『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第3話「ボーザー+酒+二度目の学生生活」あらすじと感想 ネタバレ注意 !

海外ドラマ『MACGYVER/マクガイバー』
  • 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第3話「ボーザー+酒+二度目の学生生活」
  • MACGYVER Season3 Episode3 "Bozer + Booze + Back to School"

※ネタバレしています。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第3話「ボーザー+酒+二度目の学生生活」のあらすじ

「透明爆弾」という透明でどんな形にもできる新型爆薬で、モロッコの兵器工場や訓練所が爆破される。 「透明爆弾」の材料はウエスタン工科大の卒業生によって盗まれていたが、3人とも殺害され、3人にメールで指示を出していた指令役は不明。

マクガイバーとボーザー、ライリー、リアーナは指令役を見つけ出すため、ウエスタン工科大に学生として潜入。 物質化学工学の教授であるエリオット・ランボーに目をつけるが、ランボーは過激活動に学部の金を使いこんでただけで指令役ではなかった。

一方、ジャックはライリーの恋人で、賞金稼ぎのコルトン家のビリーを手伝うことに。 コソ泥のビクターを追い詰めたジャックだったが、母親に24時間のケアがいると言われ、ビクターを逃がす。 ビリーから娘同然のライリーをフェニックス財団からコルトン家に引き抜く話があることを知ったジャックは動揺する。

ウエスタン工科大では、指令役が新たにメールを送り、そのメールを受け取った学生がZKTというフラタニティのメンバーであることが判明。 フラタニティのメンバーから絞り込んでいくと、サイモン・ジョーンズがメールを受け取っていたことが判明。 サイモンはCIAのフリをした指令役にだまされ、CIAのために働いていると思わされていた。

マクガイバーはサイモンと会う場所に来ていた指令役の車を気象実験に使われるゴム気球のサーモカメラで特定。 指令役はソ連の諜報機関のKGBだったジュリアン・スローンだと判明。スローンはウエスタン工科大の事務局長だった。

ソ連から工作員のスカウトするためにアメリカへ来たスローンはソ連が崩壊すると、金もうけのためにCIAだとだまして、学生をスカウトし、請け負った仕事をさせていた。

3つ目の爆弾があることが判明するがスローンは爆弾の場所を黙秘。 今までの爆弾が仕掛けられた手口から、サイモンがインターンをし、社員証を持っている上海国際銀行の支店が標的だと判明。 サイモンが捕まり、スローンは自ら上海国際銀行のロビーに透明爆弾を仕掛けていた。

マクガイバーは透明爆弾を探知できる装置をDIYし、ロビーに置かれたゴミ箱が透明爆弾だと分かる。 マクガイバーは透明爆弾を気球のように空に飛ばし、空中で爆発させ、被害を防ぐことに成功する。

大学を中退していたマクガイバーは今回のことでウエスタン工科大から卒業証明書をもらい、理学士号を取得することができるのだった。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第2話「ブラボー・リード+忠誠+友情」 前回のあらすじと感想はこちら≫

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 第3話「ボーザー+酒+二度目の学生生活」の感想

ジャックはライリーがフェニックス財団から引き抜かれる可能性に動揺

ジャックはライリーを心配し、携帯を追跡。 過保護すぎるジャック…。携帯を追跡するのはやりすぎ! 子離れできていないお父さんみたいでしたね。

賞金稼ぎのビリーと順調に交際を続けているライリー。ライリーがコルトン家に引き抜かれそうだと知って、ジャックは激しく動揺。 娘同然のライリーと離れ離れになってしまうのが、想像しただけで辛すぎたようです。

ライリーがビリーと順調なのはうれしいですが、フェニックス財団を去って、ルイジアナ州に行ってしまうとしたら寂しいですね。

ライリーが緊急の任務のため呼び出され、ジャックはビリーの仕事を手伝うことに。 さすがにジャックは学生として潜入するのは無理ということで非番。

賞金首のコソ泥ビクターの話にほだされ、逃がしてあげるのも人情派のジャックらしいですね。 コソ泥のビクターも根っからの悪人というわけではなく、24時間ケアが必要な母親のためにお金を工面しようと必死だったようです。 話を信じて、逃がしてあげるジャックがやさしい。

大学に学生として潜入

マクガイバーたちはウエスタン工科大に学生として潜入。 フラタニティというのは、大学の学生寮で「フラット」とも略される、社交クラブ。

フラタニティとソロリティ

フラタニティ( 英: fraternity)と、 ソロリティ( 英: sorority)は、それぞれ ラテン語の「兄弟」及び「姉妹」を表す「frater」と「soror」に由来する言葉であり、 ライオンズクラブ、イプシロン・シグマ・アルファ、 国際ロータリー、 東方聖堂騎士団や フリーメイソン付随の組織であるシュライナーなど、多くの社交団体や慈善団体をさす場合に使われる単語である。しかし、 ...

イエール大学には「スカル・アンド・ボーンズ」という秘密結社が実際にあるそうです。

スカル・アンド・ボーンズ

スカル・アンド・ボーンズ( Skull and Bones、 S&B、頭蓋骨と骨)は、 アメリカの イェール大学にある 秘密結社。

秘密結社と言えばフリーメイソンですが、なんだか秘密結社というだけで怪しげですね…。

まず指令役の容疑者として浮上したのは物質化学工学の教授エリオット・ランボー。顕微鏡で襲い掛かるなど不審な行動を見せたランボーでしたが、学部の金を過激活動に使いこんでいただけで、テロとは関係なし。

それにしても、マクガイバーが砂の入った箱の底からアヒルのおもちゃを見事に取り出したのはさすがですね。

大学のパーティーにも潜入することに

指令役を見つけるため、メールを受け取った学生を特定しようとするマクガイバーたち。 学生のパソコンを調べるため、ボーザーがビールの逆立ち飲みをして、みんなの気を引くハメに…。

今どきの学生はパソコンではなく、スマホでメールも受け取っていそうですが、ライリーの装置で次々と容疑者を絞り込むことに成功。

ボーザーが逆立ち飲みに向かう様子がまるで格闘技の試合に出る前のような気合の入れっぷりで面白い。 なんと2分もビールの逆立ち飲みをしてチャンピオンになったボーザー。 急性アルコール中毒になりそう…。

ボーザーの活躍のおかげで、サイモンがメールを受け取っていた学生だと判明。 リアーナがサイモンをバルカンつかみで気絶させたのはびっくりでしたね。

バルカンつかみ」というのは、『スタートレック』に登場する異星人バルカン人の能力で、肩の付近の神経をつかみ、気絶させる技だそう。 リアーナはバルカン人なの!?

バルカン人

バルカン人(バルカンじん)または ヴァルカン人(ヴァルカンじん、 英: Vulcan)はアメリカの サイエンス・フィクション・テレビドラマ『 スタートレック』シリーズに登場する、架空の種族( 異星人)である。母星は バルカン( ヴァルカン )。 『スタートレック』シリーズを通じて登場する異星人で、『 スタートレック (映画)』のパンフレットによれば ...

学生たちはCIAの任務だと思わされ、指令役に従っていたことが判明。 このように、他の組織によって行われていると見せかける作戦は「偽旗作戦」と言うようです。

アメリカの諜報機関CIAのために働いていると思わされていた学生や卒業生たちが気の毒…。 正しいことだと思ってやっていたことが、実はテロだったなんて最悪ですね。

透明爆弾は銀行に

学生たちをテロリストにしていたのは、大学の事務局長ジュリアン・スローン。 実は元KGBだったスローン。 ソ連崩壊後、自分のために学生を利用して金もうけをするというのがずる賢い。それが10年以上続いていたというのが恐怖。

透明爆弾というどんな形にも変わる新型爆薬まで作ることに成功していたスローン。 どんな形にもできるという「透明爆弾」が恐ろしいですね。 どんなものにでも爆弾の可能性が。

しかし、マクガイバーは探知できる装置をDIY。 ステレオから取り出した装置で、爆弾がオレンジ色に光る探知器を作ったようです。

ロビーに置かれたゴミ箱が透明爆弾!  ゴミ袋を使い、気球のように飛ばし、空中で爆発。 空中で爆発させるというのが意外な発想でしたね。水素で余計に爆発が大きくなりそうなイメージでしたが大丈夫だったようです。

スローンを雇ったのは、モロッコの過激派。モロッコのテロ対策を阻止するため、スローンに訓練所や資金を調達していたの銀行爆破させていたのでした。

マクガイバーはウエスタン工科大から卒業証明書が贈られることに。マサチューセッツ工科大を中退していたマクガイバー。 実力に見合う学位をもらうことができましたね。

逆立ち飲みでは伝説になったボーザーですが、ビアポンでは惨敗。 パーティーゲームのビアポンとはピンポン玉を相手側のカップに投げ入れ、ピンポン玉がカップに入ったら、そのカップの中のビールを飲み干さなければならないというゲーム。 ピンポン玉が一度入ったビールはちょっと飲むのを躊躇してしまいそう…。 炭酸やソフトドリンクでも行われるそうです。

ビール好きカモンッ!! 世界一バカなスポーツ「ビアポン」がフィリピンで人気

世界一バカなスポーツ「ビアポン」がフィリピンの学生の間で人気だ。ビアポンとは、対戦相手同士で互いにピンポン玉をカップに投げ入れながら、ビールを飲みまくるというスポーツである。今この競技がフィリピンで注目を集めている。 ・ビアポンはアメリカ生まれ 「世界一バカなスポーツ」と称されたビアポン。でも実は、 ラスベガスでは世界大会があるくらい人気 ...

一発でカップにピンポン玉を入れ、「お飲みボーザー」と言うマティは女王様のようでしたね。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3の登場人物・キャスト

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3 登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Primadonna Like Me - THE STRUTS
  • Welcome to the Party (feat. Zhavia Ward) [Valentino Khan Remix] - DIPLO, FRENCH MONTANA, LIL PUMP
  • Let's Get Down Tonight - RUBIN HOOD
  • Fun (feat. Madge) - KASKADE, BROHUG, MR. TAPE

気になったセリフをPick Up

「青春取り戻して、即退学といこう」

"What do you say we make up for that right now and try to get expelled on our first day?"
マクガイバーのセリフ

学生として潜入することになったマクガイバーのセリフ。即退学のはずが、卒業証明書までもらえることに!

今回の『MACGYVER/マクガイバー』の主なDIY

  • 流動化の原理を応用し、箱にドリルで穴を開け、そこから空気を送り込み、砂の底のアヒルのおもちゃを取り出す。
  • 磁石を貼り付けて、キャビネットを開けても警報が鳴らないようにする。
  • ガスバーナーを投げつけ、逃亡しようとするランボー教授を止める。
  • 車のエンジンをかけ、電流を流して気象観測用のゴム気球を割って落とす。
  • ステレオからイオンが当たるとオレンジ色に光る透明爆弾を探知できる装置を作る。
  • ソーラーパネルの水素燃料電池を使って、ゴミ箱型の透明爆弾を気球のように飛ばす。

『MACGYVER/マクガイバー』シーズン3のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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