- デビアスなメイドたちシーズン3第11話 「愛情の示し方」
- Devious Maids Season3 Episode11 "Terms of Endearment"
あらすじ
エヴリンはディオンを甘やかす
眠っていたカルメンはディオンにひげをイタズラ書きされ、部屋のものを勝手にいじられる。カルメンはエヴリンにディオンを叱るように言うが、エヴリンは叱るどころかディオンをディズニーランドへ連れて行く。
ディオンを甘やかすエヴリンに、ロクな子に育たないとカルメンは注意する。エヴリンはしつけが必要だと認めるが、ディオンに嫌われたくないエヴリンは、カルメンにディオンのしつけを押し付ける。
お尻をおもちゃの的にされたカルメンは、お仕置きとしてディオンに床掃除をさせる。エヴリンはそれを見て怒り、カルメンの給料を減額すると言い渡す。
困ったカルメンはマリソルに相談。マリソルは亡くなったエヴリンの息子バレットのせいで、ディオンを叱ることができないのではと考える。
エヴリンはディオンがゲームをしているときに汚い言葉を叫ぶのを聞き、カルメンにお仕置きを頼む。エヴリンが叱った数日後にバレットが亡くなったことをカルメンは知るが、ディオンをいい人間にするためには叱ることも必要だとエヴリンに言う。子育ては楽しいところだけじゃなく、全部やらなければいけないとエヴリンに伝える。
エヴリンに叱られて反省したディオンは、カルメンにイタズラを謝る。カルメンは素っ気ないが、カルメンなりに子どもが好きだとエヴリンに言われる。カルメンは箱の中にしまってある赤ちゃんの写真を見る。
もくじに戻るネフ先生はジャンヴィエーヴにプロポーズ
妊娠中のゾイラはジャンクフードをドカ食い。ゾイラはジョイに給料の小切手が不渡りになったので、100ドル貸してほしいと頼まれる。
実はネフ先生は別れた妻6人の扶養手当や投資の失敗で、借金まみれだとジョイはゾイラに話す。ネフ先生がジャンヴィエーヴに代金の支払いをさせていると知ったゾイラは、ネフ先生がお金目当てではないかと心配する。
ネフ先生はジャンヴィエーヴにプロポーズ。ゾイラはジャンヴィエーヴが返事をする前に、陣痛がはじまったとウソをつく。ゾイラはジャンヴィエーヴにネフ先生は貧乏で、ジャンヴィエーヴのお金目当てで結婚しようとしていると忠告。
ジャンヴィエーヴはネフ先生に真相を聞くが、ネフはゾイラによる悪いうわさで貧乏ではないと否定。ネフ先生は自分か、メイドのゾイラかどちらか選べとジャンヴィエーヴにせまる。
ネフ先生はジョイを使い、貧乏だと思わせていた。
ゾイラは「大好きだが、辞めてもらうしかない」とジャンヴィエーヴに言われてしまう。
もくじに戻るオリヴィアはガンだというが…
マリソルはマイケルとオリヴィアがヨリを戻したのが、本当だったと知って驚く。マリソルはオリヴィアが何かを企んでいるとマイケルに忠告する。
マリソルはオリヴィアのメイドになったジェシーに怪しいところがないか聞く。ジェシーはオリヴィアはガンでブランカを殺す余裕などないと話す。
マリソルは納得がいかず、オリヴィアがマイケルの同情をひくために、ガンを利用しているのではないかと考える。オリヴィアは抗がん剤治療が上手くいかず、余命わずかだとマイケルに告げ、一緒に暮らしてほしいと頼む。マイケルは提案を受け入れる。
オリヴィアのメイドのジェシーはゴミ箱にベーコンバーガーの包みを見つけ、抗がん剤治療で食欲がないはずなのにと不審に思う。
ジェシーはオリヴィアの家を探り、吐き気をおこす催吐剤を見つけ、ガンのふりの仕方が書いてあるサイトを見ていたことが判明する。それを聞いたマリソルは、マイケルにオリヴィアのガンはウソだと伝える。
マイケルに問い詰められたオリヴィアはウソを認め、マイケルを取り戻すためだったと訴える。しかし、マイケルはオリヴィアは心を病んでいると言い、ヨリを戻すつもりはないと出て行く。
もくじに戻るオリヴィアに刺されそうになるマリソル
オリヴィアはマリソルの元にやってきて、マイケルに告げ口したせいで何か月もかけたプランが台無しになったと責める。
オリヴィアは夫婦関係を壊すために、テイラーに雇った男を近づけ、浮気をするように仕組んでいた。
マリソルはプランをブランカに気づかれて、オリヴィアが殺したのか問い詰めるが、オリヴィアは否定。ブランカが殺されたと言ったのは、マイケルがそう思っていると聞いたからだった。
オリヴィアはバッグから包丁を取り出し、マリソルを殺そうとするが、ジェシーが助けに入る。その隙に、マリソルはランプでオリヴィアの頭をたたきつける。
ジェシーはお腹を刺されるが、無事だった。オリヴィアは警察に拘束され、精神鑑定を受けることに。ジェシーは穏やかに暮らすために、兄弟のいるシアトルに帰ることにする。
もくじに戻るスペンスはヘクターに襲われる
テイラーとケイティは旅行中。スタッポード家の屋敷をミゲルの誕生日パーティーの会場として貸してもらえることになる。
ロージーとスペンスは一緒に誕生日パーティーの準備をする。いい雰囲気になった2人はキスをしていたが、そこにメキシコに戻っていたエルネストが帰って来る。
エルネストはボスと話をつけ、殺しの目撃者のケイティ(ヴィオレタ)を渡せば、組織を抜けてもいいと言われていた。
ヘクターはケイティをさらうために、家を下見することに。ロージーに顔を知られているヘクターはピエロに変装して、ミゲルの誕生日パーティーにやって来る。
スペンスはエルネストとコソコソ話すピエロの様子がおかしいことに気づく。ピエロに扮したヘクターはケイティの部屋の写真を撮っていた。
スペンスはケイティの部屋の写真を撮っているところを目撃。写真を撮っていたケータイを取り上げようとピエロともみ合いになり、弾みでエルネストを殴ってしまう。エルネストはスペンスを殴り返し、ミゲルの誕生日パーティーは台無しに。
スペンスがケーキスタンドごと倒れたせいで、ソファはカップケーキの青いクリームで汚れてしまう。スペンスとエルネストの仲を取り持つのに疲れたロージーは、スペンスと距離を置くことに決める。しかし、スペンスはロージーをあきらめきれない。
汚れたソファーをキレイにしようとカバーを外すと、血の跡が。ロージーはこの部屋でおそろしいことがあったと確信する。
写真を撮っているところを見られたヘクターはエルネストに手を出すなと言われていたが、スペンスの家を訪ねて顔を殴りつけ、部屋に入り込む。
もくじに戻る登場人物
もくじに戻る感想
う~ん、結局犯人は誰なのかはわからないままですね。
子どもが嫌いと公言していたカルメンには、子どもがいたようです。それにしても、ディオンのしつけ問題に対するエヴリンのセリフが面白い。
ディオン:「バカ女が雑用やれって」
"Bitch made me do her chores."
エヴリン:「パウエル家の人間の言うことじゃないわ」
"A Powell never says that word."
ディオン:「『バカ女』?」"Bitch"?
エヴリン:「『雑用』よ」
No. "Chores."
そして、マリソルやロージーたちの掛け合いも息ぴったりで、面白かったですね。
マリソル:「わたしならヒルと付き合ってて、気づいてなかったら教えてほしい」
"Well, if I was dating a leech, I would want someone to tell me."
ロージー:「ヒルって何 ?」
"What's a leech?"
マリソル:「人から吸い取るばっかりで、何も返そうとしない人」
"Someone who takes and takes and never gives anything in return."
ロージー:「例えば、カルメン ?」
"Oh, like Carmen."
(マリソルのバッグからお金を取ろうとしているカルメン…)
ネフ先生は汚い手を使って、ゾイラを辞めさせるように仕向けてきました。ゾイラとジャンヴィエーヴの関係はどうなってしまうのか心配。
オリヴィアは怖すぎる…。頭を剃ったのもガンのフリをするため。でも、ブランカの事件には関わっていないようです。オリヴィアが雇った男が誰だったのかも気になりますね。ジェシーはマリソルを助けるため、いいところにカッコよく登場。このままシアトルに帰ってしまうのでしょうか。
エルネストはメキシコから戻り、ボスと取引をまとめてきました。ケイティをさらう計画のため、ヘクターの全くやる気のないピエロ姿には笑ってしまいます。でも、ピエロの名前が最初「マチェーテ」というのが、ナタを持ったピエロが襲ってくるホラー映画みたいで怖い。
ケイティの部屋の写真を撮っているところを目撃したスペンスの身は危険に。ロージーがエルネストの正体に気づくのも近そう。
シーズン3の最終話まであと2話。次回はどんな展開が待ち受けているのでしょうか、楽しみですね。
もくじに戻る気になったセリフをPick Up
「確かに権力への健全な恐怖心がない子は困るわ。しつけが必要かもしれない。」"Well, I don't want Deion to grow up without a healthy fear of authority. Perhaps he could use a little discipline."
ディオンのしつけが必要だと認めたエヴリンのセリフ。汚い言葉を使ったディオンの口の中をせっけんで洗うなど過激なことを言い出したエヴリンでしたが、最後は自らちゃんとディオンを叱ったようで一安心。
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