- 『殺人を無罪にする方法』シーズン1第7話 「専門家証人」
- How to Get Away with Murder Season1 Episode7 "He Deserved to Die"
あらすじ
ライラ・スタンガード殺人事件の裁判が始まる
ライラ・スタンガード殺人事件の裁判が近づくが、レベッカはふざけてばかりいた。アナリーズはレベッカが裁判の邪魔をしないように、レベッカを事務所で見張ることにする。
- 事件の関係者
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- ライラ・スタンガード (首を絞められて殺され、貯水槽で死体が見つかる。グリフィンの恋人。アナリーズの夫 サムと不倫関係にあった。)
- グリフィン・オライリー(ライラ殺害の容疑者。アメフト選手で、ライラの恋人。クリスチャンで「純潔の誓い」をたてていた。)
- レベッカ・サッター(ライラ殺害の容疑者。ライラの友達でドラッグの売人。ウェスの隣人。)
- 検察の主張
- レベッカがグリフィンをそそのかして、グリフィンにライラを殺させた。
- グリフィンの弁護士の主張
- レベッカが単独で、ライラを殺した。
マスコミが事件の夜にレベッカとグリフィンが寝たことを嗅ぎつけ、報道。アナリーズは、検察側がわざと情報を流したと報道禁止命令の申し立てをして、認められる。
グリフィンの弁護士 キーガンは、ライラの首にある複数の赤いあざは、レベッカの爪痕だと主張。ライラの遺体を掘りおこし、再検視をするように求める。
再検視で新たな証拠が発見され、主張が崩されると困る検察は、アナリーズにグリフィンの弁護士が買収した法医学者の検視は信用できないという報告書を提供。
アナリーズは、その情報でグリフィンの弁護士が雇った法医学者の信用を落とし、別の優秀な法医学者に首のあざは虫刺されだと証言してもらう。
さらに、ライラの遺体の掘りおこしをやめさせるため、ライラの母親を説得。説得には、サムがライラから聞いていた情報を利用する。
しかし、再検視に反対していたはずの検察は、急に遺体を掘りおこして再検視するように要請。
急に見解を変えた理由を調べると、グリフィンと検察が司法取引したことがわかる。 検察に司法取引を破棄させるため、レベッカはグリフィンにレイプされたとマスコミにウソの情報を流させる。 思惑通り、世間体を気にした検察はグリフィンとの司法取引を破棄。
裁判所は検視結果が二転三転したことを踏まえて、ライラの遺体を掘りおこして、再検視することを決定する。
ウェスはレベッカがレイプされたとウソをついたことに怒っていた。レベッカはドラッグの売人である自分を正そうとするウェスを侮辱。 しかし、ウェスはレベッカを助けたいだけと言い、お互いに惹かれあっていた2人は愛し合う。そして、ウェスは自分の苦労した生い立ちなどをレベッカに話す。
ウェスが好きだと言っていたチョコミント・アイスを買おうとしていたレベッカは、ネイトに話しかけられる。 ネイトはお互いに真犯人を知っているから、手を組もうとレベッカに提案する。
そんな中、ライラの再検視が行われる。その結果、首のあざはアリの噛み跡と判明するが、ライラは妊娠6週間だったことが明らかになる。
もくじに戻る学生たちのプライベート
ミカエラはインターンの面接だと思い、スターリング法律事務所へ。しかし、婚約者エイデンの両親の弁護士から婚前契約書を渡される。
ローレルがフランクにその気はないと伝えてから、フランクはローレルに冷たく当たっていた。 ローレルは恋人のカンから、アナリーズの事務所を辞めて、人手不足の法律扶助会で働いて欲しいと頼まれる。 それを知ったフランクは、何もなかったことにするからローレルに辞めないで欲しいと引き止める。何もなかったことにしたくないと告げたローレルは、フランクと激しく求め合う。
オリバーと別れてからもコナーはオリバーを引きずり、違う男と寝て忘れようとする。 どうしてもオリバーとやり直したいコナーは、花束をもって部屋を訪ねる。しかし、オリバーの新しい彼氏に二度と来ないでくれと言われてしまう。
もくじに戻る2週間後 サム殺害事件の夜
ミカエラ、コナー、ローレルがサムの死体のまわりで混乱する中、ウェスは血まみれのレベッカを2階のバスルームに連れて行く。 サムの返り血を拭きとり、着替えたレベッカはウェスに感謝し、キスを交わす。
ウェスはレベッカをモーテルの部屋にかくまう。レベッカはサムに殺されそうになって、トロフィーで殴ったと話す。 ウェスはレベッカをモーテルの部屋に残し、再び外へ。
暇をもてあましたレベッカは911に電話してしまうが、イタズラだと言ってごまかす。 その後、ガソリンスタンドでプリペイド携帯を買ったウェスから電話がかかってくる。ウェスはレベッカを守ると約束する。
もくじに戻る登場人物
- アナリーズ・キーティング
- 敏腕弁護士・ミドルトン大学のロースクールの教授
- サム・キーティング
- アナリーズの夫・ミドルトン大学の心理学教授
- コナー・ウォルシュ
- ロースクールの学生・最初に最優秀賞であるトロフィーをもらった
- オリバー
- コナーの恋人?広告代理店のIT部門に勤務。コナーに事あるごとにハッキングを頼まれる。
- アッシャー・ミルストーン
- ロースクールの学生・有力者の息子
- ミカエラ・プラット
- ロースクールの学生。エイデンと婚約中。
- ローレル・カスティーリョ
- ロースクールの学生。恋人はカン。
- ウェス・ギビンズ
- ロースクールの学生。アナリーズのお気に入り。
- レベッカ・サッター
- ウェスが住むアパートの隣人。ライラの事件に関係があるらしい
- ライラ・スタンガード
- ミドルトン大学の学生でサムの教え子。行方不明だったが、死体で発見される。
- グリフィン・オライリー
- ライラの恋人。ミドルトン大学の学生。アメフト選手でクウォーターバック。
- フランク・デルフィノ
- キーティング法律事務所のアソシエイト。ローレルに気がある
- ボニー・ウィンターボトム
- キーティング法律事務所のアソシエイト。サムに気がある
- ネイト・レイヒ
- アナリーズの愛人・元刑事
感想
いよいよライラの裁判が始まりました。やっぱりサムが犯人なのでしょうか。ライラのおなかの子どもの父親は、きっとサムですよね。グリフィンとライラは「純潔の誓い」をしていたはず。
レベッカはメイクとピアス、服でだいぶ印象が変わりますね。裁判所では清楚な雰囲気に、アナリーズの事務所では手のつけられない反抗的な感じに。事務所内の人間関係を素早く把握して、ちょっとした嫌がらせしていたのは、さすが人を不愉快にすると気が晴れると言っていただけのことはありますね。
そんなレベッカにこころを開かせることができたウェスは本当にいい人ですね。レベッカもこころの奥では ずっと誰かに助けて欲しいと思っていたのかも。
正当防衛でサムを殺してしまったと話していたレベッカ。サムがライラを殺した証拠をつかんで、レベッカは殺されそうになった?? ライラの事件とサムが死んだことには関連性がありそうですね。
もくじに戻るドラマの中で流れていた曲
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レベッカとウェスが愛し合い、ライラの再検視シーンで流れていた曲
- ライラが妊娠6週間だったとボニーがアナリーズに伝えたときに流れていた曲 All The Other Girls by Avid Dancer