- 『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1第11話「妨害」
- Shades of Blue Season1 Episode11 "The Breach"
※ネタバレしています。
あらすじと感想
ハーリーはスタールが他のメンバーの免責を取りつけていないことを知り、2台あるバンのうち1台がエンストするように細工し、トゥフォやテス、エスパーダが現金輸送車の強奪に加われないようにする。
ミゲルは娘のクリスティーナと会い、ハーリーが自分を無実の罪で刑務所送りにしたと疑う。
ハーリーはウォズと2人で現金輸送車の強奪を開始。ローマンはキンク・クラブのロイスを殺した容疑者として輸送車の運転手ホアキンを尾行していた。 さらに、トゥフォやテス、エスパーダたちも車を調達し、現金輸送車の強奪に参加。
トゥフォはホアキンがキンク・クラブのロイスを殺した容疑者だと知り、緊張感に包まれる。ローマンは警察に応援を頼み、混乱しながらも現金輸送車を強奪しているウォズたちに銃を向ける。
その隙に、ホアキンはトゥフォを撃とうとし、弾はテスに当たる。銃撃戦になり、ホアキンも相棒のマイルスも撃たれ、現場は大混乱になるのだった。
『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1第10話「悪魔」前回のあらすじと感想はこちら≫娘に近づくミゲル
前回、ハーリーとキスをしていたスタール。まさかハーリーと寝ているのかと思いきや、ハーリーそっくりのコールガール。プレイの様子がうつった映像が気持ち悪い…。
第5話「妄想」で隠しカメラを仕掛けておいたのが役に立ち、スタールが他のメンバーの免責を取りつけていないことが明らかに。免責の交渉すらしていなかったスタール。 それを知っても、何とか仲間のために免責を取り付けようと粘るハーリーでしたが、スタールには効き目なし。
ヒーロー気取りで、ハーリーのことしか目に入っていないようです。今回でさらにスタールの気持ち悪さが倍増…。
そして、ミゲルはハーリーとスタールの会話を聞いてしまいました。ミゲルが鏡にうつった時にはゾッとしましたね。勝手にハーリーの部屋に入り込んだミゲルは、スタールの隠しカメラの映像も見たようです。 果たしてミゲルはどんな行動に出るのか不安…。
ミゲルはクリスティーナと2人で話し、自分を逮捕したウォズがハーリーやクリスティーナと家族ぐるみの付き合いだと知ってしまいました。 さらに、ミゲルは第6話「堕落」で、真犯人のフランク・コヴァッチとサップが転落した建設現場でも聞き込み。 ハーリーが自分をハメたと気付いてしまったようです。
園芸用のハサミを向けてくるところを見ると、ミゲルが危険なのは変わっていないよう…。さらに、ハーリーがあざだらけになったのは、ケンカでもみ合いになったときに階段を踏み外したからだとクリスティーナに説明。 やはり信用できないミゲル。
それでもクリスティーナは心を動かされてしまったようです。 クリスティーナはハーリーのフリをして検事局に電話。ミゲルは自由の身で、保護観察官もいないと確認。ハーリーのウソがどんどん暴かれてしまうことに。
クリスティーナを守ろうとついたウソが裏目に出てしまうのでした。 クリスティーナはウォズの妻リンダと一緒。ミゲルがクリスティーナを傷つけるようなことをしないといいですね。
現金輸送車の強奪はとんでもないことに
現金輸送車の強奪計画は着々と実行段階に。 仲間の免責はないと知り、強奪に来られないようにバンに細工。さらに、盗聴器も細工。スタールの部屋に隠しカメラを設置してくれたキャディが協力してくれました。
現金輸送車の強奪に便乗して、お金をくすね、その金をミゲルに渡して消えてもらう計画を立てるハーリー。 キャディに言っていたように、まさにどん底。泥沼にハマってしまったハーリーですが、犠牲は最小限にしようともがき苦しむのでした。
生きて返すはずの人質は死亡。用済みになり、ドニーが首を掻き切ったようです。残酷…。ずっと監視していたチェン捜査官の「こんなことになるはずじゃ…」という言葉がむなしいですね。
トゥフォやテス、エスパーダが来られないようにバンがエンストするよう細工したハーリー。それでも、トゥフォやテス、エスパーダが来てしまいハーリーの作戦は失敗。 お金をくすねる計画も頓挫してしまいました。 さらに、ローマンが登場し、事態はややこしく。
現金輸送車の襲撃には関わっていなかったローマンですが、ビルのオーナーでキンク・クラブのランディ・ロイス殺害の容疑者ホアキンを尾行し、現金輸送車の襲撃を目撃することに。
どうやらホアキンはロイスからビルを買おうとしており、ビルの価格交渉がこじれてロイスを殺害したようです。
ドニーが不動産に投資しないかとウォズを誘っていたのは、このビルのことだったようですね。 ビルを買おうとしていたホアキンのパートナーとは一体誰なんでしょうか?
殺人と現金輸送車の襲撃がつながっていき、めぐり合わせ悪くその場に居合わせてしまったローマン。 そして、銃撃戦に発展し、現場は大混乱。警察が来るのも時間の問題! ハーリーやウォズ、撃たれたテスや仲間たちはどうなってしまうのでしょうか?
『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』の登場人物・キャスト
『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1の登場人物・キャストの紹介はこちら≫
ドラマの中で流れた曲
- Closer - JMR
気になったセリフをPick Up
ハーリー「ウソが口をついて出てた。訂正しようとしたけど、どうしてもできなかった。」
ウォズ「もし完全に行き詰まったら、正直に話して許しを請えばいい。」
"It just got away from me, Woz.No matter how hard I tried... I just couldn't fix it."
"If all else fails, Harlee, you come clean and you beg forgiveness."
クリスティーナとの関係について話すハーリーとウォズの会話。ハーリーがFBIのモグラであることについて、話しているようにも聞こえますね。
『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』シーズン1のエピソードリストと登場人物・キャストはこちらへ≫