- 『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』シーズン1第16話「黒幕の狙い」
- Quantico Season1 Episode16 "Clue"
もくじ
あらすじ
ハイジャックの演習が行われる
FBIアカデミーのキャンパス襲撃事件後、研修生たちはカウンセリングを受け、問題ないと結果が出る。
捜査現場では憂鬱になる体験を「月曜日」と呼び、それに対処する「危機管理」が演習のテーマに。アレックスはリアムからリーダー役を任せられる。
まず、二人一組で容疑者を取り押さえて、逮捕する訓練が行われる。 襲撃犯を射殺したドリューがもてはやされ、ご満悦な様子を見て、アレックスはドリューに警告する。逆にドリューはアレックス自身の問題を考えたほうがいいと言われる。
シェルビーは両親が生きていることを知ってから、様子がおかしくなっていた。
つぎに、飛行機のハイジャックの演習が行われる。研修生たちは二人一組でテロリストを取り押さえようとするが、ことごとく失敗し、負ける。
みんなは諦めはじめるが、両親をハイジャックで亡くしたと思っていたシェルビーは何としてもテロリストを取り押さえようとする。アレックスとシェルビーが組んで、2人のテロリストを捕まえるが、爆弾ベストを着た3人目がいた。シェルビーは説得を試みるが失敗。
この演習は時には解決策がないことを学ぶ決して勝てない、負けることが決まっている演習だった。
もくじに戻るケイレブは「システミックス」への潜入を計画していた
シェルビーの両親が生きていることを知ったアレックスは、事情があったのかもしれないと真実を調べるようにシェルビーにすすめる。 アレックスはドリューに余計な口出しをしたことを謝り、親しい人たちを心から信頼できるように努力していると話す。
襲撃犯と直接接触していたレイナとニマはOPR（業務査察室）の事情聴取を受けることになる。レイナはサイモンに電話し、潜入捜査を行ったのはミランダの指示か自らの意思だったと言うべきか、どちらを選べばいいか相談する。
ニマはミランダの指示だったと言うようにレイナに迫る。レイナは新年にサイモンに会いに行っていたことを打ち明ける。ミランダはOPRの供述で自分の指示だったと証言し、責任を取る。
ケイレブはマーク・レイモンドとしてカルト教団の「システミックス」に再び入り、献金の約束をして早く上の階級に行き、内部から教団をつぶそうと考えていた。
それを知ったウィルは「システミックス」について調べ、危険な組織だと忠告する。ウィルは「システミックス」の納税申告を調べ、教団の代表が先月ダニエル・バーリンにかわったことを伝える。ダニエル・バーリンはケイレブの顔を知っているため、ケイレブはマーク・レイモンドとして潜入できない。
ケイレブは一緒に教団に入った親友のロス・エドワーズを救出したいと思っていた。ウィルは父親が宗教上の理由で輸血を断ったせいで妹を亡くしたことがあると打ち明け、自分がジョン・バスキンとして潜入し、ケイレブの友人を助け出すと協力を申し出る。ケイレブはウィルのことを父親に報告する。
ミランダがアカデミーから去ることになり、リアムはライアンに教官になるように提案する。
もくじに戻るアレックスたちは手がかりをつかむ
アレックスはハンナに事情を説明し、信じてもらうことができる。サイモンはテロリストのことを「ボイス」と呼んでいると話す。すり替えた薬は高血圧の薬で、副作用は熱が出ることだった。ハンナは長官にすべてを話し、対処しようとするが、アレックスはFBI内部に敵がいるからと止める。
ハンナは長官に話すまで24時間の猶予を与えるかわりに、判断を自分に任せるように言う。3日分の薬の量とクレア・ハース上院議員の選挙戦の予定が変わったことから、今日何かが起こると予測する。
ハンナとアレックスはクレア・ハース上院議員の周辺警備につき、サイモンは顔認証システムで危険人物を探していた。クレアは薬のせいで熱を出し、体調不良。クレアを診ようとした救命士をハンナが取り押さえるがシロだった。ハンナはミランダから注意されるが、人手がいるためコロンビア大学でのクレアの集会の警備につくことができた。
ハンナはアレックスにかかってきた犯人「ボイス」からの電話に出る。「オフィスから離れろ」と犯人に言われたことで、アレックスたちは見られていることを知る。
「ボイス」はハンナに話した償いとして、アレックス宛てに送った封筒を未開封のまま集会のK-15の座席に置けと指示。アレックスは「ボイス」に従う。ハンナは昔、潜入捜査中に別の女性に恋をし、それを理解してくれたライアンを守ると自分に誓ったことをアレックスに打ち明け、ライアンにも幸せになってほしいと話す。
そのとき、アレックスは座席に何かを置いたとライアンに問い詰められる。ハンナが助け舟を出し、その場は収まったが、座席に置いた封筒は消えていた。
スキャンの結果、封筒の中身は停電をおこせる特殊チップだったと判明。クレアがスピーチを始めると停電が発生。ハンナは犯人が熱のあるクレアを暗視スコープで狙い、暗殺しようとしていると考える。ハンナはクレアを避難させようと天井に向かって発砲。ハンナは逮捕されてしまう。
ハンナは停職処分に。アレックスはライアンをこの件に巻き込まないようハンナに頼まれる。
ライアンはハンナの発砲に疑問を持ち、アレックスが企みに邪魔なハンナをハメたのではないかと疑っていた。ライアンは追及し捕まえるとアレックスに宣言する。
「ボイス」は最後の任務でもうすぐ終わると電話で話す。アレックスはクレアの暗殺計画が失敗に終わり、「ボイス」が怒っていると思っていた。
サイモンは暗殺計画は注意をそらす偽装工作だったと見抜く。停電中、会場下の大学のラボから何かが盗まれていた。アレックスとサイモンは最初の手がかりをつかんだことを知る。
もくじに戻るドラマの中で流れた曲
- "Happy Pills"- Norah Jones
- "My Gun"- Tove Lo
- "Legends"- Sondre Lerche
- "All a Dream"-Norah Jones
登場人物
『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』登場人物の紹介はこちら
もくじに戻る感想
最初の手がかりをつかんだアレックスとサイモン。大学のラボから盗まれたものは果たして何だったのでしょう。それを突きとめれば、黒幕の目的もわかりそうですね。
次はライアンが厄介な存在になりそう。最後の任務で黒幕がわかる？それともまた犯人に操られた人物が登場する？
「コバヤシマル」とは『スター・トレック』で勝つことが不可能である試験のことだそう。解決策がない演習はテロリストに脅されて、選択肢がなくなることを予期しているようで、不気味。解決策がないと突きつけられれても、最善を尽くすしかないと語っていたミランダが悲痛でした。
ウィルのタンスの写真の謎が明らかに。人を観察して相手のことを知るためなら、タンスの底でなくても…。ケイレブの計画も判明。マーク・レイモンドはカルト教団に潜入するための人物でした。危険なカルト教団ですが、ウィルがうまく潜入できるといいですね。
次回はどんな展開が待っているのか楽しみです。
もくじに戻る気になったセリフをPick Up
「最後には気づかざるを得ない。全力を尽くしても時には無力だと。人生はハッピーエンドだとは限らないと。」"But in the end, you have to realize that sometimes you're powerless and you did the best you could, and life does not always give you a happy ending."
アカデミーを去るミランダのセリフ。演習だけでなく、ミランダの置かれた状況と重なってつらい気持ちに。撃たれたチャーリーは亡くなってしまったのでしょうか…。
『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』のエピソードリストと登場人物の一覧はこちらへ
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