『MACGYVER/マクガイバー』シーズン1第14話「フィッシュスケーラー」あらすじと感想 ネタバレ注意 !

  • 『MACGYVER/マクガイバー』シーズン1第14話「フィッシュスケーラー」
  • MACGYVER Season1 Episode14 "Fish Scaler"
マクガイバー

※ネタバレしています。

ライリーが個人的に開発していた顔認識プログラムが、テスト段階で本物の犯罪者を見つけ出した。その人物とはFBIの10大最重要指名手配犯の1人、ダグラス・ビショップ。元マフィアの幹部だった彼は、8年前にFBI特別捜査官の女性を射殺し逃亡した疑いがもたれている。ジャックはFBIに情報を共有すべきだと指摘するが……。 (Super! drama TVのエピソードより)
『MACGYVER/マクガイバー』シーズン1第13話「ラージブレード」前回のあらすじと感想はこちら≫

あらすじと感想

マティと人事考課の面談が始まる

研究員のボーザーはマクガイバーと脱出と戦闘の訓練。 「(マティが戦闘スキルがないことを)気にしなくもないとは言い切れなくもない。」"but you don't not know that she's not gonna not care."と四重否定。ややこしいですね。

ジャックはマティと人事考課の面談。にらめっこを3分も続けたというジャックとマティ。南米支局長だったマティはジャックがCIAを離れた原因らしい。ジャックとの間に何があったのかは謎のまま…。 マクガイバーはマティとの人事考課の面談をおそれて、コーヒーメーカーを出火させたり、ガムの包み紙で防犯システムが作動して封鎖するように細工していた。みんな新しい本部長マティにはビビッています。 妨害工作にマクガイバーのスキルが使われることになろうとは。

マティからは"Get your asses in here."「早く中に入れ」とメールが。 assesの部分がおしりの絵文字になってる!

FBIの10大最重要指名手配犯のダグラス・ビショップを捕まえる任務

ライリーの顔認識プログラムをテスト中、あるおもしろ動画に映りこんでいたFBIの10大最重要指名手配犯のダグラス・ビショップが見つかる。ダグラス・ビショップはフィラデルフィアを拠点とするマフィアの元幹部で、FBI捜査官のエヴァ・サントス撃ち殺して8年間逃亡していた。

店員が万引き犯の頭を殴ってペットボトルが破裂するおもしろ動画。あんまりおもしろさはわからなかったですが、ダグラス・ビショップの指名手配写真は凶悪犯に見えますね。

ダグラス・ビショップを演じているのは、 フランク・ホエーリー(Frank Whaley)。 『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』では、 ヴァン・ミラー役を演じ、 『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』や 『アグリー・ベティ』など数多くのドラマにゲスト出演しています。

FBIにはビショップの協力者がいる可能性があるため、フェニックス財団がビショップを捕まえることに。これが新しい本部長になってからの初任務。

マクガイバーとジャックは逮捕されてしまう

ジョージア州アトランタにあるおもしろ映像の舞台となったタナー食料品店。店員のアイリーンはマクガイバーとジャックをハリウッド関係者と勘違い。ジャックは目から上だけ業界人に見えると言うマクガイバー。微妙…というかどういう意味?

アイリーンにビショップの写真を見せるといつも"Gooey-Pies"というパイを買っていく常連客だという。"Gooey-Pies" は架空の商品のようです。Gooeyは「ねばねばした、べたべたした」という意味があるそうです。スニッカーズっぽいパイなんでしょうか?

アイリーンに気があるダグラスはアイリーンに絵を贈っていた。その中の、ビショップの部屋の窓から見える景色を描いた風景画から、三角法で住んでいる場所を割り出す。

ユニークなキャラクターのアイリーンを演じているのは、 コメディエンヌでもあるシオバン・ファロン・ホーガン(Siobhan Fallon Hogan)。映画 では『メン・イン・ブラック』や 『少年は残酷な弓を射る』に出演し、ドラマ『ウェイワード・パインズ 出口のない街』ではアーリーン・モラン役で出演しています。

マクガイバーとジャックはビショップの部屋へ。ビショップは留守で、新聞には23-5と走り書きが。そこにブルックスとチョウ 2人のFBI捜査官が突入、マクガイバーとジャックは逮捕されて、車に押し込められる。

2人のFBI捜査官はフィラデルフィアの人間で、ビショップの協力者の可能性が。マクガイバーは車のギアをニュートラルに入れ、下り坂ををくだり、配線をいじってエンジンをかけ、逃走。急ハンドルを切ったときに、ジャックの顔がべったりと窓にはりつくのが、おかしかったですね。

一方、音楽を聞いてノリノリで特殊マスクを作っていたボーザーは18分半もマティに見られていた。マティの無言の圧力がすごい。

ビショップは捜査官殺していないと主張

ビショップの偽名名義の車は駅前で見つかるが、マクガイバーは電車ではなくバスで移動すると推測。新聞に書いてあった23-5を手掛かりに、ビショップは23番、午後5時出発のバスに乗ることが判明する。

FBI地域局長のマーティン・ドライアーがマティに電話をかけてくる。ドライアーはアトランタに諜報員を送り込んだのか、さぐりを入れてくる。

マクガイバーとジャックはバスターミナルへ。マクガイバーはマティとジャックの間に何が起こったか聞き出そうとするも失敗。ジャックの気取ったマネをするマクガイバーがおもしろかったですね。 バスターミナルでビショップを発見。マクガイバーは清掃用のボトル2つをひもの両端につないで投げ、ビショップを捕まえる。マクガイバーが作った道具はボーラ(bola)というそう。

捕まったビショップはFBI捜査官に汚れ仕事をさせられ、捜査官殺しの罪をかぶせられたと訴える。

汚職捜査官はブルックスだと特定される

ビショップは脅されて電話で指示され、密告や証拠の捏造をおこなっていたが、エヴァ・サントス捜査官に自首するつもりだった。しかし、エヴァ・サントス捜査官が汚職捜査官に殺されてしまい、ビショップは逃亡していた。 マクガイバーとジャックはとりあえずビショップをモーテルにかくまう。

マクガイバーは扇風機にテグスを結びつけ、階段に張り巡らせて、人が来たら扇風機が回るようにする。ジャックは自販機で夕食を買いそろえていた。その中には、ビショップが毎日買っていたパイが。しかし、ビショップはそのパイが嫌いだった。逃亡中のビショップは恋したアイリーンに嫌いなことを言い出せず、パイを買い続けていた。

運命の人に乾杯するジャックとビショップ。ジャックは他の人と結婚してしまった運命の人のサラを忘れらないようです。

エヴァ・サントス捜査官が殺された瞬間の監視映像は改ざんされていた。元に戻すと、ビショップではなく、車のかげから別の人物がサントス捜査官を撃っていた。

ビショップの話は本当だと確かめられるが、FBIの指令で警察がモーテルにSWATを送り込んでくる。マクガイバーはルームキーを削って、バンプキーを作り、備え付けの聖書で衝撃を与えて鍵を開け、次々と隣の部屋へ。そして、逃げ出すことに成功する。

ライリーはSWATを送るように指令を出した端末はブルックスのものだと突き止め、汚職捜査官のブルックスは捕まる。

ライリーの人事考課

ライリーはマティと人事考課の面談。「ウェバー本部長ではなくマティと呼んで、ウェバー本部長は父親」だとわかりにくいジョークを言うマティ。 父親は実際に靴の販売本部長だったらしく、もはやどっちもジョークじゃない気が…。

ライリーはNSAに2回ハッキングし、その前には国防総省に腕試しでハッキングしたことが問題に。ハンドルネームはアルテミス37。アルテミスはギリシャ神話の女神の名前です。 ライリーは辞めさせないでほしいとマティに訴え、ライリーは暫定的にチームに残ることが決まる。

汚職捜査官はブルックスではなくドライアーだった

翌日、ボーザーは作戦指令室に。ボーザーはマティにブルックスは犯人ではないと指摘。ブルックスはいまだに現場の捜査官。ビショップに証拠の捏造をさせていたなら出世しているはずだと意見する。

マクガイバーとジャックはビショップを引き渡そうとしていたが、マティが手配した人物とは別人のFBI捜査官だった。ビショップは声でドライアーが汚職捜査官だと気付くが、人質にされてしまう。銃を向けられるが、マクガイバーは電気自動車の充電スタンドを配電盤に突っ込み、犯人の真上にある電気から火花を散らせてドライアーを逮捕する。

ビショップは逃亡から解放され、すべてを打ち明けたアイリーンと刑務所デートを約束。6年も思い続けていた相手に気持ちを伝えることができて、よかったですね。つらい刑務所生活もアイリーンの支えがあれば、耐えられそうです。

凶悪犯かと思われたビショップは実は汚職捜査官にいいように使われていた逃亡犯でした。 マティに電話してきたときには、ドライヤーは曲者っぽかったですね。ビビりながらも意見を率直に伝えたボーザーの鋭い指摘は的中。ボーザーの人事考課は上手くいき、権力者に臆せず事実を言ったと褒められました。

ジャックとマティの問題は個人的なもので、チェチェンでの潜入捜査までは友達だったという。チェチェンでの潜入捜査で何かがあったらしいですが、またしてもくわしいことはわからずじまい。

マクガイバーの人事考課

最後は、マクガイバーの人事考課。マティはぶっつけ、即興("improvise")のやり方は好きじゃないときっぱり言う。そのやり方で問題をおこしたら、二度とぶっつけ、即興はやらせないと忠告する。

厳しいマティのもとで、マクガイバーたちはどうなるでしょう。マクガイバーから即興("improvise")を取り上げてしまったら、持ち味が…(そんなことはないでしょうが)。ジャックとマティの因縁も気になりますね。チェチェンで何が起こったんでしょう…?今回、クリップアートはなし。 ちなみに、題名の「フィッシュスケーラー」は魚のうろこ取りのことだそうです。

登場人物・キャスト

『MACGYVER/マクガイバー』登場人物・キャストの紹介はこちら≫

ドラマの中で流れた曲

  • 24K Magic - BRUNO MARS

気になったセリフをPick Up

「あなたは弾を込められた銃と同じよ。とにかく弾を撃ちたいの。狙いなんかどうでもいい。誰だろうとどこだろうと。そこで私の出番。あなたは私の手に収まった。正しい的に向けるのが私の責任。」
"See, that mind of yours is like a loaded gun. And a gun just wants to fire. It doesn't particularly care who or what it shoots at. Which is where I come in. You've fallen into my hands, and it's on me to aim you at the right targets."
マティのセリフ

昔、ハッキングをしていたライリーに対するマティのセリフ。ライリーがチームに残れて一安心。マティはこわいですが、いい上司のようですね。

今回のマクガイバーの主なスパイ技術

  • 犯人の部屋の窓から見える景色を描いた風景画から、三角法で住んでいる場所を割り出す。
  • 車のギアをニュートラルに入れ、下り坂ををくだり、配線をいじってエンジンをかけ、逃走。
  • 清掃用のボトル2つをひもの両端につないで投げ、転ばせて捕まえる。
  • 扇風機にテグスを結びつけ、階段に張り巡らせて、人が来たら扇風機が回るようにする。
  • ルームキーを削って、バンプキーを作り、備え付けの聖書で衝撃を与えて鍵を開け、次々と隣の部屋へ逃げる。
  • 電気自動車の充電スタンドを配電盤に突っ込み、犯人の真上にある電気から火花を散らせて真犯人を逮捕する。

『MACGYVER/マクガイバー』のエピソードリストと登場人物・キャストの一覧はこちらへ≫

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