『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1第4話「信頼」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1第4話「信頼」
  • Shades of Blue Season1 Episode4 "Who Is It That Can Tell Me Who I Am"

※ネタバレしています。

あらすじと感想

ウォズの疑いを晴らしたハーリーは空だというバンを移動させる仕事を頼まれる。 しかし、そのバンにはC4爆薬と紙幣の計算機が4台隠されていた。

ハーリーはC4爆薬と紙幣の計算機を隠し、FBIのスタールに報告する。 しかし、スタールはウォズの自殺した娘アナ・ケイトの名義で倉庫を借りていることに気付き、C4爆薬と紙幣の計算機を見つけ出す。

一方、ローマンは丸腰の売人を射殺した罪悪感に苦しむ。 コンビニ強盗犯でDV男を捕まえるためローマンは規則を曲げることを決意する。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1第3話「嘘」前回のあらすじと感想はこちら≫

ウォズに仕事を頼まれるハーリー

検事補のナヴァと一線を越えたハーリー。 ナヴァの元婚約者キャロラインは憲法修正第1条が専門。 アメリカ合衆国憲法修正第1条は表現の自由や宗教の自由などを守る条項。 元婚約者キャロラインもこの後登場するのでしょうか?

アメリカ合衆国憲法修正第1条 - Wikipedia

アメリカ合衆国憲法修正第1条(アメリカがっしゅうこくけんぽうしゅうせいだい1じょう、 英: First Amendment to the United States Constitution )は、 アメリカ合衆国憲法で定められている条項で、国教の樹立を禁止し、宗教の自由な行使を妨げる法律を制定することを禁止した。また、 表現の自由、 報道の自由、平和的に 集会する権利、 請願権を妨げる法律を制定することを禁止している。これは1791年12月15日、 権利章典 を構成する10の修正の1つとして採択された。

クリスティーナの父親ミゲル・ゼペダの情報を手に入れるためにナヴァに近づいたハーリー。ミゲルの審問は10日後。釈放される可能性は低いようですが、厄介なことになりそうな予感…。ハーリーがミゲルと付き合った理由とウォズと手を組んでいる理由がリンクしているように聞こえます。結局ハーリーはDV男からは自由になったものの、それがウォズの汚職に変わっただけなのかもしれませんね。

ミゲルのことで恩を感じているハーリーはFBIに協力しつつも完全にウォズたちを裏切ることはできないようです。

ウォズに仕事を頼まれたハーリー。信頼が回復されて一安心。 空のはずのバンにはC4と紙幣の計算機が。 C4はかなりヤバそう…。紙幣の計算機が4台もあるということは、大金が動く仕事のようです。

FBIのスタールたちには、C4と紙幣の計算機を隠して報告。 チェン捜査官にバンの二重底がバレたときや、車のトランクを開けろと指示されたときにはハラハラ。 ゴミ箱に隠し、あとでウォズに渡したハーリーでしたが、スタールが貸倉庫を突き止めました。

船の名前にウォズの自殺した娘「アナ・ケイト」の名がつけられていることで、娘の名義で倉庫を借りていることに勘づいたスタール。 自殺した娘に対する言葉はひどい…。

自分にも自殺したいとこいるとウソをついてハーリーから話を聞き出そうとするチェン捜査官もなかなかの策士。

ウォズもバンの中にC4と紙幣の計算機があることは知らされていませんでした。古い倉庫の解体にC4を使うというドニー。どう考えてもそんな目的に使うとは考えられない…。 ただの汚職とは違う、かなり大掛かりなことが行われそうですね。

黒い犬が現れる

衝突事故を起こしたウォズ。 ミリタリーオタクとお楽しみ中だったウォズの元には黒い犬が。「常に忠誠を」 Semper Fi(センパーファイ)はアメリカ海兵隊のモットー。 その後、黒い犬にエサをあげるウォズ。黒い犬は何かの象徴なのでしょうか?

テスは夫の浮気相手アンバーを殴ったとして訴えられそうに。 その怒りでコンビニ強盗の1人に被害者を刺した相棒の名前 バーナードを一瞬で吐かせるテス。迫力がすごい…。

結婚を立て直そうと必死だったテスも、アンバーの姿を見て、あきらめがついたようです。 なんとテスは慰める相棒のエスパーダとキス。相棒と恋愛関係になるのは、懸命とは言えない気が…。 それにしても、テスの夫のジョーはどんな男なんでしょう。 エスパーダとテスのことに気付いたら、どうなるのか心配…。

罪悪感で苦しむローマン

ローマンは丸腰の売人を撃ったことで、罪悪感に押しつぶされそうに。銃を橋から投げ捨てるも、失敗。欄干に登ったことで、自殺しようとしていると思われてしまいました。

チームに散々からかわれるローマンは自分が撃ち殺したジャマ―の葬式に出席し、スピーチしているところを仲間に逮捕されてしまいました。 まだローマンの発砲は正当防衛だと思っているチームの仲間にハーリーは真相を告白。

高架下でローマンに銃を向ける仲間たちが怖かった…。 自殺願望があるか確かめるためだったとはいえ、本当に自殺させるつもりかと思うほどの迫力。

黒人である自分が黒人を逮捕し、裏切り者だと思われ、子どもたちにも近づいたら撃たれると思われていることがローマンの心にずっしりとのしかかることに。 アメリカでは白人警官が黒人を射殺する事件が多発して社会問題に。さらに、白人警官が不起訴や無罪になることも多く、デモが暴徒化したことも。アメリカの根深い問題が垣間見えますね。

コンビニ強盗をしたDV男バーナードを逮捕するとき、ローマンは決断を迫られることに。 「助けを求める声が聞こえる?」とたずねるハーリー。 刑事ドラマでは家や部屋の中に突入する口実を作るために、中で叫び声がしたなどと言って部屋に踏み込むことが多いですね。

令状がないため、バーナードに殴られている音がしても何もできないハーリーとローマン。 すぐそこで殴られている人がいると分かっているのに助けられないのはもどかしいですね。 ついに決意を固めたローマンは部屋に突入。

ローマンが射殺したジャマ―のおば エリカが「警察は腐りきってる。まるでバッジをつけた殺し屋みたい」という言葉にもローマンは同意。 ローマンも悪に染まってしまったようですが、エリカやその息子のジェイジェイと親しくなっていくのが心配です。 「殺し屋だ」と認める言葉が、ローマンの心の闇を表しているようでした。

C4は何に使われるのでしょうか?  黒幕の正体も気になりますね。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』の登場人物・キャスト

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Mansion (feat. Fleurie) - NF
  • Solitary One - MURDER BY DEATH
  • Guardian Angel - ALLEN STONE
  • Long & Lost - FLORENCE + THE MACHINE

気になったセリフをPick Up

「常に規則に従うことだけが正しいとは限らない。」

"Someone's got to show them that being a good cop isn't the exception to the rule."

罪悪感を感じるローマンを説得するウォズのセリフ。自分で規則を破ることを決めたローマン。精神状態が心配…。

『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫

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