- 『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』シーズン1第9話「仕込まれた証拠」
- Quantico Season1 Episode9 "Guilty"
あらすじ
連続殺人犯の講義
7ヶ月前、FBIアカデミーでは研修の半分が終わろうとしていた。
自宅で襲われたミランダは入院中。リアムは1週間欠勤していた。アレックスは自宅で酔いつぶれているリアムに冷たいシャワーを浴びせる。
演習では特別講師のスーザン・ラングドン博士が連続殺人犯の講義を行う。スーザンは実際に起こった連続殺人事件の中にその連続殺人犯には殺されていない被害者を紛れ込ませ、殺されていない被害者を特定する課題を出す。
サイモンやアレックス、ライアン、ニマのチーム1はママキラー(WELFARE MOM KILLER)を、シェルビーやナタリーたちのチーム2は亭主殺し(THE WIDOWMAKER)を調べる。ナタリーはある写真を見て、動揺する。
亭主殺しのチーム2は殺害方法が違うことから、8番が追加された被害者だと特定。ママキラーのチーム1は被害者の子供の年齢が上過ぎることから、4番の被害者が追加された被害者だと特定、全チームが合格する。
しかし、サイモンはスーザンにママキラーの9番の事件には矛盾点があると指摘する。
もくじに戻るスーザンは証拠を捏造していた
スーザンは研修生たちをバーに連れていく。納得できないサイモンはママキラーの捜査を担当したスーザンに矛盾があることを説明する。
サイモンは第一発見者のスーザンが死体と椅子の位置を動かし、ママキラーの犯行に見せかけたことを見抜く。スーザンは犯人を逮捕するために、証拠を捏造していたのだった。
サイモンは無理やりスーザンにバーから連れ出されるが、様子がおかしいことに気づいたライアンに命を救われる。
ケイレブは父親のクレイトンからシェルビーが多額の送金をしている姉は存在しないと聞かされる。
リアムが飲んでいるバーから連絡を受けたアレックスは、酒浸りになっているリアムを迎えに行く。
アレックスは入院中のミランダのお見舞いに。リアムによると、ミランダを刺したナイフにはチャーリーの指紋はなく、チャーリーは誘拐された可能性があるという。
ナタリーは父親に親権を取り上げられそうな4歳の娘レナータがいることをシェルビーに明かす。写真を見て動揺したのは娘に似ていたからだった。
サイモンはスーザンの証拠の捏造を通報。それを知った研修生たちに8人も殺した犯人が釈放されると非難される。
孤立したサイモンは爆弾職人のオーレンと会い、アメリカの現実主義的なやり方に不満を爆発させる。サイモンはオーレンからニューヨーク全駅の図面を受け取る。
もくじに戻るアレックスはHIGに尋問される
FBIに投降したアレックスは権限が移った重要拘束者尋問グループ(The High-Value Detainee Interrogation Group)の
アレックスの弁護士になったイライアスは、情報を手に入れるため何でもするHIGからアレックスを守ろうと、皆に協力を求める。
アレックスはHIGのグリフィンから尋問される。無実だと訴え、2つ目の爆弾を見つけるように頼むが、グリフィンは信じない。グリフィンはヘリで逃げたはずのライアンを捕まえ、アレックスの前で銃創に手を入れ、拷問。アレックスに自白するようにせまる。
ケイレブは爆破前にアレックスのIDが不正使用されたことを報告したグッドウィン捜査官を見つける。しかし、グッドウィン捜査官は殺害され、ケータイはなくなっていた。
ケイレブとイライアスはアレックスの足取りを自宅前から調べる。アレックスは防犯カメラの死角で消えていた。
拘束されていない双子の一人が防犯カメラの死角を調べに向かう。死角には放置された車とクロロホルムつきの布があった。アレックスが拉致された後、防犯カメラの死角にはタクシーがとまっていた。
タクシー運転手によるとアレックスが入っていたと思われる大きなバッグを持った男性を駅の近くのホテルまで乗せたという。車の借り主と同じ偽名でホテルの部屋を予約し、その部屋には大きなバッグが残されていた。報告を受けたリアムはアレックスの無実を信じ、HIGから捜査権限を取り戻し、アレックスとライアンを助け出す。
リアムは2発目の爆弾を見つけるために犯人が有利だと思わせることが必要だとアレックスに話す。リアムはアレックスがハメられたと言っていたのはウソだと発表。アレックスはすべての罪状を認める。
もくじに戻るドラマの中で流れた曲
- "You Don't Know Me" by Son Lux
- "Can't Let Go" by Lucinda Williams
- "Bye Bye Blackbird" by Joe Cocker
- "Trouble" by Wait Think Fast
- "All The Love You Got" by Diane Birch
- "From The Stone" by Mike Stocksdale
- "Your Day Will Come" by Son Lux
登場人物
『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』登場人物の紹介はこちら
もくじに戻る感想
あっさりと罪を認めてしまったアレックス。2発目の爆弾を見つけるためとはいえ、危険な決断。それにいまいちリアムは信用できない気が…。
ライアンはひどい目に遭わされる要員なのか、2度も撃たれ、撃たれた傷に指を入れられて拷問され、散々な目に…。
今回の演習は連続殺人犯について。クリミナル・マインドの解説に出てくるような実在の連続殺人犯の名前や写真が続々と出てきましたね。
ジェフリー・ダーマー、ジョン・ウェイン・ゲイシー、リチャード・アンジェロ、ゾディアックなどなど。こんなに連蔵殺人犯がスラスラ出てくるのも恐ろしいですね。
観察眼が優れているばっかりに殺されそうになるサイモン。スーザンは注射器で血管に空気を打って、サイモンを肺塞栓症で殺そうとしていたってことですよね?証拠の捏造を通報したせいでサイモンは退学になったのでしょうか。
怪しい行動をする爆弾職人のオーレンとサイモン。 まだまだ真犯人はわかりそうにありませんね。
次回はどんな展開になるのか楽しみです。
もくじに戻る気になったセリフをPick Up
「長い間、何かを見つめすぎると焦点がぼやけてくる。真実は単純。」"The longer you stare at something, the more out of focus it becomes. Finding the truth can be simple."
特別講師スーザンのセリフ。
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