- 『リベンジ』シーズン4 第21話 「余波」
- Revenge Season4 Episode21 "Aftermath"
あらすじ
ヴィクトリアは自殺したと断定される
エミリー(アマンダ)が住んでいたグレイソン邸が爆発し、火事に。焼け跡からは遺体が発見される。パスカルから贈られた婚約指輪と歯の治療記録から遺体はヴィクトリアだと特定される。
マルゴーのもとに遺書がのこされていたことからヴィクトリアは自殺したと断定される。
もくじに戻るノーランとトニーは別れる
ノーランとトニーは一夜を共にし、甘いひとときを過ごす。ノーランはトニーを旅行に誘う。
トニーは数ヶ月前に養子縁組を申請しており、養子が見つかったとノーランに話す。トニーは子育てに専念したいと思っていて、ノーランとトニーは別れることに。
もくじに戻るメイソンはエミリーを脅してくる
メイソン・トレッドウェルはエミリーの車に乗り込み、名誉を回復しろとエミリーに迫る。メイソンはエミリーにゴードン・マーフィ(白髪の男)を殺した罪を着せられ、刑務所送りに。その後、メイソンはエミリーの助けで、死んだフリをして脱獄していた。
メイソンはゴードンを殺した罪を晴らさないと、アマンダの裏の顔を記した原稿をマスコミと国土安全保障省に送りつけると脅す。
エミリーはノーランに「コンラッドがゴードンを殺し、メイソンに罪を着せた」という内容の書類を偽造させる。エミリーはグレイソン邸の焼け跡を片付けているときに、書斎の隠し場所から見つけたとその書類を検察に提出する。
もくじに戻るヴィクトリアの罠にハメられ、エミリーは逮捕されてしまう
ヴィクトリアのホテルの部屋で、マルゴーとルイーズは自殺したヴィクトリアをしのんでいた。そこでルイーズは血痕を発見。ヴィクトリアが襲われ、殺されたと考える。
警察はヴィクトリアの死を殺人として調べ始める。ベンはグレイソン邸が爆発した夜8時のエミリーのアリバイを聞く。エミリーは空港でメイソンと会ったことを話すが、メイソンは刑務所で死んだと思われているため信じてもらえない。ベンはメイソンが生きているのが事実か確認しようと、メイソンが乗ったエミリーの車内に指紋が残っているか調査する。
エミリーはグレイソン邸が火事になった夜、デヴィッドが病院にいたことを耳にする。デヴィッドはリンパ腫であることをエミリーに打ち明け、隠していたことを謝る。
マルゴーはエミリーを追い詰めるため、情報提供に100万ドルを出すという記事を掲載することに決める。
ジャックはロサンゼルスで心機一転、人生をやり直そうとしていた。しかし、警察の事情聴取のためハンプトンに呼び戻される。ベンからあの夜エミリーはジャックを選んで、空港へ行ったと聞き、ジャックはエミリーともう一度話そうと海辺の家へ向かう。
メイソンから電話がかかり、エミリーは自分のアリバイを証明してほしいと言うが、メイソンは拒否。メイソンは自殺前に撮影したヴィクトリアからのビデオメッセージをエミリーに送ってくる。
ヴィクトリアは盗んだUSBの情報のエミリーの結婚式での計画から着想を得て、エミリーが自分のことを殺したように見せかけて、エミリーが刑務所送りになるようにワナを仕掛けていた。そのことを告白したヴィクトリアのビデオメッセージは流れたあと消去されてしまう。
しかも、ヴィクトリアはメイソンと手を組んでいた。メイソンはエミリーの車に自分の指紋を残さないように乗り込み、密かにヴィクトリアの毛髪や血液をエミリーの車に残していた。
エミリーの車からヴィクトリアの毛髪や血液が発見されたことから警察はエミリーを逮捕。ちょうど海辺の家に来たジャックにエミリーはヴィクトリアにハメられたと訴える。
もくじに戻る登場人物
- エミリー・ソーン
- 本名 アマンダ・クラーク 父親 デヴィッド・クラークの復讐をするためグレイソン家を攻撃。シャーロットは腹違いの妹。
- ノーラン・ロス
- エミリーを支える友達。父親のデヴィッドも友達だった。元IT会社のCEOで、テクノロジーを駆使してエミリーの復讐をサポート。
- デヴィッド・クラーク
- エミリーの父親。コンラッドにテロリストの汚名を着せられ、刑務所に。10年前に死んだと思われていた。シャーロットの父親でもある。
- ジャック・ポーター
- エミリーの幼馴染。警察官で、ストアウェイ・バーを経営していた。亡くなったアマンダとの子ども カールを育てるシングルファーザー。
- ベン・ハンター
- 警察官で、ジャックの相棒。
- ヴィクトリア・グレイソン
- コンラッドに協力し、デヴィッドをテロリストに仕立て上げた。デヴィッドとは愛人関係にあった。エミリーの一番の復讐のターゲット。シャーロットとダニエルの母親。
- シャーロット
- ヴィクトリアとデヴィッドの娘。
- ダニエル・グレイソン
- ヴィクトリアとコンラッドの息子。エミリーと結婚するが、離婚。
- ルイーズ・エリス
- ヴィクトリアと精神病院で同室に。退院してから、ヴィクトリアに近づこうと画策。
- マルゴー・ルマルシャル
- 「ルマルシャル・メディア」を父親 パスカルから継ぐ。ダニエルとは幼馴染。
感想
ヴィクトリアは本当に自殺したようですね。ただの自殺ならありえないでしょうが、エミリーを逮捕させるためなら やりそうです…。エミリーに殺されたように見せかけて自殺する。命をかけた最後の復讐といったところでしょうか。おそろしい。
メイソンとヴィクトリアがグルだったのも、驚きました。メイソンが風邪だと言って、やたら点鼻薬を鼻にプシュプシュしてるのは怪しいと感じましたが、あの中にヴィクトリアの血液が入っていたとは…。
エミリーは逮捕されて、大ピンチ!自分が立てた計画をヴィクトリアに利用されて、ハメられてしまうなんて皮肉ですね。ダニエルとの結婚式後、エミリーは船でヴィクトリアに銃で撃ち殺されたと見せかけて、姿を消すという計画でした。ヴィクトリアは姿を消すのではなく、本当に死ぬことを選んだんですね。
エミリーはヴィクトリアにハメられたと証明することができるのでしょうか。せっかくジャックとの関係が進みそうだったのに、このタイミングで逮捕されてしまうなんて…。
ノーランもトニーとラブラブでしたが、結局別れることに。お互い嫌いになって別れたわけではないのが、つらいですね。ノーランもエミリーも恋愛に関しては、全くうまくいかないようです。 あと2話で、収拾はつくのでしょうか…。
もくじに戻るまめ知識
- トルーマン・カポーティ
「あのカポーティ気取りが戻った?”Crazy Capote is back.”」とメイソン・トレッドウェルを皮肉ってノーランが言ったセリフに登場。 トルーマン・カポーティは『ティファニーで朝食を』や実際に起きた一家殺人事件を題材にした『冷血』などで有名なアメリカの小説家。
- ピニャ・コラーダ
ノーランが旅行先でトニーと飲もうと思っていたカクテル。 ラム、ココナッツミルク、パイナップルジュースがシェイクされていて甘みが強いトロピカルなカクテル。 ちなみにマルガリータにはトニーが好きだと言っていたテキーラが入っている。
ノーラン watch
- ノーラン語録
- 気になったノーランのセリフをまとめてみました。
「なんで誰も 復讐計画を守ってくれないんだ」
"Can't anybody follow a simple revenge plan? "-
「魔性の女が死んだ。ついに あのヴィクトリア・グレイソンが」
"Ding dong, the bitch is dead. Victoria Grayson has actually taken her last breath." 「ちょうど 僕たちのお気に入りの元復讐者が登場したみたい」
"Uh, well, our favorite ex-revenger just walked through the door."