『エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY』シーズン7 第9話「名犬オリー」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意 !

海外ドラマ『エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY』
  • 『エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY』シーズン7【ファイナルシーズン】 第9話「名犬オリー」
  • Elementary Season7 Episode9 "On the Scent"

※ネタバレしています。

『エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY』シーズン7 第9話「名犬オリー」のあらすじ

芸術家のキャロライン・ギブスが頭を殴られ、殺される。現場に残された 犬が嚙み千切った犯人のシャツの切れ端から採取されたDNAは連続殺人犯「ブルックリンのゴースト」のDNAと一致。

しかし、市警が使用するDNAのぬぐい棒はDNAの検査キットを作る会社のアルバート・ウーのDNAで汚染されており、連続殺人犯「ブルックリンのゴースト」は存在していなかった。 連続殺人犯「ブルックリンのゴースト」の仕業だと思われていた4件の殺人事件はそれぞれ別の犯人が特定され、シャーロックたちはキャロラインを殺した犯人をさがす。

キャロラインはマリファナの売人で、隣人のベンジャミンの妻ダイアナと浮気していた。 ダイアナは溶接作業着を着た犯人をキャロラインと見間違え、犯人がキャロラインの飼い犬のオリーを誘拐するのを目撃していた。

オリーは元麻薬探知犬で、マリファナの探知を専門にしていた。 キャロラインが売るマリファナの供給者はメキシカンギャングのロスサンティアゴス。 ロスサンティアゴスのニューヨーク支部がある場外馬券売り場には弁護士のダニエル・オリベラの事務所もあり、令状がなければ捜索はできないと警察を追い出す。

ジョーンは場外馬券売り場にあった賭けのオッズの表は、貨物列車で密輸するマリファナの出荷のスケジュールだと気付く。 そんな中、操車場でオリーが発見される。

麻薬探知犬のオリーはどの貨車にマリファナが積まれているか突き止めるために誘拐され、末端価格で100万ドルになる貨車につまれていたマリファナは盗まれていた。

シャーロックは犬に嚙まれて病院で治療した人たちの聞き込みで携帯泥棒を見抜いていたが、本棚からその携帯泥棒のファウラーの姉が弁護士のダニエル・オリベラだと気付く。

ファウラーは姉から売人のキャロラインが麻薬探知犬を飼っているという話を聞き、キャロラインを殺害し、オリーを誘拐。貨車から盗んだ大量のマリファナがガレージから発見され、ファウラーは逮捕される。

ジョーンはシャーロックがオーディンのことはNSAが捜査しているとウソをついていることを見抜く。 シャーロックは極秘にMI6のつてに接触を試みていると打ち明け、信頼している証にジョーンに暗号携帯を渡す。

オーディンは殺人を引き起こしそうな人物を危険者リストにまとめ、処刑し続けていた。 ジョーンがアリゾナの事件を調べていると報告を受けたオーディンは、自分が手を打つと部下に言うのだった。

『エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY』シーズン7 第8話「ミス・ライアー」 前回のあらすじと感想はこちら≫

『エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY』シーズン7 第9話「名犬オリー」の感想

連続殺人犯「ブルックリンのゴースト」は存在しなかった

芸術家のキャロラインが殺され、連続殺人犯「ブルックリンのゴースト」が久しぶりに犯行を再開させたと思いきや、連続殺人犯は実は存在しないことが発覚!

検出されたDNAは市警が使うDNAキットを作る会社のアルバート・ウーのもの。 まさかDNAキットが汚染され、架空の連続殺人犯の仕業になっていたとは最悪ですね。

15年前に娘のメーガンを殺された父親は、メーガンの夫ディーンが犯人だと確信。ディーンはその後、メーガンの命日に自殺。

他にも連続殺人犯「ブルックリンのゴースト」が犯人だと思われ、未解決の事件が。 他の殺人事件も身近な人が犯人でした。

もし殺人事件がずっと連続殺人犯「ブルックリンのゴースト」の仕業だとされていたら、真犯人は野放しになっていたはず。そう考えるとゾッとしますね。 二度とDNAの汚染がされないように、人ではなく機械で梱包できるように改善されるといいですね。

元麻薬探知犬のオリー

キャロラインを殺したのは連続殺人犯ではなく、引退した麻薬探知犬のオリーを誘拐するため。

キャロラインはマリファナの売人で、隣人の妻とも浮気。犬の鳴き声や音楽のことなど、近隣住民から恨まれていたことが判明。 「草の葉」というタイトルの本の中にマリファナが隠されていたというのが、キャロラインのユーモアだったようです。

さらに、マリファナの売人であるキャロラインが元麻薬探知犬のオリーを飼っているというのも、話のネタになっていたようです。

ちなみにコロンビアの麻薬カルテルが麻薬探知犬の首に懸賞金をかけたというのは実際にあったことだそう。

犬の命まで狙うとは麻薬カルテルは極悪非道ですね。

キャロラインを殺し、元麻薬探知犬のオリーを誘拐したのは、弁護士ダニエルの弟ファウラー。 犬に噛まれたただのケチな携帯泥棒かと思いきや、メキシカンギャングが密輸するマリファナを盗むため、殺人まで犯し、オリーを誘拐。

弁護士のダニエルもマリファナを盗んだ共犯者かと思いましたが、どうやら姉は知らず知らずのうちに弟に情報を教えてしまっただけのようです。

100万ドルのマリファナを盗むために、元麻薬探知犬のオリーを誘拐していたファウラーでしたが、最後はオリーにマリファナを隠した場所を突き止められ、逮捕されることに。 引退したオリーでしたが、その嗅覚は衰えていませんでした!

今度は誘拐されずに、やさしい飼い主のもとに引き取られるといいですね。

オーディン

オーディンは殺人を引き起こしそうな人物の処刑を続行。 アリゾナで起こった事件の裏にオーディンがいると突き止め、捜査しようとするジョーン。

アリゾナで殺されたパーカーは盗んだボツリヌス菌で集団中毒を起こそうと計画、その計画をオーディンが知り、実行前に殺されたのでした。

オーディンは危険者を監視し、殺すかどうか指示。 いじめられて、ヒ素を検索した少女も監視リストに。いじめを止められれば、少女も殺人をしようと思わないはずなのに…。

結局、オーディンの処刑による解決法は対処療法で、根本的に犯罪を予防することにはなっていないようです。 しかも、犯罪を犯そうとしている者を他の誰かに殺させることで殺人を止めるというのは、本末転倒の気が…。

犯罪を犯そうとしている者を殺した人を「ヒーロー」にしたというオーディン。 正義感の強い人を利用し、その人を人殺しにしただけなのに、 「ヒーロー」にしたと正当化しているオーディンは危険ですね。

シャーロックは脅され、ジョーンにもウソをついていましたが、イギリスの諜報機関MI6のつてに極秘に連絡をとっていたことが判明。 やはりシャーロックが何もせずにオーディンを放っておくはずがありませんでした。

しかし、オーディンも手を打ってくることに。 シャーロックとジョーンはオーディンから身を守ることができるのでしょうか…。

ドラマの中で流れた曲

  • Any Major Dude Will Tell You - STEELY DAN
  • ChangeDANIEL SPALENIAK -

『エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY』シーズン7【ファイナルシーズン】エピソードリストはこちらへ≫

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