- 『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』シーズン1第7話「犠牲の精神」
- Quantico Season1 Episode7 "Go"
あらすじ
試験用紙は白紙だった
FBIアカデミー 7週目。研修は3分の1にさしかかり、試験が行われる。
ナタリーは傷痕を耳の後ろにつけていた。
サイモンはニマが双子だと知ってしまい監禁されていた。ミランダは双子だということを秘密にしてくれれば懲戒処分を取り消すと持ちかける。
ケイレブの父親でFBI部長のクレイトンは落第すれば信託財産を渡すから、FBIには近づくなとケイレブに言い渡す。
紙が配られ、教官たちが出て行き、試験が開始される。しかし、配られた紙は白紙だった。
研修生たちはとまどうが、これも試験なら紙が証拠ではないかと考え、配られた紙を回収して調べることに。試験を受ける人数は61人だが、紙は60枚しかなかった。
教室に設置された監視カメラの映像で、ブランドンだけ紙を配られていなかったことが判明。
ブランドンは紙を配られなかった自分は落第だと思い込み、辞めてやると言って教室を出て行く。
ブランドンが出て行くと同時に空調が切れ、火災報知器が鳴り出す。外に出ようとするが、ドアには鍵がかかり、研修生たちは閉じ込められてしまう。イライアスはブランドンのイスの下からタイマーを発見する。
もくじに戻る時限爆弾が見つかる
閉じ込められた研修生たちはブランドンと寝ていたナタリーを尋問。ナタリーは最近、ブランドンの様子がおかしく、FBIの運営について不満を漏らしていたと話す。そして、ブランドンは昨夜10時から10時半に出かけたと証言。
その時刻の教室の監視カメラにはブランドンが教壇の下に何かを設置する様子が映っていた。
教壇の下を開けるとそこには時限爆弾が。研修生たちは爆弾が試験のための偽物なのか、ブランドンがキレて設置した本物の爆弾なのか疑問に思う。
爆弾に詳しいサイモンは解除を試み、ドアのロックは解除される。しかし、時限爆弾のタイマーは加速。イライアスや他の研修生たち数人は逃げ出す。
アレックスたちは爆弾を解除しようとするが、タイマーは止まらない。タイマーが0になったとき爆弾は爆破せず、ミランダが現れ、犠牲の精神をたたえる。
逃げ出した人たちは落第。国のために自分を犠牲にするつもりがあるか試すテストで、ブランドンはミランダに頼まれて、役をこなしただけだった。
落第したイライアスは荷物をまとめ、イライアスとサイモンは最後にキスを交わす。
シェルビーはケイレブは落ちこぼれではなく優秀な人材だとクレイトンに話すが、クレイトンは息子に生きていて欲しいから厳しくするのだと言う。クレイトンは過去に危険に陥った息子と周りの人を救ったことがあるらしい。
アレックスはライアンと和解し、リアムとクレイトンがライアンを使ってシカゴの失敗を隠蔽したことを聞き出す。
アレックスはリアムのオフィスに監視装置を設置していたことを白状し、すべて忘れるかわりにライアンを復職させるように取引する。
復職したライアンはリアムとアレックスの父親らしき人物が写った写真を持ち、FBIアカデミーから去る。 ケイレブは捜査官研修生に戻る。
ニマは秘密も打ち明けられない相手に命はあずけられないとミランダを説得、研修生たちに双子だと打ち明ける。
もくじに戻るニマはイスラム戦線の組織に潜入していた
テロリストだと思われているアレックスは逃亡中。ホテルに隠れていた。爆破の2日前にグランドセントラル駅の監視カメラに、ニマかレイナの双子の1人が映っていた。
ライアンはミランダにアミン姉妹が潜入していたときの電話番号を教えてもらい、追跡。ニューヨークのクイーンズのアパートにいることを突き止める。
そこにはレイナがいたが、ニマと5日間連絡が取れず心配していた。駅の監視カメラに映っていたのはニマだった。
ニマとレイナは通りの向かいのイスラム戦線の組織に潜入し、テロ計画を探る任務を遂行していた。
シェルビーは映像の中にアミン姉妹を見つけたケイレブの気をそらそうと話しかけるが、母親が副大統領候補に指名されれば、父親と母親は元のさやにおさまると父親と不倫関係にあるシェルビーに言い渡す。
つい映像に映っているのがニマだとケイレブに口を滑らせたシェルビーはライアンとともに外へ。
ナタリーは見逃すふりをして1時間だけ猶予を与える。
サーマル・ゴーグルを使い、イスラム戦線の組織のアジトにニマがいることがわかる。ニマにテロの真相を聞き出すためにとレイナはニマと入れ替わる。
レイナはリーダーのハムザの部屋から資料を集めて持ち出そうとするが、留守だったハムザが帰ってきてしまう。
ニマは信頼を得るためハムザと寝ていた。ニマはハムザがレイナに手を出そうとすれば、バレて殺されてしまうと危惧する。
ライアンとシェルビーはレイナのアパートにやってくる。ニマはレイナのためにもアジトに戻る。
ナタリーは服に発信器をつけ、追跡していた。ナタリーはレイナのアパートに突入し、サイモンとシェルビーは捕まってしまう。
ライアンとアレックスは非常階段から逃走。レイナもアジトから脱出するが、騒ぎを聞いた組織の男たちが銃を持って発砲。ライアンがわき腹を撃たれてしまう。
ナタリーはアレックスとライアンを追い詰めるが、2人を逃す。
もくじに戻るドラマの中で流れた曲
- "Change" by Daniel Merriweather
- "Sky High" by Ben Folds
- "For Your Money" by Daniel Merriweather
登場人物
『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』登場人物の紹介はこちら
もくじに戻る感想
ナタリーが2人を逃したのが意外でした。撃たれたライアンを抱えて逃げるのは大変そう。FBIから逃亡中なら、病院にも行けなさそうです。
FBIアカデミーでのテストもちょっとした密室劇でスリルがあって面白かったですね。きっと本物の爆弾ではないとは思っていましたが、ハラハラしました。
研修生たちに双子だと打ち明けたニマとレイナ。ニマはヒジャブをしないようなので、これからはどちらが誰か迷わなくてすみそうですね。
ナタリーがなぜ偽物の傷痕をつけているのかも疑問です。シカゴで何が起こったのかも気になります。
次回はどんな展開になるのか楽しみですね。
もくじに戻る気になったセリフをPick Up
「生存と犠牲は密接に関わっています。現場では、どんな犠牲を払ってでも仲間の捜査官を守ること。」"Survival and sacrifice... they go hand in hand. Out in the field, you have to stand with your fellow agents no matter the cost."
ミランダのセリフ。撃たれたライアンは大丈夫?
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