『クワンティコ』シーズン2第18話「撤退の危機」あらすじと感想 ネタバレ注意!

  • 『クワンティコ』シーズン2第18話「撤退の危機」
  • Quantico Season2 Episode18 "KUMONK"

※ネタバレしています。

あらすじと感想

「キャッシュ」には5回もアクセスがあり、5つの都市の1つで黒幕が暴動を起こそうとしていると判明。 暴動が起きるのはクリーブランドだと予想したアレックスたちは暴動の原因となる裁判の判決を審理無効にしようとするが、失敗。陪審員の評決結果は有罪。

黒幕で下院議長のヘンリー・ロアークは、理不尽な理由で男性が有罪になったのは大統領令を出したハース大統領のせいだと非難し、自分が暴動をおさめる救世主になるつもりだった。

ロアークはそうして支持を集めて、選挙で大統領になることを狙っていた。 それに気付いたアレックスたちは、ロアークが演説をする前にハース大統領が演説できるようにし、ロアークの企みを阻止する。

サーシャはライアンを盗聴し、情報をつなぎ合わせて黒幕に迫っていた。 サーシャは味方だと言い、ライアンに情報を見せようとするが、サーシャの乗った車が爆発する。

『クワンティコ』シーズン2第17話「勝敗の行方」前回のあらすじと感想はこちら≫

ケイレブが登場

ついにケイレブが登場!  メキシコ帰りということでソンブレロをかぶって、姿を現しました。兄クレイへのお土産は麻薬入りピニャータ。マリファナでも入っていそうですね。

チームを撤退させようとするクレイにケイレブは「逃げている」と非難し、再会してすぐに兄弟げんかが勃発。 しかし、兄のことは心配しているようで、クレイを惑わすシェルビーには地獄に落とすと警告。

クレイもシェルビーに惹かれているようですね、 ハース家の男たちは、もれなくシェルビーに惹かれていく??

これでクレイとも付き合ったら、ケイレブに地獄送りにされても、さすがに文句は言えませんね。

暴動を起こす計画が判明

5つの街の1つで暴動を起こそうとしている黒幕。
  • オハイオ州クリーブランド
  • ニューヨーク州オールバニ
  • ミシガン州デトロイト
  • テキサス州エルパソ
  • ノースダコタ州ファーゴ

ファーゴがリストに出てきたときには、ドラマ『FARGO/ファーゴ』を思い出してしまいました。 暴動を起こそうとしていた場所は、クリーブランド。

暴動のきっかけにしようとしていたのは、ある裁判の結果でした。 家にホームレスが侵入し、妻を暴行して殺害。帰ってきた夫が銃で 犯人のホームレスを射殺。 その夫の銃が不法に入手したものだったため、夫が罪を問われるかの裁判。

銃が不法になってしまったのはハース大統領が推進した大統領令のせい。 夫に有罪判決が下されるように、ロアークがカプラン判事に圧力をかけていました。

判事が出した「アレン説示」とは、「判事が陪審団に対して評議の期限を出し、それまでに評決を出すように指示すること」だそう。

クリーブランドにはミランダが!  G20でテロに加担したことが隠蔽されても、さすがにFBI長官で居続けることはできなかったようです。ただし、キャリアはなんとかつながったようですね。

黒幕8人全員の名前が明らかに

ロアークは計算高い手で攻めてきますね。 それでも今回はアレックスたちが企みを阻止。クレイが書いたハース大統領のスピーチで、ロアークの先手を打つことに成功。

さらにセバスチャンのおかげで黒幕全員の名前が明らかに。

【テロ活動の8つの柱】
  1. MONEY 資金 
    クリスチャン・ケリー
  2. GOVERMENT 政府 
    ヘンリー・ロアーク
  3. LAW 法
    トーマス・ロス 死亡
  4. LOGISTICS 物流・兵站
    レベッカ・シャーマン 死亡
  5. TECHNOLOGY テクノロジー 
    ピーター・テオ
  6. DEFENCE 防衛 
    アリス・ウィンター
  7. MEDIA メディア 
    ウォーレン・シェパード
  8. IDEOLOGY イデオロギー 
    マックスウェル・フレッチャー

黒いつながりが一気にわかってびっくり!チームでも突き止められなかった協力者を突き止めるなんてすごいですね。

セバスチャンは味方だった

特別対策チームにはセバスチャンが侵入。ずっと敵かと思っていましたが、実は味方!  セバスチャンは独自に妻のカーリーを操っていた黒幕を探っていたことが判明。

第16話「忍び寄る影」でセントラル・パークで2人を狙撃したのはセバスチャンではありませんでした。セントラル・パークにいたのは黒幕の1人 トーマス・ロスを追っていたから。 セバスチャンはてっきり黒幕側の人間かと…。

セバスチャンとオーウェンは激しい格闘に。 アレックスの訓練を受けたオーウェンは勘を取り戻したようです。アレックスのプールでの鬼教官っぷりが楽しそうでしたね。

計画を邪魔された下院議長のロアークはご立腹。秘書のフェリックスを強制送還すると脅して、クレイの企みを探りだすように命令。 やり方があくどい…。

いかにも もっともなことを言って「私と共に働かないか?」とクレイも取り込もうとするロアーク。 ロアークが大統領になったら、独裁者になること間違いなしですね。

やっと黒幕の8人が分かり、チームの解散の危機も去ったのに、フェリックスが捜査の邪魔をすることになってしまうのでしょうか?

サーシャの車が爆発

ライアンとサーシャはお互いに盗聴器の仕掛けあい…。

サーシャは黒幕の1人ピーター・テオに迫ったために、殺されてしまったようですね。 また、犠牲者が…。

黒幕やチームのメンバーのファイルを隠し持っていたサーシャは何か重要な情報をつかんでいた??

ライアンには味方だと説明していましたが、サーシャは何者だったのかは不明。

黒幕の8人全員が判明し、次はどんな展開になるのでしょうか?

英題の"KUMONK"は政治分析の部署を指すCIAの暗号名だそう。

登場人物・キャスト

『クワンティコ』シーズン2の登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • Systemagic - GOLDFRAPP
  • The Heart of Me - MIIKE SNOW
  • It Came to Me - THE DOMESTICS
  • Faux Suede Drifter - GOLDFRAPP

気になったセリフをPick Up

「この国にはいくつかの政党が存在します。どうか『判断は任せろ』という指導者には、『正しい答えを知っているから』という言葉には、警戒心を抱いてください。私たちは誰も正しい答えを知りません。試行錯誤して学ぶしかないのです。」

"We live in a country of more than two parties. Beware of any leader who tells you it would be easier for you to just let them make your decisions for you because they know what is best, because we do not know what's best. We learn what's best through trial and error."

クレアのセリフ

暴動が起こらないように演説するハース大統領のセリフ。政治家の耳ざわりのいい言葉には気をつけろとよく言いますね。ついに黒幕全員が判明。黒幕も反撃に出てくるのでしょうか?

『クワンティコ』シーズン2のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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