- 『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン1第2話「出産の日」
- The Handmaid's Tale Season1 Episode2 "Birth Day"
※ネタバレしています。
あらすじ
オブフレッド(ジューン)は、打ち解けたオブグレンから戦う方法があると言われ、仲間になって司令官のウォーターフォードの情報を流してほしいと頼まれる。
オブフレッドはジャニーンの出産に立ち会い、娘ハンナを出産し、誘拐されそうになったことを思い出す。
司令官のウォーターフォードに書斎に呼び出され、恐怖におびえるオブフレッドだったが、ウォーターフォードはスクラブルというゲームをしたいという。 オブフレッドはウォーターフォードがワシントンD.C.へ行くことを探り出し、オブグレンに報告しようとするが、オブグレンは別の女性に代わっていたのだった。
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン1第1話「オブフレッド」前回のあらすじと感想はこちら≫感想
出産シーンは異様な雰囲気。 妊娠してもいない妻が陣痛で苦しむ演技をし、それを他の司令官の妻たちが励ますのは、奇妙で滑稽。 司令官の妻たちが緑色の服を着ているのが、侍女たちが着ている赤い服と対照的です。
自殺できないように侍女の靴には靴紐がないようです。
ジャニーンは無事健康な女の子アンジェラを出産。すぐに赤ちゃんは司令官の妻の元へ。ジャニーンには以前にも息子ケイレブを産んでいたよう。自分の子なのに、自分の子とは認められない赤ちゃん。歌を歌ってあげながらお乳をあげるシーンが悲しい。
ジャニーンの出産でハンナを出産したときを思い出すジューン。ハンナを出産したときから、赤ちゃんが生まれるのは珍しくなっていたようです。健康な赤ちゃんが生まれるのは5分の1の確率。 出産は奇跡的ですが、この世界ではさらに出産が奇跡とされているよう。
妻のセリーナに渡されたマカロンを吐き出すジューン。ささやかな抵抗なのでしょうか。
運転手のニックには監視の”目”の疑いが。 ジューンとニックの間には、微妙な緊張感が。ニックはジューンに好意を持っているのか、それとも監視をしているのでしょうか?
司令官ウォーターフォードに女人禁制の書斎に呼び出されたジューン。自分が捕まる番ではないかと戦々恐々。 しかし、ウォーターフォードに誘われたのはスクラブル。 スクラブルはアルファベットを並べて単語を作って点数を競うボードゲームです。
ウォーターフォードもジューンに好意を寄せているのでしょうか? デートだと言ったり、握手も意味深。気に入られたジューンですが、飽きられたらすぐにお払い箱になりそうで怖い…。
スクラブルにわざと負け、ウォーターフォードが会議でワシントンD.C.に行くことを探り出したジューン。 ウォーターフォードの懐に入り込む機会を得て上機嫌のジューンでしたが、オブグレンは別人に!
抵抗活動の仲間になってほしいと言っていたオブグレンはどこへ?最後にジューンが「クソっ」と吐き捨てたのには、むき出しの感情が吐露されていましたね。
アメリカ合衆国とギレアド共和国が戦い、アメリカは劣勢。 なんとアメリカ合衆国の首都はアラスカのアンカレッジにまで追いやられていました。 星条旗には州を表す星が2つしか残っていないというのがショッキング!
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』の登場人物・キャスト
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン1の登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマの中で流れた曲
- Heyr Himnasmiður - HILDUR GUDNADOTTIR
- Three Little Birds - BOB MARLEY & THE WAILERS
- Don't You (Forget About Me) - SIMPLE MINDS