- 『殺人を無罪にする方法』シーズン1第14話 「無罪答弁」
- How to Get Away with Murder Season1 Episode14 "The Night Lila Died "
あらすじ
無罪を勝ち取ることができなかったアナリーズ
アンドリュー・クロフォード神父は有罪を認め、量刑審理がはじまる予定だった。しかし、傍聴席にアグネスが来ているのを知ったアンドリュー神父は無罪を主張したいと言い出す。
- 事件の関係者
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- アンドリュー・クロフォード神父(被告人)
- バーナード主任神父(被害者)
- ブライアン・ケーメンズ (性的虐待を受けて、自殺)
- アグネス・ウィリス (教会で働く女性、アンドリュー神父とはプラトニックな関係)
- 事件の概要
- バーナード主任神父は香炉で頭を殴られて死亡。アンドリュー神父が犯人として、起訴される。
アナリーズは自分のミスのせいにして、アンドリュー神父の有罪答弁の取り下げが認められ、無罪答弁が受諾される。
アナリーズは「依頼人が有罪だと知っていても、潔白だと自分に言い聞かせ弁護するしかない。真実に縛られていたら、弁護士の仕事はできない」と授業で話す。
有利な証拠を探すために教会で聞き込みをすると、生徒だったブライアンという少年が自殺していたことがわかる。
アンドリュー神父はブライアンに性的虐待を受けていることを相談されていた。ブライアンの自殺後、アンドリュー神父はバーナード主任神父から告解を聞く。アンドリュー神父は告解の内容からブライアンを虐待していたのはバーナード主任神父だと確信。
アンドリュー神父はこれ以上犠牲者を出さないために、バーナード主任神父を殺害。後悔はしていないと話す。
アナリーズはこの事実を明らかにして、情状酌量を求めるようにアンドリュー神父を説得しようとする。しかし、告解には守秘義務があるため、アンドリュー神父は拒否。
アナリーズは別の手を使うことに。アンドリュー神父に好意を持っているアグネスに協力を求める。
アグネスは事件の夜、アンドリュー神父とベッドをともにしていたとウソの証言をする。アグネスが検察に責めたてられるのを見たアンドリュー神父は、また一転して有罪を認める。
アンドリュー神父はわざとアグネスを愛していないと突き放し、刑務所へ。
もくじに戻るネイトを保釈させるアナリーズ
アナリーズはネイトの保釈が認められなかったことを知り、フランクに拘置所のネイトを襲わせるように頼む。
アナリーズはこれでネイトが保釈されると考えるが、レディング判事は保釈を認めなかった。
アナリーズは連邦判事の息子 アッシャーを利用。レディング判事とアッシャーが写った写真をネイトの弁護士に送り、アナリーズのインターンと親しくしているのは利益相反に当たると抗議させる。そして、ネイトの弁護士は裁判長の忌避を求め、レディング判事はネイトの裁判から外される。
その結果、襲われてケガをしたネイトは釈放される。
アナリーズはこの前 渡したメモの番号に電話するようにネイトを説得する。
もくじに戻る5か月前 8月29日
ライラが殺された8月29日 ライラとレベッカは言い争っていた。ライラは売人を辞めると、ケータイをレベッカに渡す。ライラはグリフィンとやり直すと話し、レベッカを一方的に責める。ライラは自分は育ちが良くて、レベッカとは違うと侮辱。レベッカは部屋からライラを追い出す。 隣人のルディはその様子を目撃していた。
その夜、男子寮(シグマ・タウ・パイ寮)に来ていたレベッカは、グリフィンのふりをしてライラに来るようにメールを送る。 レベッカはグリフィンをベッドに誘い、ライラに目撃させる。怒ったライラはグリフィンをひっかいて、部屋を飛び出す。
午後1時58分 レベッカは女子寮(カッパ・カッパ・シータ寮)の前で、グリフィンが最低な男だと証明するために、グリフィンと寝たとライラにメッセージを残す。 その後、レベッカは女子寮に忍び込む。
もくじに戻るレベッカを問い詰める学生たち
ウェスはルディに会い、レベッカがライラを殺したのではないかという疑いを深める。レベッカも ルディが精神科病院に入院していることを突き止めたことを知り、疑われていることに気づいていた。ウェスとレベッカは、お互いにウソをつき何事もなかったように振るまう。
ウェスはレベッカの事情聴取や自白ビデオ、捜査資料を調査して、レベッカがあの夜、女子寮にいたらしいことを突き止める。
疑われていることに気づいていたレベッカはサムが失踪した夜、4人を目撃した警察官の行方を探しに大学警察を訪ねる。
ミカエラ、コナー、ウェス、ローレルの4人は、レベッカにライラを殺害したのか問い詰める。 レベッカはラグにくるんだサムを運ぶ4人を目撃した大学の警察官 ロジャー・ロフタスを見つけたと逆に4人を脅す。 大学の警察官 ロジャーはアナリーズとフランクによって、フィラデルフィアのニュースが流れない州外に追いやられていた。
4人に呼び出されたアナリーズはウェスの部屋をたずねる。 ウェスの部屋のバスルームには、縛られたレベッカが閉じ込められていた。
もくじに戻る登場人物
- アナリーズ・キーティング
- 敏腕弁護士・ミドルトン大学のロースクールの教授
- サム・キーティング
- アナリーズの夫・ミドルトン大学の心理学教授
- コナー・ウォルシュ
- ロースクールの学生・最初に最優秀賞であるトロフィーをもらった。
- オリバー
- コナーの恋人?広告代理店のIT部門に勤務。コナーに事あるごとにハッキングを頼まれる。
- アッシャー・ミルストーン
- ロースクールの学生。連邦判事の息子。唯一サムの事件に関与していない。
- ミカエラ・プラット
- ロースクールの学生。エイデンと婚約中。
- ローレル・カスティーリョ
- ロースクールの学生。恋人はカン。
- ウェス・ギビンズ
- ロースクールの学生。補欠合格。アナリーズのお気に入り。
- レベッカ・サッター
- ウェスが住むアパートの隣人。ライラの事件に関係があるらしい
- ライラ・スタンガード
- ミドルトン大学の学生でサムの教え子。行方不明だったが、死体で発見される。
- グリフィン・オライリー
- ライラの恋人。ミドルトン大学の学生。アメフト選手でクウォーターバック。
- フランク・デルフィノ
- キーティング法律事務所のアソシエイト。ローレルに気がある
- ボニー・ウィンターボトム
- キーティング法律事務所のアソシエイト。サムに気がある
- ネイト・レイヒ
- アナリーズの愛人・元刑事。末期ガンで闘病中の妻がいる。
感想
今回はアナリーズの作戦が裏目に出てしまうことが多かったですね。神父を無罪にしようとアグネスにアリバイの偽証をさせたら、そのことが逆に神父に有罪を認めさせる結果になったり、ネイトを拘置所で襲わせて保釈させようとしたら、却下されたり…。 ネイトの件ではアッシャーを使って なんとか保釈させることができましたが…。
神父が性的虐待を子どもにしていたという事件はニュースで耳にしたことがありますが、信頼されているはずの聖職者がそんなことをするなんて許せません。もう病気としか思えない。
コナーはオリバーとラブラブですね。コナーが一年間に寝た人数にはドン引き、40人って。モテすぎというか…オリバーの言うとおりの尻軽男。病気のことが心配になるのも無理ないです。とりあえず二人とも病気にかかっていないことがわかって一安心。オリバーにコナーの犯罪がバレてしまうことはあるのでしょうか?
ライラの事件がまた再燃し始めました。死亡推定時刻にレベッカは女子寮にいたことが明らかに。いかにもレベッカがあやしい!でも、もう ひとひねりありそうな感じがしますね。実は意外な人が犯人なのかも…。
アナリーズはこの事態をどう収拾するのでしょうか。
次回は最終回。どんな結末をむかえるのか楽しみです!
もくじに戻るドラマの中で流れていた曲
- 教会を聞き込み調査しているときに流れていた曲
Feel by Nalepa & William Arcane - 学生4人がレベッカを問い詰め、アナリーズにレベッカが縛られているのを見せたときに流れていた曲