パーティーだらけ!? 「海外ドラマあるある」 学園ドラマ・恋愛ドラマ・ファミリードラマ編

海外ドラマあるある

海外ドラマを見ていると気になるのが、日本とは違う文化や習慣。今回は学園ドラマ・恋愛ドラマ・ファミリードラマで気づいた「海外ドラマあるある」をまとめてみました。

誰と誰が付き合っていたのかわからなくなり、人物相関図が複雑に

この間までこの2人が付き合っていたはずなのに、次はこの人!?となることが多い。仲間内で付き合い過ぎて、もはやカオスになることも。

スクールカーストのトップはアメフト選手やチアリーダー

プロムやホームカミングといったダンスパーティーが行われる

プロム(Prom)とは、学年末つまり6月ごろに開催されるダンスパーティーのこと。

『ゴシップガール』、『glee/グリー』などの学園ドラマでは大事な学校行事として登場。参加は原則として男女のペアで、男子が女子を誘うのが一般的。男子は女子にコサージュを贈ります。

プロム

正装し、投票でプロムキングとプロムクイーンを決定。パンチボウルに入ったフルーツパンチが出されるのをよく見ますね。

スクールカーストのトップであるアメフト選手やチアリーダーばかりが目立つイベントということで、反発する生徒は「アンチ・プロム」(Anti-prom)を開くことも。

プロムと言えば思い出すのが映画『キャリー』のブタの血ですが、そこまでいかずともアメリカの高校生も大変そうですね。

一方、ホームカミング(Homecoming)は学年始めの秋に卒業生が集まり、同窓会をする行事。在校生もダンスパーティーに参加して楽しみ、フットボールの試合の応援したりします。日本でいう、体育祭や文化祭のようなもの。ホームカミングのほうが、プロムよりカジュアルだそう。

高校生役の人が20歳はおろか30歳を超えていた

女の子の16歳の誕生日を盛大に祝う

法律上の成人年齢はほとんどの州で18歳ですが、昔から16歳は女の子が大人の女性の仲間入りをする年齢。

女の子の16歳の誕生日はスイート・シックスティーン(Sweet sixteen)と呼ばれ、豪華な誕生日パーティーが開かれます。いわゆる成人式のようなものだそう。

何か月もかけて準備し、招待状まで発送することもあるそうですよ。プロムに、ホームカミングと、なんだかパーティーだらけで、疲れそうですね。

sweet 16

バル・ミツバやバット・ミツバのパーティーを開く

バル・ミツバ"Bar Mitzvah"とはユダヤ教の成人式で、男の子は13歳になるとお祝いする。女の子の場合はバット・ミツバ"Bat Mitzvah"とよばれ、12歳にお祝いすることが多いそう。

お酒は21歳から

州によって違いますが、お酒は21歳からで、喫煙は18歳から。海外ドラマではよく運転免許証を偽造して、クラブやバーに入るシーンがちょくちょくありますね。

親がいないときに、勝手にパーティーを開いて後始末に一苦労

缶ビールの下の方に穴を開けて直接一気飲み

パーティーシーンでよく見る、このような飲み方は「ショットガン」と呼ばれるそうです。ホースにじょうごを取りつけたもので一気飲みするという方法もよく見ますが、危険な飲み方なのでマネしないように!!

「スピン・ザ・ボトル」"spin the bottle"というゲームで、キスする相手を決める

「スピン・ザ・ボトル」は何人かが輪になって座り、空のお酒のビンを横にしてクルクル回転させて、ビンが止まって指した相手とキスするというゲーム。

「ビアポン」"Beer Pong"というゲームで対戦

2チームに分かれて、ビールの入ったプラスティックカップにピンポン球をバウンドさせたりして、投げ入れるゲーム。ピンポン球が入ったら、相手チームがそのカップのビールを飲み干す。

ルールが制定された競技にもなっていて、ビールの代わりに水を使うことも。賞金額が10万ドルにもなる世界大会も開かれているそう。

子どもを叱るときは、フルネームで呼ぶ

頼みごとをするときは"please"とつけなさいと言われる

ベビーシャワーのパーティーを開く

ベビーシャワー"Baby Shower"とは、出産前に妊婦さんをお祝いして、ベビー服をプレゼントしたりするパーティー。

赤ちゃんが生まれる前、子ども部屋の壁の色を色々塗って試す

赤ちゃんが生まれたら、葉巻を贈る

ベビーモニターごしに 会話を聞いてしまう

ポニーを買ってあげると言う

悪いことをしたら、罰として外出禁止

高校生がバイトでベビーシッターをする

学校の課題で、リアルな赤ちゃんの人形の世話をする

ランチはたいていサンドイッチと丸ごとのリンゴで、茶色い紙袋か缶のランチボックスに入れて持っていく

小学校の科学の自由研究でベーキングソーダ(重曹)と酢などを使って人工の火山噴火をおこす模型を作る

車の運転を親に教えてもらう

アメリカにも教習所はあるらしいですが、海外ドラマでは免許を持っている人から教えてもらって、公道で練習するところをよく見ます。多くの州では、16歳から運転免許を取得することが可能。制限はあるものの早い州では14歳から免許が取れるそうですよ!

SAT (大学進学適性試験)を受ける

大学に入学したら、フラタニティ(友愛会)に入る

フラタニティとは、大学の男子寮や社交クラブのこと。女性版はソロリティーと呼ばれる。ギリシャ文字を使用した団体名が多い。

入会に審査があり、独特の決まりがある。 メンバーのつながりは強く、人脈づくりになり、就職が有利になることも。大学を卒業してからもつながりが切れることはなく、仕事上のコネになることが多い。

卒業式にはガウンと角帽を身につける

「マルコ・ポーロ」という謎の遊びがでてくる

「マルコ・ポーロ」というのはプールでする鬼ごっこ。くわしいルールはこちらの記事に紹介されています。

プールでやった「マルコ・ポーロ」という鬼ごっこ遊びが楽しかったので紹介

11月の第4木曜日の感謝祭("Thanksgiving"サンクスギビング)には家族が集まり、 七面鳥(ターキー)の丸焼きで大騒動! 残ったターキーはターキー・サンドイッチにされる

アメリカ大陸に人々が入植したときに、食糧難で飢え死にする人も。そんな時 先住民の人たちが助け、翌年 収穫に恵まれた感謝のしるしに先住民の人たちを招いてパーティーを開催。

その中のごちそうに七面鳥があったことから、感謝祭には七面鳥を食べるようになったそう。アメリカ大陸の中央から東海岸には野生の七面鳥が生息していて、その七面鳥を獲って食料にしていたことも、七面鳥を食べるきっかけになったという説も。

七面鳥(ターキー)の丸焼き

クリスマスの時期に、ユダヤ教徒はハヌカを祝い、アフリカン・アメリカンはクワンザを祝う

クリスマスに、ヤドリギの下でキス

休日や誕生日の朝食はブルーベリーパンケーキ

売家の看板には不動産業者の顔写真が入っている

家を売りに出すときは、クッキーを焼いて、においを漂わせ、アットホームな雰囲気を醸し出す

ガールスカウトの子どもたちがクッキーを売りにやって来る

2~3月に資金集めのために、ガールスカウトの子どもたちはスーパーの前などでクッキーを販売。保護者同伴で、お家に売りに来ることも。

ベイク・セール"bake sale"で資金集め

ベイク・セールとは、フロスティングがカラフルなカップケーキやクッキーなどを販売する資金集めのバザー。

プロポーズするときは、ひざまずいて"Will you marry me?"「私と結婚してくれますか?」と言う

結婚式前日に、新郎はバチェラー・パーティー、新婦はバチェロレッテ・パーティー(独身さよならパーティー)を開き、独身最後の夜に友人とハメを外す

友人がwebで資格をとり、結婚式の司式者をつとめる

"Just married"「結婚しました」と書かれた車の後ろにたくさんの缶をぶら下げてハネムーンに出発。

缶をつけるのは音を立てて、幸せを妬む悪魔を追い払うためだとか。

グリーンカード(永住権)のために偽装結婚

目の色とネクタイや洋服の色があっていると褒める

イギリス英語を話す男性はアメリカでモテる

恋人にLワード言うタイミングを間違える

Lワードとは"I love you."のこと。電話でも、「愛してる」と気軽に言っているイメージですが、恋人同士は違うよう。"I love you."と言ったのに、相手が"I love you,too."と返してくれなくて、気まずくなるシーンがよくありますね。

失恋したら、大きいアイスクリームカップから直接食べる

誕生日 に"For He's a Jolly Good Fellow"を歌う

ケーキを囲んで「彼はいいやつだ~みんなそう言う」と歌っているシーンをよく見ますね。"Happy Birthday to You"の著作権がややこしいので、かわりによく使われたそう。

"Happy Birthday to You"がパブリックドメインになったので、これからは"For He's a Jolly Good Fellow"ではなく"Happy Birthday to You"を聞くことが多くなるかもしれませんね。

"For He's a Jolly Good Fellow"の歌詞

♪For he's a jolly good fellow, for he's a jolly good fellow
♪For he's a jolly good fellow , which nobody can deny
♪Which nobody can deny, which nobody can deny
♪For he's a jolly good fellow, for he's a jolly good fellow
♪For he's a jolly good fellow , which nobody can deny!


「海外ドラマあるある」というより「アメリカ生活あるある」になってしまった気もしますが、海外ドラマを見ていると生活習慣の違いが分かったりして面白いですね。

とにかくパーティーが多い! 日本ではあまり思いつかない「ちょっとしたパーティー」ですが、「ちょっとしたパーティー」もアメリカでなら、たくさんありそうですね。

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