第75回ゴールデン・グローブ賞のノミネート作品が発表されました。 映画の部ではアカデミー賞の前哨戦とも言われるゴールデン・グローブ賞には、テレビドラマ部門も。
ゴールデン・グローブ賞とは、ハリウッド外国人映画記者協会(Hollywood Foreign Press Association, HFPA)の会員の投票によって、前年の優れた映画やテレビドラマを選んで表彰する賞です。
第75回ゴールデン・グローブ賞授賞式は2018年の1月7日(現地時間)に行われる予定。 2012年からは日本のミュージシャンのYOSHIKIが作曲した「ゴールデングローブのテーマ」が使用されているそうですよ!
2018年のゴールデン・グローブ賞授賞式の司会者はコメディアンやテレビ番組の司会者として知られるセス・マイヤーズが務める予定。 どんな海外ドラマがノミネートされたのか、ゴールデン・グローブ賞のテレビドラマ部門を見てみましょう。
ゴールデン・グローブ賞のテレビドラマ部門の受賞結果はこちらへ>>ドラマシリーズ
作品賞
- 『ザ・クラウン』(Netflix)
イギリス女王エリザベス2世の素顔を描いたドラマ。 - 『ゲーム・オブ・スローンズ』(HBO)
7つの王国の名家が、すべての王国の覇権を握る「鉄の玉座」を巡って戦いを繰り広げる壮大なファンタジー大河ドラマ。 - 『侍女の物語』(原題:The Handmaid‘s Tale) (Hulu)
女性が性奴隷として扱われる世界を描いたディストピアSFドラマ。 - 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Netflix)
1980年代の懐かしい雰囲気を感じる少年たちの不思議な冒険を描いたSFドラマ。 - 『THIS IS US 36歳、これから』(NBC)
誕生日が同じ男女3人を描いた心温まる感動のヒューマンドラマ。
女優賞
-
カトリーナ・バルフ 『アウトランダー』(Starz)
違う時代にタイムスリップしてしまう女性を描いたロマンスドラマ。 第二次大戦終結後、18世紀にタイムスリップした元従軍看護師クレア役。 - マギー・ギレンホール 『ザ・デュース(原題) / The Deuce』(HBO)
1980年代の性産業を描いた「ザ・デュース(原題) / The Deuce」。娼婦のキャンディ役。 - クレア・フォイ 『ザ・クラウン』(Netflix)
イギリス女王エリザベス2世の素顔を描いたドラマ「ザ・クラウン」。エリザベス2世役。 - キャサリン・ラングフォード 『13の理由』(Netflix)
女子高生がカセットテープを残して自殺。徐々に自殺した理由が明らかになるというドラマ。自殺した女子高生ハンナ・ベイカー役。 - エリザベス・モス 『侍女の物語』(原題:The Handmaid‘s Tale) (Hulu)
女性が性奴隷として扱われる世界を描いたディストピアSFドラマ。侍女のオブフレッド役。
男優賞
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ジェイソン・ベイトマン『オザークへようこそ』(Netflix)
麻薬カルテルのために資金洗浄するためにミズーリ州オザークに越してきた家族を描いたサスペンスドラマ。父親のマーティ・バード役。 - スターリング・K・ブラウン 『THIS IS US 36歳、これから』(NBC)
誕生日が同じ男女3人を描いた心温まるヒューマンドラマ。その1人のエリートサラリーマン ランダル役。 - フレディ・ハイモア『The Good Doctor』(原題)(ABC)
韓国で人気の医療ドラマ『グッド・ドクター』をリメイクした作品。自閉症スペクトラムでサヴァン症候群を持つ若手外科医ショーン役。 - ボブ・オデンカーク 『ベター・コール・ソウル』(AMC)
『ブレイキングバッド』のスピンオフ。『ブレイキングバッド』にも登場したソウル・グッドマンがいかにして悪徳弁護士になっていったかを描いたドラマ。弁護士ソウル・グッドマン役。 - リーヴ・シュレイバー『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』(Showtime)
ハリウッドのセレブたちのトラブルを解決するフィクサーを描いたドラマ。フィクサーのレイ・ドノヴァン役。
コメディ/ミュージカルシリーズ
作品賞
-
『Black-ish』(原題)(ABC)
ビバリーヒルズの豪邸で暮らすアフリカ系アメリカ人家族をブラック・ジョークを交えて描いたコメディ。 - 『マーベラス・ミセス・メイゼル』(Amazon)
1958年、ニューヨークに暮らしていた主婦ミッジ・メイゼルがコメディアンになるというコメディ。 - 『マスター・オブ・ゼロ』(Netflix)
インド系アメリカ人の青年の日常を描いたコメディ。 - 『SMILF(原題)』(Showtime)
恋や仕事に奮闘する20代のシングルマザーを描いたコメディ。 - 『ウィル&グレイス』 (NBC)
人気シットコム「ふたりは友達? ウィル&グレイス」の10年ぶりのリバイバル版。ニューヨークを舞台に、インテリアデザイナーのグレイスとゲイの弁護士ウィルが繰り広げるおかしな日常を描いたコメディ。
女優賞
-
パメラ・アドロン『Better Things(原題)』 (FX)
ロサンゼルスを舞台に、シングルマザーのサムが子育てに奮闘する姿を描いたドタバタコメディ。シングルマザーのサム役。 - アリソン・ブリー『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』(Netflix)
1980年代の女子プロレス団体を描いたコメディ。女性レスラーのルース役。 - フランキー・ショウ 『SMILF(原題)』(Showtime)
恋や仕事に奮闘する20代のシングルマザーを描いたコメディ。20代のシングルマザーのブリジット役。 - レイチェル・ブロズナハン『マーベラス・ミセス・メイゼル』 (Amazon)
1958年、ニューヨークに暮らしていた主婦ミッジ・メイゼルがコメディアンになるというコメディのミッジ・メイゼル役。 - イッサ・レイ『インセキュア』(HBO)
黒人女性の葛藤やアラサー女性の生々しい悩みを描いたコメディ。主人公のイッサ・ディー役。
男優賞
-
アンソニー・アンダーソン 『Black-ish(原題)』(ABC)
ビバリーヒルズの豪邸で暮らすアフリカ系アメリカ人家族をブラック・ジョークを交えて描いたコメディ。家長のドレ役。 - アジズ・アンサリ『マスター・オブ・ゼロ』(Netflix)
インド系のアメリカ人の青年の日常を描いたコメディの主人公デフ役。 - ケヴィン・ベーコン『アイ・ラブ・ディック』 (Amazon)
カリスマ芸術家のディックに出会い、クリスの妄想が暴走していくというドラマ。カリスマ芸術家のディック役。 - ウィリアム・H・メイシー『シェイムレス 俺たちに恥はない』(Showtime)
アメリカの貧困層に当たるギャラガー家を描いたハチャメチャなコメディ。ギャラガー家のダメ親父フランク・ギャラガー役。 - エリック・マコーマック『ウィル&グレイス』(NBC)
人気シットコム「ふたりは友達? ウィル&グレイス」の10年ぶりのリバイバル版。ニューヨークを舞台に、インテリアデザイナーのグレイスとゲイの弁護士ウィルが繰り広げるおかしな日常を描いたコメディ。 ゲイの弁護士ウィル・トゥルーマン役。
テレビ映画・ミニシリーズ
作品賞
-
『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』 (HBO)
事件をきっかけにママ友の秘密が明らかになっていくミステリー・ドラマ。 - 『FARGO/ファーゴ3』 (FX)
ジョエル&イーサン・コーエン兄弟製作総指揮のドラマ。2010年を舞台に、エミットとレイのスタッシー兄弟を中心に描いた作品。 - 『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』 (FX)
実在の大女優ベティ・デイヴィスとジョーン・クロフォードの確執を描いたドラマ。 - 『The Sinner -記憶を埋める女-』(USA Network)
いきなり見知らぬ人を襲って殺害した主婦のコーラの隠された心の闇に迫っていくサスペンス・ドラマ。 - 『トップ・オブ・ザ・レイク~チャイナガール』 (Sundance TV)
「トップ・オブ・ザ・レイク~消えた少女」の続編。警察官のロビンが、若いアジア人女性の死体が打ち上げられた事件を捜査することになるミステリー・ドラマ。エリザベス・モスや二コール・キッドマンが出演。
女優賞
- ジェシカ・ビール『The Sinner -記憶を埋める女-』(USA Network)
いきなり見知らぬ人を襲って殺害した主婦のコーラの隠された心の闇に迫っていくサスペンス・ドラマ。主婦のコーラ役。 - ニコール・キッドマン 『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』 (HBO)
事件をきっかけにママ友の秘密が明らかになっていくミステリー・ドラマ。セレステ役。 - ジェシカ・ラング 『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』(FX)
実在の大女優ベティ・デイヴィスとジョーン・クロフォードの確執を描いたドラマ。 ジョーン・クロフォード役。 - スーザン・サランドン『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』(FX)
ベティ・デイヴィス役。 - リース・ウィザースプーン 『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』 (HBO)
事件をきっかけにママ友の秘密が明らかになっていくミステリー・ドラマ。 マデリン役。
男優賞
-
ロバート・デ・ニーロ『嘘の天才 ~史上最大の金融詐欺~』 (HBO)
2008年に金融詐欺罪で逮捕されたウォール街の証券投資会社会長バーニー・マドフを描いたテレビ映画のバーニー・マドフ役。 - ジュード・ロウ 『ヤング・ポープ 美しき異端児』 『ピウス13世 美しき異端児』 (HBO)
若くして、アメリカ人初のローマ教皇に選ばれたピウス13世を描いたドラマ。ピウス13世役。 - カイル・マクラクラン『ツイン・ピークス The Return』(Showtime)
カルト的人気を誇った1990年代のドラマ『ツイン・ピークス』の続編。FBIのクーパー捜査官役。 - ユアン・マクレガー『FARGO/ファーゴ3』(FX)
2010年を舞台に、エミットとレイのスタッシー兄弟を中心に描いた作品。ユアン・マクレガーは一人二役で、スタッシー兄弟を演じています。 - ジェフリー・ラッシュ『ジーニアス:世紀の天才 アインシュタイン』(National Geographic)
物理学者アインシュタインの実像に迫ったドラマのアインシュタイン役。
ドラマシリーズ・ミニシリーズ・テレビ映画
助演女優賞
-
ローラ・ダーン『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』 (HBO)
レナータ役。 - アン・ダウド『侍女の物語』(原題:The Handmaid‘s Tale) (Hulu)
女性が性奴隷として扱われる世界を描いたディストピアSFドラマ。女性たちを従順にする施設の教師Aunt Lydia役。 - クリッシー・メッツ『THIS IS US 36歳、これから』(NBC)
誕生日が同じ男女3人を描いた心温まるヒューマンドラマ。その1人で、肥満に悩む女性 ケイト役。 - ミシェル・ファイファー『嘘の天才 ~史上最大の金融詐欺~』 (HBO)
2008年に金融詐欺罪で逮捕されたウォール街の証券投資会社会長バーニー・マドフを描いたテレビ映画。バーニー・マドフの妻ルース役。 - シェイリーン・ウッドリー『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』 (HBO)
ジェーン役。
助演男優賞
-
デヴィッド・ハーバー『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Netflix)
1980年代の懐かしい雰囲気を感じる少年たちの不思議な冒険を描いたSFドラマ。 ホーキンス警察署長のジム・ホッパー役。 - アルフレッド・モリナ『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』(FX)
実在の大女優ベティ・デイヴィスとジョーン・クロフォードの確執を描いたドラマで、2人の大女優が出演する映画「何がジェーンに起ったか?」の監督 ロバート・アルドリッチ役。 - クリスチャン・スレイター『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』(USA Network)
精神疾患を抱えた天才ハッカーのエリオットが大企業にハッキングし、世界を変えようとするドラマ。主人公エリオットをハッカーチーム「f・ソサエティ」に勧誘した謎の人物 Mr.Robot役。 - アレキサンダー・スカルスガルド『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』(HBO)
ニコール・キッドマン演じるセレステの夫ペリー役。 - デヴィッド・シューリス『FARGO/ファーゴ3』(FX)
2010年を舞台に、エミットとレイのスタッシー兄弟を中心に描いたドラマ。1人を好む資本家のV・M・ヴァーガ役。
エミー賞を席巻した『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』が数多くのノミネートされていますね。6部門でノミネートされている『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』はミニシリーズの予定でしたが、先日、公式にシーズン2の製作が発表されました。
さて2018年のゴールデン・グローブ賞授賞式ではどの作品が受賞するのでしょうか…。 第75回ゴールデン・グローブ賞授賞式は2018年1月7日(現地時間)です。
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