- 『マスケティアーズ パリの四銃士』シーズン2第10話(通算20話)「愛に負け、愛に勝つ」
- The Musketeers Season2 Episode10 "Trial and Punishment"
あらすじ
国王は王妃の不義を知らされる
国王暗殺未遂の濡れ衣を着せられたコンスタンスは処刑されそうになるが、処刑台の下に隠れていたダルタニアンに助け出される。
ポルトスは偽の手紙でおびき出したスペインのスパイの親玉バルガスをフランスへ誘い込む。
お尋ね者になった銃士たちはロシュフォールを失脚させるため、バルガスにロシュフォールがスペインのスパイだと白状させようと計画する。
ロシュフォールは王妃が暗殺未遂の首謀者だけでなく、王妃がアラミスと関係を持ち、王太子を生んだと報告する。
王妃の不貞な行為を立証する審問で、アラミスは王妃との関係を否定。逆にロシュフォールがスペインのスパイだと糾弾する。
しかし、王太子の教育係のマルグリットはアラミスは王妃と親密な関係で、王太子はアラミスの子だと証言する。アラミスは処刑されることになってしまう。 国王は王太子がアラミスの子だと知り、ショックを受ける。
もくじに戻るロシュフォールは王妃を処刑しようとする
ポルトスは銃士たちの援護で、フランスへ誘い込んだバルガスを捕らえる。スペインのフェリペ王が姉の王妃が処刑されることを許すはずがないと、バルガスにロシュフォールがスペインのスパイだと証言するように説得する。
マルグリットは毒を飲んで自殺。遺書を残していたがロシュフォールに破り捨てられる。ロシュフォールはアラミスは拷問の末に処刑されると王妃に言い、「愛とは苦悩、苦しみだ。」と告げる。
アラミスは牢獄の中で、助かったら残りの人生を神にささげると誓いを立てる。そこに、ミレディがアラミスを助けに現れる。
ミレディはイングランドで一緒にやり直そうと、十字路で日没までアトスを待つと約束する。
ロシュフォールは言葉巧みに王妃の死刑執行の書類を国王に署名させる。
銃士たちはバルガスを連れて宮殿へ。親衛隊と戦いながら、国王のもとへバルガスを連れていき、ロシュフォールがスペインのスパイだと白状させる。
王妃はロシュフォールに絞殺されそうになるが、アラミスが助けに来る。アラミスはロシュフォールと戦い、ロシュフォールはスペインのスパイだとバレたと知っても降伏せず、ダルタニアンにとどめを刺される。
もくじに戻るスペインに宣戦布告
国王はロシュフォールにだまされていたことを銃士たちに謝罪。トレヴィルは陸軍卿に任命される。アラミスは牢獄で立てた誓いを守るため、銃士隊を辞めてドゥエの修道院へ。 「皆は一人のため。 一人は皆のため。」と言って、アラミスを見送る。
ダルタニアンはコンスタンスと結婚。アトスはミレディの元へ行こうとするが、トレヴィルにスペインに宣戦布告したと知らされる。アトスは銃士隊の隊長に任命される。
アトスは十字路に向かうが、ミレディの姿はなく、手袋だけが残されていた。 アトスとポルトス、ダルタニアンはアラミスに戦争がはじまったと伝えるため、馬を走らせる。
もくじに戻る登場人物
もくじに戻る感想
シーズン2の最終回。ついにロシュフォールは葬り去られました。アラミスが王妃を助けに来たときに放ったロシュフォールの「俺の女だ。」発言にはもうついていけない。「スペインのためにやったんじゃない。」と言ったことからも、王妃への屈折した愛がすべてを引き起こした原因…。最期は孤独に死んでいったロシュフォールが哀れでしたね。
国王の王妃と王太子への疑いはすっきりと晴れて、丸く収まったようです。でも、自分にそっくりだと王太子を抱き上げる国王はなんだか滑稽というか、複雑な気分に。
ミレディとアトスはすれ違う運命なのが、切ない。天候や食事を引き合いに出して、イングランド行きを暗に引き止めようとするアトスの想いもむなしく、ミレディは旅立ってしまいました。
そして、アラミスも修道院へ。しかし、戦争がはじまり、4人がまた集結しそうです。 スペインに宣戦布告して、波乱の予感。 シーズン3ではどんな敵が現れるのか早く見てみたいですね。
もくじに戻る気になったセリフをPick Up
「皆は一人のため。一人は皆のため。」"All for one, One for all."
アラミスとの別れ際にみんなで言うのが、よかったですね。
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