- 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン5 第11話「C8H7CI0+ナノ追跡装置+抗議デモ+モルディブ+心理戦」
- MACGYVER Season5 Episode11 "C8H7CIO + Nano-Trackers + Resistance + Maldives + Mind Games"
※ネタバレしています。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン5 第11話「C8H7CI0+ナノ追跡装置+抗議デモ+モルディブ+心理戦」のあらすじ
スルプスカ共和国の首都バニャ・ルカで民主化運動をする活動家たちが次々と失踪。自らも活動家のテオの父親ラザーも失踪。マックとライリーがスルプスカ共和国へ飛ぶ。 一方、デジィはラスに頼まれ、あるものを奪還する。
スルプスカ共和国ではデモ隊に向かって投げられた催涙ガスの中にナノスケールの追跡装置が仕込まれており、吸い込んだ者の居場所や心拍数、体温までわかってしまう監視システムが配備されていた。 ラスは監視システムを発明し、今は囚人のサイラス・マーサー博士に追跡装置の無効化コードを聞き出そうとする。
サイラス・マーサー博士はラスを翻弄するが、ラスはおしゃべりに付き合い、博士の秘密ラボの資料を解読する暗号のカギを聞き出すことに成功。
無効化コードも判明し、追跡装置は停止し、永久に無効化される。 スルプスカ共和国では民主化運動が広がり、独裁者の大統領は辞任することになる。
マックがナノ追跡装置を顕微鏡で見ると、そこには「四八一一四」という数字が刻印されていた。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン5 第10話「ダイヤ+地震+炭素+通信+塔」前回のあらすじと感想はこちら≫『MACGYVER/マクガイバー』シーズン5 第11話「C8H7CI0+ナノ追跡装置+抗議デモ+モルディブ+心理戦」の感想
ナノ追跡装置
今回はスルプスカ共和国の首都バニャ・ルカでの任務。 スルプスカ共和国という国があることは知りませんでした。旧ユーゴスラビアは複雑…。
スルプスカ共和国(スルプスカきょうわこく)は、連邦国家であるボスニア・ヘルツェゴビナの構成体の1つ。
民主化運動をする活動家たちが次々と失踪し、マックとライリーが現地へ。 催涙ガスの中にナノスケールの監視装置が混ざっていて、それを吸い込んだデモ隊の人々は抹殺されるターゲットとしてリストに追加されるという恐怖の監視システムが機能していました。
盗聴まではされていなかったものの、居場所はおろか心拍数や体温までも筒抜けになっているというのが恐怖! もし血中にナノスケールの監視装置が流れていると想像するだけで気持ち悪いですね。
現実でもこんな装置が利用されそうで怖い…。
追跡装置の基礎を発明したのはサイラス・マーサー博士。ラスが博士の悪事を暴いたということで、博士とは因縁があったようです。 博士に個人攻撃をされていたラスでしたが、それは暗号を解くカギをしゃべらせるためでした。
ドストエフスキーの小説『罪と罰』の主人公の名前「ラスコーリニコフ」や「クリテムネストラの悲劇」を会話の中に発した博士。
暗号を解くカギは「クリテムネストラ」でした。 「クリテムネストラ」はギリシャ神話に登場する女性で、不倫や夫を殺害した悪女として有名だそう。
ギリシア神話の女性である
民主化を求め、勇気をもって声を上げる人々の力が独裁者に勝つことができてよかった。
ナノスケールの監視装置は無事、無効化されましたが、監視装置には「四八一一四」という漢数字が。 それを見て驚いていたマック。何か意味のある数字だったのでしょうか…。
一方、デジィはラスに頼まれたものを奪還。一体何を奪還したのか気になりますね。
そして、マックとライリーの関係は親友止まりということになりそう。 でも、マックがデジィではなくライリーの部屋に行ったというのが答えの気も…。
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン5の登場人物・キャスト
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン5 登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマの中で流れた曲
- 3Am - FEYDE
- Quinque Prudentes Virgenes - GREGORIAN CHANT
今回の『MACGYVER/マクガイバー』の主なDIY
- 拡声器の電磁シールドを外し 中のケーブルを露出させ、簡易的な電波検知器にして、盗聴器を探す。
- 催涙弾を三角コーンの中へ入れ、水をかけ、封じ込める。