『クワンティコ』シーズン2第12話「交錯する思惑」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『クワンティコ』シーズン2第12話「交錯する思惑」
  • Quantico Season2 Episode12 "FALLENORACLE"

※ネタバレしています。

あらすじと感想

CIAの訓練施設ファームでは、NSA(国家安全保障局)の極秘ビルに侵入し、自分たちのデジタル痕跡を消去する実地訓練が行われる。

リディアの指示でダイアナはレオンをハメ、ファームを退学させる。 アレックスとオーウェンはNSAの実地訓練をエサにリディアが指揮する裏の任務を探る。

アレックスとオーウェンはリディアがNSAに設置させた傍受装置の送信場所を追ってくるが、その場所はガス爆発。 しかも、リディアは政府公認の秘密作戦を指揮しているだけで、AICではないと判明する。

8か月後、アレックスは人質たちを地下道から逃がすことにする。 しかし、人質の中にはテロリストやAICが紛れ込んでいた。

セバスチャンの妻カーリーは実はAIC。ハリーを人質にとって、ウィルを連れてこいと要求。 セバスチャンとカーリーは相撃ちになり、セバスチャンは重傷を負う。

脱出後、リディアはダイアナがウィルを拉致したと説明、信頼できるアレックスしか送り込めないと言う。

『クワンティコ』シーズン2第11話「敵陣からの脱出」前回のあらすじと感想はこちら≫

リディアはAICではなかった

毎回見るたびに混乱してわからなくなっていく『クワンティコ』。 結局、リディアはAICじゃなかったようです。

訓練生たちは、大統領の承認も受けた正式な極秘任務に選ばれただけだったと判明。 第8話「裏切りと真実」の暗殺もテスト。 ロバート・メイヤーはCIA職員で、実際には死んでいませんでした。 人を殺してしまったと苦悩していたレオンに教えてあげてほしい…。

AICの実態はよくわかりませんね。やっとリディアがAICの勧誘員だと思ったら、見当違い。 ライアンがその後、大統領補佐官になったのはリディアの申し出を受けたからのようですね。

NSAのビルに侵入

今回のファームの訓練はNSAビルへの侵入。 CIAはスパイなど人間を利用した諜報活動を担当。 一方、NSAはメールや電話などの電子情報を傍受・盗聴し、情報の収集・分析を担当するという違いがあるそうです。

FBI、CIA、DEA...いくつ知ってる?世界各国の様々な機関

海外ドラマを見ていると出てくるのが、いろいろな機関。おなじみの機関から、ちょっと聞きなれない機関まで。知っているともっと海外ドラマがおもしろくなること間違いなしの世界各国の機関をまとめてみました。 Federal Bureau of Investigationの略で、連邦捜査局のこと。単に「ビューロー」"Bureau"と呼ばれることも多い。 ...

NSAに侵入するという危険な訓練を選んだのはAICと思われるリディアをおびき出すため。

オーウェンとアレックスはチームに。AICを捕まえる確実な証拠はゼロ。現行犯で捕まえるために、NSAを選んだのでした。思惑通り、リディアは訓練の裏で、別の任務を指示。

リディアは父親オーウェンの裏をかいているつもりで、実は自分が父親に裏をかかれていることに気付いていないという騙し合いに。 諜報員同士の親子は腹の探り合いで大変そう…。

訓練生たちは連携プレーでNSAに侵入。 ライアンはリディアに指示された傍受装置の設置。 アレックスは正式な訓練でデジタル痕跡を消去する任務とリディアの指示で動くライアンの追跡。 ダイアナはレオンを排除するために動くことに。

みんな、訓練とは別の思惑で忙しいですね。 セバスチャンがピンチなのに誰も助けに行かない…というか行けない訓練生たち。

そんな状態で、よく危険な侵入に成功しましたね。(レオン以外は)

メガネをかけて作業員に化けたセバスチャンがダサくて、別人みたい…。うまく溶け込んでいましたね。

ダイアナにハメられたレオンは退学。 ジェーン( シェルビーの偽名)の連絡先を削除してお別れ。 そのシェルビーはレオンに本気になっていました。あんなに深入りするなとニマに忠告されていたのに…。

エリオットが自殺した経緯が明らかに

ハリーはNSAでアレックスに協力する代わりにサー・ローレンス・ビショップの情報を要求。 イギリスの海運王サー・ローレンス・ビショップは2008年に自殺したエリオットの父親。

ハリーの恋人だったエリオットの自殺の真相が明らかになりました。 ハリーが恋人でゲイだと父親にバレたエリオットは勘当されましたが、その後ハリーのもとから消えて家族の元に。 女性と結婚させられたらしいエリオットはハリーの前に現れ、包丁で3回も自分を刺して自殺したそう…。

自分の目の前で愛する人が壮絶な死を遂げたと話すハリーが痛々しい。

アレックスが手に入れたサー・ローレンス・ビショップに関する情報は役に立たないものばかり。 ハリーはエリオットを自殺に追い込んだサー・ローレンス・ビショップの違法行為を告発して、復讐を企てているようですね。

エリオットが自殺したいきさつを話して、自分に正直になれとセバスチャンを説得するハリー。 その話に涙したセバスチャンはカーリーに同性に惹かれることを告白しましたが、そのまま付き合いは続けることに! 祈りで、どうにかなる問題じゃないのに…。

ハリーが心を惑わすものとしか思えず、「以前はこんな気持ちにはならなかったのに」と葛藤するセバスチャンはハリーの首を絞め上げる事態に発展。その怒りが自分に向かったら、エリオットのように自殺しかねない気が…。

ファームは何者かに監視されていた

アレックスとオーウェンはNSAに仕掛けられた傍受装置の情報が送られている場所へ。 そこにはファームの訓練生や教官の情報や写真がびっちり。 まるでストーカー。

オーウェンいわく有能な諜報員の仕事ではないということですが…。 一体誰がこんなことを。

しかも、その場所はガス爆発。中に入ろうとした人が犠牲になってしまったようです。 AICの実態は謎のまま。さらに、ストーカーらしき人物も登場?!でも、監視に気付かなかったファームの訓練生や教官たちの能力は大丈夫なのかと不安に…。

拉致されたウィル

8か月後、アレックスたちは人質たちを地下道から逃すことに。 人質の中にはテロリストやAICも紛れ込んでいて、一触即発。

ハリーはウィルに狙われると警告。そういえば、この2人、第5話「明かされた素性」で寝ていましたね。

混乱に乗じて、AICはメンバーを処刑したテロリストを殺し始めるのでした。 地下道で殺し合いを始めるのが恐ろしい。 なんとセバスチャンの妻カーリーがAIC!! アレックスから奪った銃をハリーに向けて、ウィルを引き渡すように要求。

カーリーはセバスチャンを撃ち、セバスチャンは撃たれながらもカーリーの頭を撃ち返しました。 カーリーはセバスチャンを愛してると言っていましたが、隠れ蓑だったのでしょうか? 悲惨な結果に終わった結婚でしたね。

やっと地下道から外に出たアレックスたち。 そこにはFBIが。 なんと指揮を執っていたのは、リディア! 第6話「極限状態での決断」で ハードドライブを持って逃走していたリディア。結局、ハードドライブはAICに奪われてしまったそう。監視情報が入っているというハードドライブ。そのハードドライブには具体的にはどんな危険な情報が入っているのでしょうか?

AICではなかったリディア。 いつの間にか消えてしまったウィルはダイアナに拉致されてしまったと判明。

ダイアナがAICであることは間違いないようですね。 正式な極秘任務についていたはずのダイアナはなぜAICに? アレックスはウィルを救い出せるのでしょうか? そういえば、ウィルはシーズン1でも拉致されて爆弾作りをさせられていた気が…。

AICの首謀者は謎。いままでに登場した意外な人物が首謀者なのでしょうか?

英題の"FALLENORACLE"はNSAが収集した情報のデータベースを指すCIA暗号だそうです。

登場人物・キャスト

『クワンティコ』シーズン2の登場人物・キャストの紹介はこちら≫;

ドラマの中で流れた曲

  • All Fall Down - SHAWN COLVIN
  • White Flag - JOSEPH
  • Seven Times the Charm - SHAWN COLVIN

気になったセリフをPick Up

「結局、大事なのは人間だ。人の注意を自在にそらせない者は必要ない。たった一瞬でもいい。それが適切な瞬間なら反逆罪を犯すことも可能だ。」

"It's about people. So if you can't make people look the other way, you don't deserve to be here, but if you can misdirect someone for just a second, the right second, then you can commit an act of treason."

オーウェン・ホールのセリフ

オーウェンのセリフ。NSAに侵入し、一線を越えた訓練生たち。 一方、人質事件ではAICが反撃に出てきました。ウィルは一瞬の隙に、ダイアナに拉致されてしまうことに。ハリーが警告した通りになってしまいましたね。

『クワンティコ』シーズン2のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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