2017年も残りわずか。海外のサイトでは2017年に放送、配信されたドラマや番組のトップ10が続々と発表されています。 どんな海外ドラマが選ばれたのかさっそくチェック。
参考のため、海外大手映画データベースIMDb(インターネット・ムービー・データベース)の点数も調べてみました。
IMDbでは、10点満点評価でIMDbユーザーがつけた平均点が表示されます。感覚的には、評価の人数が多く、6.5点以上ならまあまあ、7点以上なら楽しめる作品、8点以上は傑作になっていると思います。
第10位 『ザ・デュース(原題) / The Deuce』(HBO)
アメリカのケーブルテレビ局HBOで2017年から放送。
1970年代から80年代のニューヨークを舞台に性産業の隆盛を描いたドラマ。 映画『スパイダーマン』『127時間』のジェームズ・フランコ主演、『ダークナイト』のマギー・ギレンホールが出演。
シーズン2への更新も決定していますが、日本ではまだ放送されていない模様。かなりエロティックなドラマになっているそうです。
IMDbの点数 8.2(9,129人の評価)
第9位『Katy Perry Live:Witness World Wide』(YouTube)
2017年に6月9日にニュー・アルバム『ウィットネス』をリリースしたケイティ・ペリー。そのアルバムを宣伝するために行われたyoutubeでのライブストリーミングです。ケイティ・ペリーがカメラ付きの部屋に住んで、4日間生活をライブストリーミングしたそう。
第8位 『マインドハンター』(Netflix)
2017年10月13日からNetflixで配信が開始されたサイコスリラー。犯人のプロファイリング技術がまだ確立していない1970年代後半。実在のFBI捜査官をモデルにした主人公ホールデン・フォードは殺人犯たちにインタビューし、なぜ犯行に及んだのか研究。凶悪犯の心理に迫っていくことになるというストーリー。
『クリミナル・マインド』で描かれているプロファリング技術の初期を垣間見ることができます。
映画『セブン』や『ドラゴン・タトゥーの女』などで知られるデヴィッド・フィンチャー監督が手掛け、ドラマ『LOOKING/ルッキング』、『Glee』のジョナサン・グロフが主人公のホールデン・フォードを演じています。
『マインドハンター』はシーズン2の製作も決定。 日本でも、Netflixで配信中です。
IMDbの点数 8.7(51,291人の評価)
MINDHUNTER | Netflix Official Site
第7位『アイ・ラブ・ディック』(Amazon)
Amazonオリジナルドラマとして製作された『アイ・ラブ・ディック』。高評価を受けたクリス・クラウスによるフェミニスト小説をドラマ化。
テキサス州マーファに訪れたクリスとシルヴェール夫婦。魅力的なカリスマ芸術家のディックに出会い、クリスの妄想に火がついて、暴走していくという型破りで芸術的なドラマ。
カリスマ芸術家のディックを演じるのはドラマ『ザ・フォロイング』のケヴィン・ベーコン。ケヴィン・ベーコンの大人の色気にやられると話題に。
日本でも、Amazonプライム・ビデオで『アイ・ラブ・ディック』 (字幕版) 『アイ・ラブ・ディック』 (吹替版) シーズン1が配信中。シーズン1は全8話、1話約30分。
Amazonプライム・ビデオで視聴してみましたが、実験的な作品で、かなり好き嫌いが分かれそうなドラマでした。 エロティックなシーンがあるので要注意。
IMDbの点数 5.8(2,517人の評価)
第6位『またの名をグレイス』原題:Alias Grace(Netflix)
NetflixとカナダのCBCが共同制作した『またの名をグレイス』。Netflixでは2017年11月に配信が開始されました。
『侍女の物語』で知られるマーガレット・アトウッドの小説を原作にしたドラマです。
実際にカナダで起こった殺人事件を題材に、犯人とされるメイド グレイス・パークの心理に迫っていく作品。
19世紀のカナダで、一家を惨殺したと逮捕されたメイド グレイス・パーク。 記憶喪失で何も覚えていないというグレイスはアメリカから来た精神科医のジョーダンの精神鑑定を受け、悲惨なメイド時代の過去を話し始めるというストーリー。
グレイスの記憶喪失はただのフリなのか、本当なのか、グレイスは冷酷な殺人鬼なのかに迫っていきます。
映画『アメリカン・サイコ』のメアリー・ハロンが監督を務め、ヴァンパイアドラマ『トゥルーブラッド』のアンナ・パキンが女中のナンシーとして出演しています。
『またの名をグレイス』は全6話 1話約45分のミニシリーズです。 日本でも、Netflixで配信中。IMDbの点数 8.0(7,188人の評価)
Alias Grace | Netflix Official Site
第5位『インセキュア』原題:Insecure(HBO)
エミー賞にノミネートされた黒人女性の葛藤を描いた大人向けコメディ『インセキュア』。
タイトルの『インセキュア』には「不安定な、危なっかしい」という意味があるそう。主人公のイッサは29歳の誕生日を迎え、30歳まであと1年。仕事や恋愛も上手くいかず、奮闘するイッサ。アラサー女性の生々しい悩みを表現し、共感を呼んでいます。
『セックス・アンド・ザ・シティー』や『GIRLS/ガールズ』が好きな人におすすめ。
いままでは、女性の悩みを描いたドラマの主人公は白人でしたが、黒人女性のリアルな悩みを描いたことが画期的と言われています。
1話約30分で、見ると元気をもらえる作品になっています。 アメリカでは、2017年にシーズン2が放送され、シーズン3の製作も決定している『インセキュア』。
日本ではHuluでシーズン1全8話が配信中。
IMDbの点数 7.8(6,043人の評価)
第4位『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』原題:Feud: Bette and Joan(FX)
『Glee』『アメリカン・ホラー・ストーリー』で知られるクリエイター、ライアン・マーフィー製作の2人の女優の確執を描いたドラマ。
ハリウッド黄金期の1962年の映画『何がジェーンに起ったか?』で共演した女優ベティ・デイヴィスとジョーン・クロフォード。実在した2人の大女優はライバル同士で、不仲。
実話を基に、『何がジェーンに起ったか?』の舞台裏では何が起こっていたのかを描き、ハリウッドのセクハラや女性問題などに切り込んでいます。
ライバル同士の大女優2人を演じたのは、映画『テルマ&ルイーズ』のスーザン・サランドンとドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』のジェシカ・ラング。2人の大女優の迫力の演技は必見。
キャシー・ベイツ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズなど豪華な共演者たちも見どころの1つです。エミー賞にもノミネートされ、日本では、スターチャンネルで放送されました。
『フュード/確執』のシーズン2はイギリスのチャールズ皇太子とダイアナ妃の関係を中心としたドラマになるそうです。
IMDbの点数 8.6(9,846人の評価)
第3位『LEFTOVERS/残された世界』原題:The Leftovers(HBO)
トム・ペロッタの同名小説を原作にしたSFドラマ。世界人口の2%の1億4千万人が消え去って、3年後。残された人々の喪失感や苦悩、奇妙な出来事が巻き起こる町を描いています。人間の心理を描写し、謎が謎を呼ぶ展開でカルト的に人気に。
『LOST』の製作総指揮を務めたデイモン・リンデロフが原作者のトム・ペロッタと共に企画したミステリードラマです。
神の存在やカルト教団が登場したり、先の読めないストーリーになっています。 『LOST』が好きな人におすすめ。タイトルのLeftoversには、「残り物」という意味があるそう。
2017年に最終シーズンとなるシーズン3が放送され完結しています。 日本ではスターチャンネルで最終シーズンが放送されました。
IMDbの点数 8.2(55,288人の評価)
第3位『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』原題:Big Little Lies(HBO)
リアーン・モリアーティの小説『ささやかで大きな嘘』を原作としたミステリードラマ。
一見平和なカリフォルニア州の高級住宅街で死体が発見。時間をさかのぼって、その真相が次第に明らかになっていきます。
その中で、ママ友同士の確執、セレブな妻たちの秘密や裏の顔、苦悩が繊細に描かれ、真の姿に迫っていくクオリティの高いドラマです。
映画『めぐりあう時間たち』のニコール・キッドマン、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のリース・ウィザースプーンがテレビドラマに初主演したことで話題に。
ヴァンパイアドラマ『トゥルーブラッド』のアレクサンダー・スカルスガルドがニコール・キッドマン演じるセレステの夫を演じています。
エミー賞を8部門受賞した評価も高い作品で、当初シーズン1だけのミニシリーズの予定でしたが、シーズン2の製作もうわさされています。
Hulu では、シーズン1全7話が配信中。1話は約50分です。IMDbの点数 8.6(57,156人の評価)
第1位『Better Things』(FX)
ロサンゼルスを舞台に、シングルマザーのサムが子育てに奮闘する姿を描いたドタバタコメディ。
女優のサムが3人の娘を育てるコメディドラマで、サムを演じるパメラ・アドロンは私生活でも3人の娘がいるシングルマザー。
『Better Things』のパメラ・アドロンはエミー賞コメディ部門の主演女優賞にノミネートされたことも。
アメリカでは2017年にシーズン2が放送され、シーズン3への更新も決定しています。 日本では、まだ放送や配信もされていない模様。
IMDbの点数 7.6(6,327人の評価)
次はアメリカのエンターテインメント雑誌「TVGuide」のトップ10第10位『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Netflix)
Netflixで2016年から配信されているSFドラマ。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』 シーズン2は全9話が2017年10月27日に一挙配信されました。シーズン2も世界中で話題沸騰中!世界中で大ブームを巻き起こしている作品です。
1983年11月6日、インディアナ州の国立研究所付近で、12歳の少年ウィル・バイヤーズが失踪。 母親は必死に捜しますが、ウィルは見つからず、不思議な能力を持った少女011(イレブン)が出現。友達のウィルを捜す少年たちはイレブンと共に、ウィルを救い出そうと奮闘するというストーリー。
80年代の『E.T.』『スタンド・バイミー』などの名作映画にオマージュを込められて作られ、どこかで見たことのあるような懐かしい80年代の雰囲気が特徴。 行方不明になったウィルを探し出そうと団結する子どもたちの友情や80年代の古き良き世界観、不気味さや怖さもあるSFミステリードラマに仕上がっています。
シーズン1は全8話で気軽に見れるのも特徴で、ハマってしまい、1日でイッキ見する視聴者も続出。 ウィルの母親を演じるウィノナ・ライダーも絶賛されています。 エミー賞では18部門でノミネート。
大ヒットしている『ストレンジャー・シングス 未知の世界』ですが、クリエイターはシーズン4で完結させる予定であることをインタビューで答えています。 先日、公式にシーズン3の製作が発表されました。
Stranger Things | Netflix Official Site
IMDbの点数 9.0(415,510人の評価)
第9位『ベター・コール・ソウル』原題:Better Call Saul(AMC)
『ブレイキング・バッド』に登場する胡散臭い弁護士ソウル・グッドマンを主人公にしたスピンオフ作品。
『ブレイキング・バッド』から6年前、三流弁護士だったジミー・マッギル(のちのソウル・グッドマン)。
三流弁護士で貧乏だったジミー・マッギルがどんな過程で、裏の汚い仕事も引き受ける弁護士ソウル・グッドマンになったのかが描かれています。
『ブレイキング・バッド』に登場するマイク・エルマントラウトが主要人物として登場。さらに、『ブレイキング・バッド』で強烈な印象を残したトゥコやチ~ン! チン! チン! とベルを鳴らしまくるヘクターも出演。
エミー賞にノミネートされるなど、評価も高く、アメリカでは2017年にシーズン3が放送されました。 『ベター・コール・ソウル』はシーズン4の製作も決定しています。
日本では、2017年12月16日からスーパー!ドラマTVでシーズン1が放送される予定。
Netflixでは、シーズン1から3までが配信中です。
Better Call Saul | Netflix
IMDbの点数 8.7(203,818 人の評価)
第8位『レギオン』原題:Legion(FX)
「X-MEN」シリーズ初のテレビドラマシリーズ。主人公デヴィッド・ハラーは“X-MEN”創始者のプロフェッサーXの息子。しかし、それを知らないデヴィッド。幻覚や幻聴に悩まされて自殺を図り、デヴィッドの不思議なパワーは統合失調症と診断され、精神科病院に入院。
精神科病院でシドニーという女性と恋に落ちるも事件が発生。デヴィッドは自分の能力や出生の秘密に向き合っていくというストーリー。
近未来感がありながらも、レトロなファッションやインテリアにも注目。
現実なのか、デヴィッドの記憶の中か見ている途中で分からなくなり、見た人にしかわからない不思議な映像体験が! いままでのドラマとは、一味違った作品になっています。
主人公デヴィッド・ハラーを演じるのは、『ダウントン・アビー』でマシュー役を演じ、実写版映画『美女と野獣』の野獣役を務めた英国俳優 ダン・スティーブンス。
『レギオン』シーズン1は2017年に全8話が放送され、シーズン2への更新も決定しています。
日本では、FOXチャンネルで放送されました。
U-NEXTでは見放題作品ではありませんが、『レギオン』シーズン1が配信中。
IMDbの点数 8.5(51,173人の評価)
第7位『 Last Week Tonight with John Oliver』
政治を風刺したコメディトークショー。IMDbの点数 9.0(54,452人の評価)
第6位 『THIS IS US 36歳、これから』(NBC)
36歳になった男女3人を中心に描いた心温まるヒューマンドラマ。
誕生日が同じ3人にはそれぞれ悩みが。イケメン俳優のケヴィンは自分が演じる役に不満が、ケイトは“脱肥満”を目標にダイエットに励んでいますが成果はイマイチ。エリートサラリーマンとして成功しているランダルも自分を捨てた父親と向き合うことに。
そんな3人には、実はつながりが。見るたびにほっこりと温かい気持ちになるやさしい家族のお話です。
アメリカでは2016年秋から放送が開始され、新作ドラマの中で視聴率1位を獲得。ランダル役のスターリング・K・ブラウンがエミー賞を獲得しています。
『THIS IS US 36歳、これから』はシーズン3までの製作が決定。アメリカでは、シーズン2が放送中。 日本では、NHK総合でシーズン1が放送中です。
U-NEXT では見放題作品ではありませんが、毎週金曜日、1話ずつ見逃し配信される予定です。
IMDbの点数 8.8(43,748人の評価)
第5位『マスター・オブ・ゼロ』原題:Master of None(Netflix)
2015年から配信されている大人向けコメディ。 ニューヨークで暮らす売れない俳優デフの日常が描かれています。
選択肢が多すぎて決断できないインド系アメリカ人のデフ。タイトルの『マスター・オブ・ゼロ』は、”何も極めていない”という意味。キャリアや恋人との結婚や子どもを作るかどうかなど、人生を左右する決断を迫られていきます。
インド系アメリカ人である主人公のデフ・黒人・LGBTなどマイノリティへの差別問題にも、ユーモアたっぷりにメスを入れています。
主人公を演じるのは人気コメディアンのアジズ・アンサリ。アジズ・アンサリは製作や脚本も手掛け、多彩な才能を発揮。 『マスター・オブ・ゼロ』の脚本家であるリナ・ウェイスはシーズン2の「サンクスギビング」というエピソードで、黒人女性として初めてエミー賞コメディ部門の脚本賞を受賞しました。
ウィットに富んだ会話も魅力の『マスター・オブ・ゼロ』はシーズン2が、Netflixで2017年5月12日に配信スタート。 シーズン1は全10話 1話約30分。日本でも、Netflixでシーズン1から2までが配信中です。
Master of None | Netflix Official Site
IMDbの点数 8.4(45,856人の評価)
第4位『LEFTOVERS/残された世界』原題:The Leftovers(HBO)
第3位『侍女の物語』原題:The Handmaid’s Tale(Hulu)
『侍女の物語』は カナダの作家マーガレット・アトウッドの同名ディストピア小説を原作にしたドラマ。
環境汚染による不妊問題の深刻化に苦しむ全体主義国家で、 子どもを産める女性が奴隷のように扱われる近未来のアメリカが描かれています。
主人公のジューンは夫と娘とカナダへ脱出しようとしますが、失敗。ジューンは従順になるように施設で調教され、政府幹部の権力者の奴隷に。名前も奪われ、オブフレッドと名付けられたおそろしい世界でのジューンの人生を描いています。
主人公オブフレッドをドラマ『MAD MEN マッドメン』『トップ・オブ・ザ・レイク~消えた少女~』で知られる女優エリザベス・モスが演じ、エミー賞主演女優賞を受賞しました。
エミー賞ドラマ作品賞など8部門を制覇した評価も高いHuluのオリジナルドラマです。 『侍女の物語』はシーズン2の製作も決定。
日本では、2018年にHuluで配信される予定です。
IMDbの点数 8.6(44,750人の評価)
第2位『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』(HBO)
第1位 『グッドプレイス』原題:The Good Place(NBC)
主人公のエレノアは気付くと見知らぬ部屋に。エレノアは死んで、”グッドプレイス”という天国のようなすばらしい場所に送られていました。”グッドプレイス”は生前に良いことをした人だけが来られる場所。しかし、エレノアは生前、悪いこと三昧…。なんと同姓同名の人と間違えられていたのでした。
エレノアは地獄のような”バッドプレイス”に行かなくて済むように、良い人間になり、”グッドプレイス”にふさわしい人間になろうと奮闘するというコメディです。
”グッドプレイス”はまるでおとぎ話の世界のように、メルヘン。 主人公エレノアを演じるのは、『ヴェロニカ・マーズ』や『HEROES/ヒーローズ』、『アナと雪の女王』のアナ役で知られるクリステン・ベル。
アメリカでは2016年秋からシーズン1が放送。シーズン1は全13話 1話約20分。 アメリカでは現在『グッドプレイス』のシーズン2が放送中。
日本ではNetflixでシーズン1が配信中。シーズン2はアメリカでの放送終了後に1話ずつ配信されています。
IMDbの点数 7.9(17,323人の評価)
次はアメリカの新聞「ワシントン・ポスト」The Good Place | Netflix
第10位 『ゴッドレス -神の消えた町-』原題:Godless (Netflix)
映画『トラフィック』、『オーシャンズ』シリーズで知られるスティーブン・ソダーバーグが製作総指揮を務める西部劇。
流れ者のロイは鉱山事故で男性が死に、女性だけが住む町ラ・ベルにたどり着く。 ロイは悪党集団であるフランクの仲間だったが、悪事に嫌気がさし、抜け出していた。ロイに撃たれたフランクはロイを追って、ラ・ベルに迫ってくるというストーリー。
ドラマ『ニュースルーム』で知られるジェフ・ダニエルズが荒くれ者のフランクを演じ、『ダウントン・アビー』の長女メアリー役で知られるミシェル・ドッカリーが女性だけが住む町ラ・ベルの住人アリス・フレッチャーを演じています。
Netflixで2017年11月22日配信開始。『ゴッドレス -神の消えた町-』は1話約70分、全7話のミニシリーズです。 日本でも、Netflixで配信されています。
IMDbの点数 8.6(11,151人の評価)
Godless | Netflix Official Site
第9位 『ヤング・ポープ 美しき異端児』原題:The Young Pope(HBO)
若くして、アメリカ人初のローマ教皇に選ばれたレニー。レニーはピウス13世となりますが、カトリックが守ってきた戒律を次々に破り、保守的で排他的な規律を打ち立てて、反感を買うことになるというストーリー。
やりたい放題の問題児として描かれるピウス13世は架空の人物。ローマ教皇が主人公ということで、きらびやかな美術や衣装にも注目。美しいバチカン市国の景色も楽しめる作品になっています。
主人公のピウス13世を演じるのは、ジュード・ロウ。ジュード・ロウ初のテレビドラマ主演作で、カッコよさを堪能できると話題に。
ピウス13世の育ての親ともいえるシスター・メアリーを演じるのは、映画『アニー・ホール』や『恋愛適齢期』で知られるダイアン・キートン。
『ヤング・ポープ 美しき異端児』は全10話。 シーズン2はキャストを一新し、別の教皇を中心にした『The New Pope』というミニシリーズが製作される予定だとか。
日本では、Huluで『ヤング・ポープ 美しき異端児』シーズン1が配信中。IMDbの点数 8.4(21,290人の評価)
第8位 『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』 原題:GLOW(Netflix)
2017から配信されているコメディ作品。GLOWとは1986年に設立された女子プロレス団体のこと。
1985年、女優志望のルースは金欠。すすめられたオーディションを受けにいくと、なんとそれは女子プロレスラーのオーディション。ルースは女子プロレスラーとしてプロレスショーのテレビ放送に向けて、奮闘するというストーリー。
80年代のメイクやファッション、流れる音楽も忠実に再現。80年代のちょっぴりダサい雰囲気が漂っています。 男中心の社会の中で、前進するルース。ブラックな社会風刺も満載です。
プロレスを見たことのない人でも、楽しめるコメディになっています。 実在するプロレスラーも多数カメオ出演。
『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の製作陣が描く『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』はシーズン1(全10話 1話約30分)が配信中。シーズン2の製作も決定しています。
IMDbの点数 8.0(16,043人の評価)
GLOW | Netflix Official Site
第7位『Better Things』(FX)
第6位『インセキュア』原題:Insecure(HBO)
第5位『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』原題:Feud: Bette and Joan(FX)
第4位『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』原題:Big Little Lies(HBO)
第3位『The Vietnam War』(PBS)
ベトナム戦争についてのドキュメンタリー番組。製作に10年以上、約3,000万ドルをかけた作品。ベトナム戦争に関わった人たちにインタビューし、10話に渡って、ベトナム戦争の実像に迫ったドキュメンタリーになっています。IMDbの点数 9.2(2,303人の評価)
第2位『侍女の物語』原題:The Handmaid’s Tale(Hulu)
第1位『ツイン・ピークス The Return』原題: Twin Peaks: The Return(Showtime)
架空の田舎町ツインピークスを描き、カルト的人気を誇った1990年代のドラマ『ツイン・ピークス』の続編。 1990~91年に2シーズン放送された『ツイン・ピークス』の25年後を舞台にしています。
田舎町ツインピークスで起こったローラ・パーマー殺人事件。その事件の捜査に派遣されたFBIのクーパー捜査官が事件の真相を探るうちに田舎町の負の側面を見ることなるというのが『ツイン・ピークス』のストーリー。
『ツイン・ピークス The Return』の製作総指揮を務めるのは、旧シリーズと同じ映画『ブルーベルベット』や『マルホランド・ドライブ』で知られるデヴィッド・リンチ。
『ツイン・ピークス The Return』では、デヴィッド・リンチ自らが全18話の監督を担当。 デヴィッド・リンチ監督の世界観をみっちりと楽しむことができます。
『ツイン・ピークス』でFBIのクーパー捜査官を演じたカイル・マクラクランも同じ役で出演。ナオミ・ワッツ、ティム・ロス、マイケル・セラなど多数の豪華俳優たちも出演しています。
『ツイン・ピークス』のファンだった視聴者にはうれしい続編でしたが、『ツイン・ピークス The Return』の最終回には賛否両論が飛び交っています。
日本では、WOWOWで放送されました。
IMDbの点数 8.6(28,080人の評価)
次は「OBSERVER」
第10位 『グッドプレイス』原題:The Good Place(NBC)
第9位 『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』 原題:GLOW”(Netflix)
第8位『ベター・コール・ソウル』原題:Better Call Saul(AMC)
第7位『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Netflix)
第6位 『ザ・デュース(原題) / The Deuce』(HBO)
第5位 『マインドハンター』(Netflix)
第4位『ハノーバー高校 落書き事件簿』『アメリカを荒らす者たち』原題:American Vandal (Netflix)
ある日、アメリカのハノーバー高校では教師の車に男性器の落書きがされる事件が発生。
日頃から反抗的で、問題児のおバカYouTuberディランが犯人だと決めつけられます。しかし、ディランは犯行を否定。放送部のピーターは無実を訴えるディランを見て、調査を開始。
その調査のドキュメンタリーを撮り、事件の真相に迫っていくという設定です。
架空の出来事を現実にあった事件のようにドキュメンタリータッチで描いています。言われなければ、ドキュメンタリーにしか見えません。
twitterやInstagramなどのSNS、YouTubeなどが多く出てくるのも特徴。
落書き事件という一見くだらない事件を追いかけていくうちに、アメリカの現代社会が抱える問題も見えてくる風刺作品です。
出演者はほぼ無名で、事前プロモーションをほとんど行わなかったそうですが、ドラマはヒット。
評価も高く、シーズン2の製作が決定しています。シーズン2はキャストとストーリーの舞台を一新するのでは?と言われていますが、詳しいことは発表されていません。シーズン2の配信は2018年の予定。
シーズン1は2017年9月に全8話が配信開始。1話約30~40分です。日本でも、Netflixで配信中です。
IMDbの点数 8.2(9,785人の評価)
American Vandal | Netflix Official Site
第3位『マスター・オブ・ゼロ』原題:Master of None(Netflix)
第2位『侍女の物語』原題:The Handmaid’s Tale(Hulu)
第1位『LEFTOVERS/残された世界』原題:The Leftovers(HBO)
まとめ
アメリカのニュース雑誌「TIME」(2017年のトップ10)
- 『Better Things』(FX)
- 『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』原題:Big Little Lies(HBO)
- 『LEFTOVERS/残された世界』原題:The Leftovers(HBO)
- 『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』原題:Feud: Bette and Joan(FX)
- 『インセキュア』原題:Insecure(HBO)
- 『またの名をグレイス』原題:Alias Grace(Netflix)
- 『アイ・ラブ・ディック』(Amazon)
- 『マインドハンター』(Netflix)
- 『Katy Perry Live:Witness World Wide』(YouTube)
- 『ザ・デュース(原題) / The Deuce』(HBO)
アメリカのエンターテインメント雑誌「TVGuide」(2017年のトップ10)
- 『グッドプレイス』原題:The Good Place(NBC)
- 『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』(HBO)
- 『侍女の物語』原題:The Handmaid’s Tale(Hulu)
- 『LEFTOVERS/残された世界』原題:The Leftovers(HBO)
- 『マスター・オブ・ゼロ』原題:Master of None(Netflix)
- 『THIS IS US 36歳、これから』(NBC)
- 『 Last Week Tonight with John Oliver』
- 『レギオン』原題: Legion(FX)
- 『ベター・コール・ソウル』原題:Better Call Saul(AMC)
- 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Netflix)
アメリカの新聞「ワシントン・ポスト」(2017年のトップ10)
- 『ツイン・ピークス The Return』原題: Twin Peaks: The Return(Showtime)
- 『侍女の物語』原題:The Handmaid’s Tale(Hulu)
- 『The Vietnam War』(PBS)
- 『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』原題:Big Little Lies(HBO)
- 『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』原題:Feud: Bette and Joan(FX)
- 『インセキュア』原題:Insecure(HBO)
- 『Better Things』(FX)
- 『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』 原題:GLOW(Netflix)
- 『ヤング・ポープ 美しき異端児』原題:The Young Pope(HBO)
- 『ゴッドレス -神の消えた町-』原題:Godless (Netflix)
「OBSERVER」(2017年のトップ10)
- 『LEFTOVERS/残された世界』原題:The Leftovers(HBO)
- 『侍女の物語』原題:The Handmaid’s Tale(Hulu)
- 『マスター・オブ・ゼロ』原題:Master of None(Netflix)
- 『ハノーバー高校 落書き事件簿』『アメリカを荒らす者たち』原題:American Vandal (Netflix)
- 『マインドハンター』(Netflix)
- 『ザ・デュース(原題) / The Deuce』(HBO)
- 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Netflix)
- 『ベター・コール・ソウル』原題:Better Call Saul(AMC)
- 『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』 原題:GLOW(Netflix)
- 『グッドプレイス』原題:The Good Place(NBC)
日本ではまだ放送されていない海外ドラマもありますが、どれも面白そうですね。日本で視聴できる最新の海外ドラマもたくさん! どれを見ようか迷ってしまいそう…。 気になるドラマはさっそくチェックしてみましょう。
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