- 『マスケティアーズ パリの四銃士』シーズン2第8話(通算18話)「親父の真実」
- The Musketeers Season2 Episode8 "The Prodigal Father"
あらすじ
ポルトスは父親に会いに
ポルトスはトレヴィルから自分の父親がベルガール侯爵だと聞かされ、アラミスとともにベルガール侯爵の屋敷へ。
ベルガール侯爵はポルトスを息子だと認め、ポルトスとアラミスを夕食に招待する。
ベルガールは下働きをしていたポルトスの母親マリー・セセットと恋に落ち、結婚。ポルトスが生まれ、ベルガールの父親は二人を捨てるように命令。トレヴィルとフォアがベルガールの父親と共謀して、二人を誘拐して、捨てたと話す。
夕食にはベルガール侯爵の娘のエレアノールと夫のレヴェックが同席するが、歓迎されず、レヴェックに金目当てだと罵られる。
国王は暗殺を恐れ、閉じこもり、ロシュフォールに政治を任せきりにしていた。ミレディは内部にスペインのスパイがいる可能性をロシュフォールに告げる。ロシュフォールはミレディにアラミスと王妃の関係を調べるように命じる。
もくじに戻る少女たちはオークションにかけられていた
アラミスは事故で死んだという少女の遺体を見るが、アラミスは事故ではなく殺されたと確信する。
監禁されていた少女のカミーユはベルガールの屋敷から別の屋敷に移動させられる。アラミスはカミーユが移された屋敷に入り、助け出そうとするが、カミーユはレヴェック夫妻を恐れて断る。
アラミスは10時に催しが開かれることを知り、アトスとダルタニアンがその催しに潜入する。催しは地方から集めた純潔の少女たちをオークションにかけて売るものだった。アトスとダルタニアンは少女たちを助け出す。
しかし、レヴェック夫妻を告発する証拠はあったが、ベルガールの関与を示すものはなかった。
もくじに戻るポルトスは父親の真実の顔を知る
ポルトスはトレヴィルがポルトスと母親を捨てたと知り、自分が銃士になれたのは実力ではなく、トレヴィルの罪滅ぼしのためだったのではと思い始める。トレヴィルはベルガールにウソを吹き込まれていると忠告するが、ポルトスは銃士隊の肩章を外してベルガールの元へ。
ベルガールはポルトスが相続人だと言い、母親の肖像画を渡す。
ポルトスは扉をたたく音を聞き、屋敷で監禁されている少女を見つける。ベルガールは娘夫婦がしていたことは知らなかったといい、レヴェックを殺せとポルトスに命じる。
ベルガールはレヴェック夫妻と手下に取り囲まれ、レヴェックを撃つ。そこに銃士たちが駆けつけ、銃撃戦に。
トレヴィルはベルガールの言うことはウソだと警告。真相は相続権を奪われることをおそれたベルガールがトレヴィルとフォアに母親とポルトスを捨てるように頼んだのだった。
真相を知ったポルトスはトレヴィルを撃つように命じられるが、トレヴィルを撃とうとしたベルガールの手を撃つ。ポルトスは母親の肖像画と言って渡された絵は、母親の顔ではないと気づいていた。
隊長はポルトスに銃士隊の肩章を返す。
もくじに戻るロシュフォールは王妃に襲いかかる
コンスタンスは夫のボナシューが亡くなり、自分を責めていた。時間がほしいと言うコンスタンスにダルタニアンは幸せになるチャンスだとコンスタンスをせかす。
率直さに惹かれたルメー医師がコンスタンスに求婚。コンスタンスは王妃から王太子の父親がアラミスだと打ち明けられ、幸せになるように背中を押される。
コンスタンスはルメー医師の求婚を断り、ダルタニアンに愛していることを伝える。
ロシュフォールは昔 王妃に贈った十字架のペンダントが別の男の首にかかっていたことを責める。ロシュフォールは王妃の愛があれば、どんな罪でも許すと言って、王妃に迫る。
王妃は拒絶するが、ロシュフォールに襲われそうになっているところにコンスタンスが来る。王妃は髪飾りでロシュフォールの目を突き、反撃。ロシュフォールは国王にアラミスと王妃の密通を報告すると言って出て行く。
もくじに戻る登場人物
もくじに戻る感想
最後のロシュフォールは気持ち悪さを存分に発揮していて、ぞっとしました。王妃が14歳のころから思っていたと知ってびっくり。ロシュフォールの一方的な王妃への愛は、憎しみへとかわってしまったよう。ついにアラミスと王妃の関係が白日の下に。
ポルトスの父親は結局 人身売買にはかかわっていたのでしょうか…。トレヴィル隊長の話しぶりからすると、黒幕はベルガールらしい感じでしたが…。
財産に興味のないポルトスが「アトスの屋敷よりでかい」とちゃっかり比べているのが、微笑ましかったです。
予告では大変なことが次々起こりそうでしたね。次回も何が起こるのか楽しみです。
もくじに戻る気になったセリフをPick Up
「今になって気が付いたの。私が自分で自分を不幸にしていたってことに。」"It's taken me a while to fully understand it myself. It's funny how many ways we can find to make ourselves unhappy, isn't it?"
コンスタンスのセリフ。喪服から着替えたコンスタンスが階段を駆け下りていく姿はまるでシンデレラ。ダルタニアンは前に進むようコンスタンスを急かしていたけど、もう少し時間をあげてもいいのではと感じたのですが、感覚が違うのかな…。
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