- 『リベンジ』シーズン4 第23話 「墓穴」
- Revenge Season4 Episode23 "Two Graves"
あらすじ
エミリーは脱獄に成功する
収監中のエミリー(アマンダ)はベンが亡くなったことを知る。エミリーはヴィクトリア殺害を認め、刑務所に移送される。
ノーランとエミリーは逮捕されたときに備えて、刑務所の構造とセキュリティを調べていた。ノーランは刑務所のセキュリティ・システムをハッキング。エミリーは通気口から脱獄することに成功する。
もくじに戻る爆発で吹き飛んだ遺体はヴィクトリアの母親だった
ヴィクトリアは改装中のマルゴーの会社のビルに隠れる。ヴィクトリアは名前をかえてフランスのモンペリエに高飛びするつもりだった。
ヴィクトリアはマルゴーに爆発で吹き飛んだ遺体はヴィクトリアの母親 マリオンだと告白する。病院で瀕死の状態だったヴィクトリアの母親はアマンダのインタビューを見て、ヴィクトリアに連絡。母親はヴィクトリアに傷つけられないようにメアリー・ゲインズと改名していた。
ヴィクトリアは母親と同じようにアマンダにひどいことをし、子供たちも離れていったとマリオンは言う。
少女だったヴィクトリアは母親の身代わりに殺人の罪をかぶった。その後、家に戻ってきたヴィクトリアに性的虐待をした男がヴィクトリアの父親だとマリオンは告げる。
マリオンはヴィクトリアと言い争う中、亡くなる。ヴィクトリアは母親の遺体を利用し、自分の遺体の代わりにしていた。
もくじに戻るルイーズはヴィクトリアが生きていることを知る
ヴィクトリアの葬儀には娘のシャーロットも息子のパトリックも出席していなかった。変装して葬儀を見ていたヴィクトリアはルイーズの弔辞を聞いて、ルイーズだけがこころから自分の死を悲しんでいることを知る。
マルゴーは反対するが、ヴィクトリアはルイーズを連れて来るように頼む。 ルイーズはヴィクトリアが生きていたことを知って、驚く。
もくじに戻るマルゴーは罪を償う事を選ぶ
ノーランはマルゴーのパソコンをハッキング。ベンの死とジャックを病院送りにした責任をとらせようとする。マルゴーは誰も傷つける気はなかったと否定。ノーランとマルゴーはホワイト・ゴールドを捕まえるため協力する。
マルゴーはノーランをエサにエミリーを捕まえるように依頼。襲われたノーランはスタンガンで反撃し、ホワイト・ゴールドを気絶させ捕まえる。
ノーランはマルゴーがホワイト・ゴールドに依頼したことを隠して、警察に通報しようとしていた。しかし、ダニエルがあやまちを正したいと考えていたことを思い出したマルゴーは自首して、罪を償うことを選ぶ。
もくじに戻るエミリーはヴィクトリアにとどめを刺そうとする
エミリーとジャックはメアリー・ゲインズの家を調べていた。エミリーの脱獄が報道され、外に出られなくなってしまう。エミリーはジャックがそばにいるといつも安心すると言い、エミリーとジャックは結ばれる。
ジャックはエミリーが眠っている間に食料の買い出しに出ていた。エミリーは洗面所の歯ブラシに「オレン歯科」の文字を見つける。ヴィクトリアの歯の診療記録がすり替えられていたことを思い出したエミリーは、変装してオレン歯科へ。
ノーランはマルゴーの金の動きを追っていた。ノーランは殺し屋ホワイト・ゴールドの口座にマルゴーが新たな送金をしたことを突き止める。ノーランは標的はエミリーだと警告する。
メアリー・ゲインズの家に戻ったジャックはホワイト・ゴールドに襲われ、腹を刺されて意識不明の重体に。 もう我慢できなくなったエミリーはヴィクトリアにとどめをさす決意を固める。
ヴィクトリアに利用されていただけだと知ったルイーズはエミリーをヴィクトリアのもとに案内する。
ヴィクトリアは監視カメラで全て撮影されていると警告するが、エミリーの決意は固かった。エミリーは「ヴィクトリアの死で 私の復讐は終わりをむかえる "For you, death is my only true revenge."」 と言って、ヴィクトリアを銃で撃とうとするが、先にデヴィッドがヴィクトリアを撃つ。デヴィッドはエミリーに一線を越えさせたくなかった。 しかし、まだ息のあったヴィクトリアは隠し持っていた銃でエミリーを撃って死ぬ。
エミリーはシャーロットの承諾で、ヴィクトリアの心臓移植手術を受けて、命が助かる。シャーロットはヴィクトリアの心臓を移植したことを秘密にするように医者に頼む。
もくじに戻るエミリーとジャックは結婚
ヴィクトリアを撃ったデヴィッドは特赦を受けていた。リンパ腫を患っていたデヴィッドは雪が舞う中、海辺の家のブランコで息を引き取る。
季節が変わり、エミリーとジャックは結婚式を挙げる。エミリーはジャックにサミーに似た子犬をプレゼントする。そして、エミリーとジャックはデヴィッドが整備した船で旅に出る。エミリーはヴィクトリアの心臓を移植したという悪夢を見ていたが、ジャックとエミリーは愛していると言葉を交わし合う。
復讐が終わって生きがいをなくしたノーランには、エミリーが用意した仕事が待っていた。エミリーに聞いたという青年が母の無実を証明して欲しいとノーランのもとにやってくる。ノーランは「そうきたか、さすがだよ」 とエミリーに感心する。
もくじに戻る登場人物
- エミリー・ソーン
- 本名 アマンダ・クラーク 父親 デヴィッド・クラークの復讐をするためグレイソン家を攻撃。シャーロットは腹違いの妹。
- ノーラン・ロス
- エミリーを支える友達。父親のデヴィッドも友達だった。元IT会社のCEOで、テクノロジーを駆使してエミリーの復讐をサポート。
- デヴィッド・クラーク
- エミリーの父親。コンラッドにテロリストの汚名を着せられ、刑務所に。10年前に死んだと思われていた。シャーロットの父親でもある。
- ジャック・ポーター
- エミリーの幼馴染。警察官で、ストアウェイ・バーを経営していた。亡くなったアマンダとの子ども カールを育てるシングルファーザー。
- ベン・ハンター
- 警察官で、ジャックの相棒。
- ヴィクトリア・グレイソン
- コンラッドに協力し、デヴィッドをテロリストに仕立て上げた。デヴィッドとは愛人関係にあった。エミリーの一番の復讐のターゲット。シャーロットとダニエルの母親。
- シャーロット
- ヴィクトリアとデヴィッドの娘。
- ダニエル・グレイソン
- ヴィクトリアとコンラッドの息子。エミリーと結婚するが、離婚。
- ルイーズ・エリス
- ヴィクトリアと精神病院で同室に。退院してから、ヴィクトリアに近づこうと画策。
- マルゴー・ルマルシャル
- 「ルマルシャル・メディア」を父親 パスカルから継ぐ。ダニエルとは幼馴染。
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もくじに戻る感想
怒濤の展開を見せた最終回でしたね。プリズン・ブレイクに、ヴィクトリアの死、心臓移植、結婚式…。途中でついていけなくなりそうに…。
「選んだ道がその人を決める。 道を外れそうになったら連れ戻す」デヴィッドが幼いアマンダに言っていた通り、一線を越えようとしていたエミリーを助けてくれたのはお父さんであるデヴィッドでした。 最期をエミリーと自分の家でむかえられてよかったです。
「復讐の旅に出るなら、
それにしても、ヴィクトリアの心臓がエミリーに移植されることになるなんて…。ヴィクトリアはエミリーの中で生き続けているってことですよね。やっぱりヴィクトリアはしぶとい!ただでは死にませんでした!
エミリーはついにジャックと結婚。ヴィクトリアの心臓のせいで悪夢を見るという不安要素はありますが、きっとジャックがいれば幸せに暮らしていけますよね。
*ヴィクトリアの心臓移植はエミリーの悪夢で実際には行われていないという見方もあるようです。確かにそこはあいまいでしたね。エミリーの胸の傷から移植は本当だと思ったのですが…。でも、他の人の心臓を移植しても傷は残りますね…。視聴者の想像にお任せしますということかもしれませんね。見る人によって、とらえ方が変わるのもおもしろいですね。
ノーランもITスキルを駆使して、人助けをする生きがいが見つかってよかったです。
もうノーランとエミリーの復讐作戦を見ることができないのは残念ですが、ハッピーエンドで終わってよかったです。シーズン4の最終回まで見ることができて、ちょっとした達成感!
思い込みが激しいほうなので、間違っているところもあったと思いますが、読んでくださってありがとうございました!
もくじに戻るドラマの中で流れていた曲
- エミリーとジャックの結婚式で流れていた曲
ノーラン watch
- ノーラン語録
- 気になったノーランのセリフをまとめてみました。
「この4年間、誰よりも危険な先生のもとで修業してきた。勝つ自信がある」
"I trained for four years with the most dangerous sensei I know. I can handle her."-
「ホワイト・ゴールドは金属だから、電気をよく通すんだ」
"You know the best thing about white gold? It's an excellent conductor." -
「そうきたか、エミリー。さすがだよ」
"Well played, Ems. Well played."
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