の登場人物・キャスト

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • The Sound of Silence - NOUELA
  • Ramblin' Man - ASH GRUNWALD

気になったセリフをPick Up

「俺がこんなことを始めたのは、たった一つの理由からだった。不当な目に遭っている者たちに正義をもたらすことだ。この原点に戻りたい。」

"When I first began all this, I had one reason driving me: dealing out justice to those who can't find it on their own. I want to get back to that."

ウォズのセリフ

ウォズのセリフ。最初は正義感から始めたことでも、次第に汚職の範囲を広げていくことに…。夫の汚職に気付いていた妻のリンダ。浮気にも気付いていそう…。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

海外ドラマの動画配信サービス
スポンサーリンク

 
この記事をシェアする