- 『マスケティアーズ パリの四銃士』シーズン2第9話(通算19話)「愛と憎しみの炎」
- The Musketeers Season2 Episode9 "The Accused"
あらすじ
ロシュフォールは国王と王妃を引き離す
王妃に乱暴しようとして拒まれたロシュフォールは憎しみに燃える。ロシュフォールは国王が奴隷商人に捕まっていたときに王妃に書くようにすすめたスペイン王である弟に書いた手紙を見せて、国王に反逆だと言い、王妃への信頼を失わせる。
国王はロシュフォールを信じきり、王太子を王妃のもとから引き離す。
アラミスは王妃と関係したこと、王太子が自分の息子であることを銃士たちに告白。ロシュフォールはこのことを知っているため、失脚させる情報を持っているミレディに助けを求める。
ミレディはロシュフォールがスペインのスパイで、スパイの親玉 バルガスに雇われていることを話す。
ポルトスは王妃を本気で愛しているなら、すべてなかったことにしろとアラミスにアドバイスする。 銃士たちは、王妃を宮殿から安全な場所に移動させることに。コンスタンスは王太子のそばに残る。
もくじに戻る国王は毒を盛られる
アトスの弟トマスの婚約者だったカトリーヌがミレディをつるし首にして殺そうとするが、アトスは直前にミレディを助ける。カトリーヌはまだミレディに未練があるとアトスに指摘。アトスはミレディを殺そうとするのはやめるようにカトリーヌに忠告する。
アトスとミレディはロシュフォールの犯罪の証拠をつかむために、部屋に侵入。ミレディはトマスに乱暴されそうになったことは事実だとアトスに話す。 ロシュフォールに見つかりそうになった二人は隠し扉に隠れ、情熱的なキスをする。アトスはロシュフォールの印章を盗み出す。
頭痛のする国王はルメー医師に薬を処方してもらうが、ロシュフォールは薬を毒にすり替える。国王は王妃を許すことに決めるが、毒を飲んでしまった国王は泡を吹いて倒れる。
ロシュフォールは王妃が暗殺未遂の首謀者で、ルメー医師とコンスタンスが暗殺の実行犯だと濡れ衣を着せる。ロシュフォールに脅されているマルグリットはそれを裏付けるウソの証言をする。
王妃は修道院に身を隠していた。王妃は国王が毒を盛られたと知り、宮殿に戻ろうとする。銃士たちは命の危険があると止めるが、王妃は王太子と国のために務めを果たすと決意し、宮殿に戻ることを決める。
もくじに戻るアラミスは反逆罪で逮捕される
ロシュフォールがスペインのスパイであることを証明するため、ロシュフォールの筆跡をまねて書き、印章をつけた手紙をバルガスに届けることにする。バルガスを警戒させないため、ポルトスが一人で手紙を渡しに向かう。
ロシュフォールはルメー医師を国王暗殺未遂の罪で処刑。ルメー医師が首を斬られて処刑される瞬間をコンスタンスに見せつけ、アラミスと王妃の関係を証言しなければ同じ目に遭うと脅す。
マルグリットがロシュフォールに脅されていると知らない王妃は、マルグリットが国王に会えるように手引きしてくれると信じる。しかし、親衛隊に囲まれ、銃を向けられる。王妃は監禁され、アラミスは反逆罪で逮捕されてしまう。
ダルタニアンは牢獄にいるコンスタンスに必ず助け出すと約束するが、親衛隊に殴られて引きずり出される。
もくじに戻る登場人物
もくじに戻る感想
憎しみに燃えるロシュフォールはやりたい放題。「人を惑わし、裏切ろうとした。その代償を払わせてやる」と王妃に言っていましたが、ただ一方的に好きだっただけで、王妃は何も悪くないと思うのですが…。ロシュフォールの策略は狂気を感じさせて怖い。
眼帯をつけていることをミレディと国王にいじられるロシュフォール。脅されて、やつれていくマルグリットが気の毒です。しかも、無実のルメー先生が処刑。コンスタンスにフラれたうえに、こんな仕打ちを受けるなんて悲惨。
アラミスが銃士たちに王妃や王太子のことを打ち明けた時の反応が、それぞれ違って面白かったですね。
宮殿に戻ると決めたときの王妃は凛としてかっこいい。それに比べて国王はロシュフォールのいいように操られている…。
窮地に追い込まれた銃士隊。頼みの綱はポルトス! 次回は、シーズン2の最終回。どんな結末を迎えるのか楽しみですね。
もくじに戻る気になったセリフをPick Up
アトス「あいつ(ロシュフォール)が王妃に迫ったのが反逆罪ならお前のは何だ?」
アラミス「愛だ。」
"Love."
アトスとアラミスのセリフ。さすがアラミス。アトスの問いに「愛」と即答するのでした。
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