最終回『APB ハイテク捜査網』シーズン1第12話 「飛び火」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 最終回『APB ハイテク捜査網』シーズン1第12話 「飛び火」
  • APB Season1 Episode12 "Ricochet"
『APB ハイテク捜査網』シーズン1第11話 「パンドラの箱」前回のあらすじと感想はこちら≫
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※ネタバレしています。

DV8が交通システムに侵入し、シカゴの街は大混乱。コンラッドが負傷した上、13分署のパトカーやドローンも乗っ取られ、ギデオンらは不利な闘いを強いられる。エイダの機転により、ついにDV8を捕まえるが、FBIが彼女を連行。さらに市庁舎攻撃計画が判明し、救出に向かったマーフィらの目の前で、市長が銃弾に倒れる。 (FOXのエピソードより)

あらすじと感想

DV8は交通網をサイバー攻撃

DV8(ダニー・レガビ)は警備員を殺し、シカゴ交通局に侵入。

サルガード市長はギデオンを狙ったDV8の犯罪の責任はギデオンにあると非難。ギデオンを追い出す好機だと検事補でマーフィの元夫を送り込んでくる。13分署は閉鎖の危機。マーフィはハッカーと関わって犯罪を犯したエイダを責める。

サルガード市長はギデオンと警部を追い出し、12分署に13分署を任せるつもりだった。 一旦は引き下がっていた市長がここぞとばかりにギデオンを攻撃。

マーフィはDV8に雇われてギデオンの家に侵入したジャックを尋問チェアに座らせ、尋問。52丁目の鉄道の操車場で仕事をうけていたことを吐く。

警部も以前のパトカーで出動し、操車場へ向かうが、車に激突されケガを負う。 DV8が交通網全体をハッキングし、信号をすべて青にしていた。そのせいで、事故が多発し、大混乱。「DV8」と信号で表示させるなんて、自己顕示欲が強いですね。警部のケガの応急処置した救急セットもハイテクでした。

パトカーとドローンも乗っ取られる

マーフィたちは操車場へ。しかし、電気系統がハッキングされ、全部のパトカーは停止。さらに、ドローンをDV8に乗っ取られ、警官たちに向けてスタンガンを撃ってくる。 便利なドローンも悪用されると危険な武器になるのが、おそろしい…。

エイダにDV8のほうがギデオンより頭がいいかもしれないと言われて火がついたギデオン。 ギデオンとピートは電波妨害装置を持って急行。ごちゃごちゃうるさいギデオンにピートが「社長の頭の上に椅子を振り下ろしますよ。」と一言。元プロレスラーのピートが言うと迫力が違う…。

さらに、マーフィの元夫のスコットもギデオンの奮闘を見て、市長がギデオンを追い出す計画を拒否。「セクシーでしたよ」褒められるスコットの微妙な反応。

ギデオンは電波妨害装置でDV8の制御信号を妨害し、ドローンを着陸させることに成功。

ギデオンは「奴はこっちの技術を利用した。今度は私たちが奴の技術を利用しよう。」と言い、 ドローンの信号記録を調べ、どこから制御されていたか追跡。信号は移動していたが、マーフィがDV8は電車に乗っていることに気付く。

ブラントとゴスは交通網を元に戻すため交通局へ。エイダによると交通局から信号が交通網に送られる過程でハイジャックされているという。屋上にある装置にDV8が差したバールという装置があるのを発見。ブラントはケーブルに接触し、感電しながらも隙間から手を入れて取り外すのに成功。交通網は元通りに。「高電圧注意」と書かれていて感電したのに死なずに済んでよかった。

市長が狙撃される

DV8の乗っている電車に乗り込んだマーフィとギデオンたち。DV8が姿を現し、スタンガンを撃つが効かない。 DV8は電力会社の人間が作業するときに着る金属繊維が感電を防ぐ服「ホットスーツ」を着ていた。ブラントが作業するとき「ホットスーツ」があれば、感電せずに済んだのに…。

ギデオンはDV8の人質に。DV8はまだ計画が残っていると話す。DV8はエイダを逮捕させようとFBIを差し向けていた。

エイダは逮捕される前になんとかハッキングを終了させ、電車を緊急停止。衝撃で倒れたDV8は逮捕。

しかし、ギデオンがDV8のパソコンを調べると、市庁舎が自動狙撃銃で狙われていることが判明。 DV8は13分署の改革を終わらせるために、市庁舎で人を殺すつもりだった。

解除は暗号化されていて難しい。市長に電話で警告するが無視されてしまう。 市庁舎へ向かう途中、渋滞にはまるが、警部に指示し、市庁舎までの道を青信号に。

市長はギデオンのハイテク革命は失敗し、13分署を12分署に任せることが決まったと記者会見。 マーフィたちは間に合わず、自動狙撃銃が作動し、市長が撃たれてしまう。マーフィは元夫を撃たれながら守る。

ギデオンは電気信号妨害装置で自動狙撃銃の攻撃を止めるが、市長は死亡。 13分署を潰そうとしている市長が殺されるのが皮肉ですね。

マーフィは「遅かった」と言うが、ギデオンは「まだ始まったばかりだ」と言い、幕を閉じる。

『APB ハイテク捜査網』にシーズン2はなく、シーズン1で打ち切り。今回が最終回です。

まだ続きそうな終わり方で、逮捕されたエイダや窮地に陥った13分署がどうなってしまったかが気になるところ。 事件自体はDV8が捕まったので、終息。

なかなか面白かった『APB ハイテク捜査網』。毎回出てきた最新のハイテク装置を見るのは興味深かったです。将来はこんな捜査が行われることになる!?

登場人物

『APB ハイテク捜査網』登場人物の紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Real Revolution (feat. The Unknown)  - HICLASS WEAPON
  • Save Me  - MARY ELLEN KIRK

気になったセリフをPick Up

「数多くの失敗が私の成功の土台になった。 こうなれたのもヘマをしたからなんだ。嫌と言うほど。ロケットで成功したのは山ほどロケットを爆発させたから。 失敗してもエイダたちはわたしについてきてくれた。みんなチームだ。」
"You know what every last one of those successes was built on? My failures. I got where I am because I screwed up, Murph. A whole lot. I have a successful rocket company because I blew up a butt-load of rockets first. And 'cause people like Ada stuck with me, even through those mistakes, all right? We're still a team."
ギデオンのセリフ

幼稚園の先生を辞めさせたこともあるギデオンのセリフ。失敗してもあきらめず、仲間を信頼するギデオン。スピーチが上手ですね。幼稚園の先生を辞めさせたって一体何をしたのか…。億万長者のギデオンの変わったキャラクターが面白かったですね。

『APB ハイテク捜査網』のエピソードリストと登場人物の一覧はこちらへ≫

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