Fingers crossed(フィンガーズ・クロス)で幸運を祈る
人差し指と中指をクロスさせる指のサインはFingers crossed (フィンガーズ・クロス)と呼ばれ、「Good Luck(幸運を祈る)」という意味に。指をクロスして、十字架を表現しているんだそう。ちなみに、相手に見えないように背中でフィンガーズ・クロスをしているときは、相手にウソをついているとき。「神様、ウソをつく私を許して」という意味があるそうですよ。
air quotes(エア・クオート)というジェスチャーをよくする
エア・クオートとは両手でピースサインをして、クイクイと指を二回曲げる仕草のこと。ダブルクオーテーションマーク(” ”)の意味で、話している単語を強調するために使われ、皮肉やブラックジョークを言うときに使われることも多いです。
握りこぶしを互いにあてるfist bump(フィストバンプ)であいさつ
とくに男性が親しい友達に会ったときや、何かが成功したときによくしているfist bump(フィストバンプ)。ちなみに、日本でハイタッチと呼ばれるものは、ハイファイブ”high five”と言います。fiveなのは、手を広げたときには5本指だから。下の方で手をパチンと合わせるのは、highではなくlow fiveと言うそう。
人差し指と中指で、自分の目を指して、相手の目を指す
"I am watching you/I have my eyes on you."「私がちゃんと見てるからな(監視してるから)」の意味。このジェスチャーをされたら、要注意人物になったということ!
口にチャックをして鍵をかけて、捨てるジェスチャーをする
秘密をしゃべらないというジェスチャー。鍵を捨てるジェスチャーは、鍵がなくなって、もう口を開けることはできないことを意味し、秘密は外に漏らさないということを表しています。
手で首を切るようなジェスチャーをする
アメリカと日本では意味が違うジェスチャーで、日本だと「会社をクビになった」という意味ですが、アメリカでは、stopの意味。誰かがしゃべっている後ろで、必死にこのジェスチャーをして「stop」と訴えているシーンがよくありますね。
胸に指でクロスマークを描く
このジェスチャーは、cross one's heart と言い、「胸に十字を切る」しぐさ。「ウソではないと、神にかけて誓う」(I swear to God.)という意味です。本当のことを言っているのか問われて、相手が胸に十字を切るしぐさをしたら、誓って本当だという意味です。
人差し指で鼻の横を触るしぐさをする
このしぐさは詐欺師を描いた 映画『スティング』で、指で鼻を触って詐欺の準備が整ったと合図するというシーンから使われています。 『キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き』や『ホワイトカラー』で、作戦の合図を交わすときに、このジェスチャーを見たりしますね。
「エア・クオート」は独特のジェスチャーで、海外ドラマでよく目にします。 ジェスチャーの意味を知っていれば、もっとドラマを楽しめること間違いなし!