『S.W.A.T.』シーズン3 第16話「父と息子」あらすじと感想・曲 ネタバレ注意!

海外ドラマ『S.W.A.T. スワット』
  • 『S.W.A.T.』シーズン3 第16話「父と息子」
  • S.W.A.T. Season3 Episode16 "GUNPOWDER TREASON"

※ネタバレしています。

『S.W.A.T.』シーズン3 第16話「父と息子」のあらすじ

パーティーに覆面の男たちが乱入。電話をかけてゼイン・コールマンという少年を捜し出すと誘拐する。 ゼインはヘッジファンドマネージャーの息子で父親のマークは金持ちだった。

身代金目的の誘拐と思われていたが、犯人がゼインにかけた電話番号から近所に住むジョエル・パウエルという男が浮上。パウエルの自宅からはゼインを隠し撮りした写真やゼインの出生証明書が見つかる。

ゼインはマークの実の子ではなく、パウエルの息子だった。 17年前、ジョエル・パウエルは証人保護プログラムを受けたが、ゼインの母親のリアは家族や友達を捨てられず、証人保護を拒んでいたのだった。

パウエルは17年前に反戦団体のメンバーだったが、ダミアン・カサータが入り、団体は過激化。パウエルはホテルの爆破計画を警察に話し、証言でカサータたちを刑務所送りにしたのだった。 カサータは最近、出所し、リアと息子のゼインを見つけ出し、ゼインを人質にしてパウエルを言いなりにしていた。

カサータたちは研究施設に爆弾の材料をに盗みに入り、パウエルに爆弾作りをさせる。 爆弾のセムテックスを作るのに必要な溶解炉のある廃工場には、爆弾が取り付けられたパウエルが残されていた。 セムテックスごと噴水の水につけ、起爆薬が分散され、爆弾解除に成功する。

カサータの狙いは銀行だった。爆弾を取り付けたゼインを銀行に送りこみ、金を盗んでチャーター機で逃亡する計画を死ぬはずだったパウエルに話していた。 カサータは反戦の理念を忘れ、復讐と金だけが目的になっていた。

スワットは銀行にやって来たゼインに追跡装置を盗りつけ、カサータたちが金を回収しに来たところを包囲する。 しかし、カサータはゼインを人質にして、地下鉄に乗り込む。

一瞬のすきを突き、ディーコンはゼインをカサータから引き離し、タンがカサータと格闘している間に爆弾を解除する。 カサータたちは一生、刑務所に。パウエルは証人保護を受けなくてもよくなり、息子のゼインとハグするのだった。

一方、ルカとストリートは誘拐事件の映像を提供するというUFOを信じる2人のユーチューバーに2016年の6月10日の通報記録を見せてほしいと条件を出される。 2人はその日、UFOを見たというが、その週は強いLSDが出回り、みんなおかしな幻覚を見ていたことが判明するのだった。

ヒックスは息子のJPに友達のフリーダを助けてほしいと頼まれる。車で暮らすフリーダは車を押収され、登録証が期限切れで、多額の罰金も払う必要が。フリーダはシェルターに入ることになるが、JPはシェルターではフリーダが仕事をしにくくなると怒る。

JPはヒックスに謝り、自分もホームレスだったことを打ち明ける。 そして、ヒックスは古くなったパトカーをフリーダに渡すことを決めていた。

ホンドーはニシェルがコミュニティセンターにラッパーのファークライを呼んで子どもたちに話をしてもらうと聞き、ファークライは昔のギャング仲間と付き合っていると批判する。 ケンカになった2人だったが、ホンドーはファークライの話を聞き、意見を改め、ニシェルと仲直りするのだった。

『S.W.A.T.』シーズン3 第15話「ノックアウト」前回のあらすじと感想はこちら≫

『S.W.A.T.』シーズン3 第16話「父と息子」の感想

誘拐事件

突然、パーティーで誘拐されたゼイン。身代金目的ではなく、復讐が目的でした。 最初は、実の父親であるパウエルが仲間と誘拐したのかと思いましたが、パウエルは息子のゼインを遠くから見守っていただけでした。

17年前に証人保護を受け、息子と離れ離れになっていたパウエル。当時、付き合っていたゼインの母親リアは証人保護を拒んでいました。 確かに家族や友達、すべてを捨てて、名前も変えて、まったく新しい土地で暮らすのはハードルが高いですね。

パウエルが証人保護を受けることになったのは、メンバーとして参加していた反戦団体が過激化し、爆破計画を通報したからでした。

反戦団体なのに、爆破事件を起こして人殺しをしようとするなんて、どうかしていますね。 「軍用爆薬を使って戦争に反対するという皮肉な計画を立てた」カサータたち。

息子を人質にし、パウエルに爆弾作りをさせ、銀行を襲う計画を立てていました。 スワットの装甲車にパイプ爆弾を投げつけてきたときは、びっくり!

乗っていたホンドーとタンが無事でよかったですね。

廃工場には爆弾を巻き付けられたパウエルが。まさか水に飛び込んで、爆弾を解除するとは驚き。 セムテックスは高性能プラスチック爆薬の一種で、テロによく使われるため、テロリストのC-4と呼ばれているそう。

息子にも爆弾が巻き付けられ、銀行強盗をさせられるゼイン。 スワットは盗んだ金を回収に来たカサータたちを追い詰めますが、カサータはゼインを人質にして地下鉄へ。

地下鉄の車両の中での格闘にはひやひやしましたが、無事に爆弾も解除され、カサータも次の駅で確保。 カサータたちは一生、刑務所に。パウエルはもう隠れて暮らさなくてよくなり、息子のゼインとの絆もこれから築いていけそうで、よかったですね。

UFOは幻覚だった

ルカとストリートはUFOを追いかけるユーチューバー2人と取引を。 陰謀好きなユーチューバーに500万人ものチャンネル登録者がいるとは驚き…。

2016年にUFOを見たことを確かめたいという2人でしたが、真相はLSDでトリップし、幻覚を見ただけだったようです。 それにしても、妖精の大軍が襲ってきたとか、地球の重力のスイッチが切られたとか、ぶっ飛んだ通報にびっくり。恐るべき幻覚剤…。

幻覚だと分かっても、あの2人は他のUFOを追いかけ続けそうです。

ヒックスの息子JP

ヒックスは息子のJPに頼まれ、フリーダの手助けを。 車で生活しているフリーダは、車が押収され、家である車をなくすことに。 シェルターで暮らせることになったフリーダでしたが、JPは不満。

JPが怒っていたのはフリーダがシェルターでは夜勤で働きづらくなるからでした。 自分もホームレスだったことを打ち明けたJP。 自らも大変で過酷な暮らしを経験してきたようです。

古いパトカーをフリーダに気負わせないようにプレゼントしようとするヒックスはやさしいですね。 フリーダのおかげで、ヒックスとJPも腹を割って話せたようです。

ロサンゼルスには豪邸に暮らせる人もいる一方、車で暮らすしかない人もいるという現実には悲しくなりますね。

ホンドーはニシェルと意見があわず、ケンカに。 昔のギャング仲間と付き合いのあるラッパーのファークライの講演に批判的だったホンドーでしたが、直接、話を聞いて、意見が変わったようです。

ニシェルと仲直りできてよかったですね。

誘拐されたゼインのヘッジファンドマネージャーの父親 マーク・コールマン役 を演じているのは、 『デスパレートな妻たち』のトム・スカーボ役で知られるダグ・サヴァントです。

『S.W.A.T.』シーズン3の登場人物

『S.W.A.T.』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマで流れた曲

  • IV. Sweatpants - CHILDISH GAMBINO

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